今日はひょんなことから頼まれた2ストジョグsa24jのエンジンやキャブ交換など整備前にカウルを剥がないといけませんが、その手順です。
多少順不同はありますがご参考になれば幸いです。
ホンダ車とは異なりいきなりメットインボックスがスポンと外せないのがYAMAHA車ですので、早速見ていきます。
2ストジョグのカウル剥ぎ手順
車体左側
シートを開けて10mmでボルト2つを外す。

ドライバーでねじを2つ外す。

10mmでシート固定ボルトを外してシートを外す。

リアキャリアを10mmで外す。
後方地面側からネジを1つ外す。

前方横側からネジを1つ外す。

サイドのアンダーカウルを後ろに引っ張り外す。

※ネジ固定金具は外れやすいのでご注意!

シート下カウルのネジを2つ外す。

車体右側
ここ迄してきた事の全く同じ事を右側面もします。

車体中央
シート下窓を開ける。

燃料コックを開けてシート下カウルを外す。

ガソリン臭凄いのですぐコックを締める。

シート内のクッションカバーを外す。

ボルト2つを外してメットインBOXを外す。

ステップボルトを3つ外す。

バッテリーリッドを開けてバッテリーを外して、もう一つボルトを10mmで外す。

これで、天井側+後方に引っ張りながらステップボードを引っ張ると外す事が出来ます。

注意ポイント
ステップ外す時は、ヒューズ配線の断線に注意!
カウル剥ぎ作業完了
やっとこれで整備しやすくなりますね。
それでも鉄フレームに包まれてますので、ギア車とかと比べると作業は大変ですよね。

2ストジョグのカウル剥ぎで必要な部品・工具類
インパクトと電動ドライバーがあれば問題無いです。
カウルバイクや原付はエンジン到達までが長いので、手工具のみだと嫌いになります(笑)。
部品類:
特に無し。
工具類:
信濃からHIKOKIへ変更となりました。
●インパクトレンチ|Hikoki
HiKOKI(ハイコーキ) 36V インパクトレンチ WR36DH 最大緩めトルク650N・m 最大締付けトルク350N・m バッテ...
●ペンインパクトドライバー
これはエアコン整備などで必須ですが、整備でも使えます。10v未満パワーなので壊すことなく家電組立てや解体で重宝します。これはHIKOKIよりもマキタの方が圧倒的に使い易い。スイッチの押し方がそもそも違うので圧倒的。
2ストジョグの整備前カウル剥ぎ作業動画
今回の作業動画です。


