いや~小型バイクファンにとっては寂しいニュースが色々きますがそれについて書いていきます。
まずは名車ベンリィ110生産終了について、ともう一つが2025年原付一種生産終了についてです。
ベンリィ110/PRO:生産終了について
2022年10月に名車ベンリィ110/PROが生産中止になります。(確定)
この発表はHONDA公式ページによると2022年4月後半にリリースされてますので半年後には生産中止するよ~って結構急ですよね。
郵政だけでなくビジネスとしてかなり助けられたビジネスバイクHONDAベンリィ110/PROですが、いよいよ新車世界から消えます。
目まぐるしい規制渦中に開発されたバイクの為、そんなに長期に渡って世に出たバイクではありませんが大人気の原付二種バイクでした。
生産中止理由は、ユーロファイブ・令和二年排ガス規制の猶予期間が来ての発表との事です。
これに関しては個人的には何かマフラー触媒なり何なり開発して続投して欲しかったですが残念です。
10月までは受注生産方式で注文を承るという事でした。
※ベンリィ50ccに関しては2025年まで生産継続との事です。(予定)
2025年問題:原付1種(~50cc以下)生産終了について
●エンジン車(ガソリン)
現状排ガス規制に対応するための装置開発費や、日本独特の原付一種というくくりでは世界で売るには需要と供給バランスから赤字になるそうで、今後はミニバイク系は電動へシフトしていき、エンジン車に関しては51cc以上特に100cc以上に力を入れていくという世界を見据えた形となるようです。
これに伴い2025年には50ccいわゆる原チャリと呼ばれて日本で親しまれてきた小型が新機種生産は全面的に終了という流れとの事です。
これに関してはかなり前から発表されてましたが2年程度延長の可能性もあるとの事です。
ですので日本では今自動車学校にて、「中型免許・大型免許」取る人がかなり増えててある程度時代に備えているのかなというのも感じ取れます。
日本は原チャリ大国でしたので、1980年には200万台弱売れていた原付ですが2022年の今は10万台強と約1/20まで減少しています。
売れなくなると企業の撤退もやむなしとなりますよね。
ラインナップの縮小をみてもHONDAはエンジン・電動含め小型発表の新車ベースで13種類しかありません。
ヤマハ4種。スズキ2種。カワサキは0。
50cc以下エンジン車に絞ると更に少ないという現状ですので、撤退傾向にあるのは目に見えています。
その代わりとは言いませんが、世界でも戦える100cc以上のラインナップに力を入れてて、特に復刻系小型バイクは100cc以上のエンジンを積んで爆発的な人気があって尚更自動車学校へ免許取りに行く人が拡大してるという事です。
小型でも100~大型までのエンジン車は維持。そして50CCは2025年まではこのまま生産継続。
世界的には2050年までにはガソリン車全撤廃は掲げられてますのでその辺も巻き込まれながら私は死んでいく年齢です(笑)。
※注:HONDAは2040年までにガソリン車撤廃表明してます。
●モーター車(電動)
ただ今度は今まで積極ではなかったハーレーやBMW等が電動小型バイクへがんがんに参入してきている実態も有り、電動バイクへの移行も同時に加速するはずです。
特にエンジンからモーターへ移ることによって、既存メーカーも当然ながら聞いたこともなり新興メーカー・代理店も一気に爆発的に増えてます。(特に欧州・中国の初耳メーカーが凄い多い)
もちろん既存メーカーも頑張るのは間違いないです。
まだインフラが完全に整ってませんので、バッテリー問題や、コスト問題、故障した時の修理屋さん問題等どうなるんですかね??
個人的には集合住宅の人なんかは充電どうするの??という疑問も強くて走るのは判りますが、他利便性等はどうなるのかという所に注目してます。
寒さに弱いバッテリーですので寒冷地での大幅な劣化はニュースにもなってましたが、世界的普及にはその辺の開発も同時進行しながらいまスライドしている最中の真っただ中なのかもしれません。
電動バイク取入先駆者:郵政
2022年現在郵政で使われているカブとベンリィe:原付一種、原付二種ですが、モーターは共通の物を使用していて原付一種登録分のみモーターの出力を抑えて一種扱いになっているそうです。
これからの原付一種は50ccからモーターへなり、原付二種と車体が共通ながらモーターパワーが抑えられた車両が販売されていくかもしれませんね。
小型ファンにとっては寂しいですが、中古市場ではまだ長い事続く原チャリ、今ある物を大事にメンテナンス・修理していきたいものですね。
それよりも仕事車としてビジネスバイク移行を本当に電動が使えるのか?(既に一つの代理店が大きく販売出てよく見かけますが業種により使える・使えないが大きい)
この辺も私の会社も考えていかないといけません。ウ~ン
【2025年問題についての動画
今回の動画ですが、個人的感想話もある事をご理解ください。