Warning: Undefined property: stdClass::$Offers in /home/hiroshibike/hiroshibike.com/public_html/wp/wp-content/plugins/wp-associate-post-r2/classes/class-amazon.php on line 159
Warning: Attempt to read property "Summaries" on null in /home/hiroshibike/hiroshibike.com/public_html/wp/wp-content/plugins/wp-associate-post-r2/classes/class-amazon.php on line 159
ページコンテンツ
※今回の作業はいつもに増して特に自己責任です。
今日はノーメンテで10年付き合ってきたひろしバイク整備での最強の相棒!!!
信濃工機SI-160W(新型:SI-165W)のバッテリー交換です。
このサイズで(旧)300~(新)350N・mトルクを誇り、取り回しのめちゃくちゃしやすいコードレスの整備用インパクトレンチです。
私は一押しですがトルクだけみるとまだ上はありますが、「重さ・大きさ」がトレードオフになるのでこのサイズ最高です。
※因みに36Vタイプは18vと違い電池の本数が直列で繋いで、更に倍にしてるので18vが5本なら10本とバッテリーから一気に重たく大きくなります。
整備では18vが取り回し込みで最強感ありますよね、ただ工事現場足場・高所などだと36v良さげです。
という事で私の使用頻度で10年もっただけでも凄いのですが早速電池パックを回復させていきます。
そう、KTCや信濃工機は高品質・高性能は元より基本ホームセンターにバッテリーが無いので割高なんですよね。
これを減力原因の調べ方とバッテリーの交換方法です。
必読:重要事項
基本ほぼ全て18650サイズのリチウムイオン電池が世の中多いですが危険物のため取扱い「保管方法・廃棄方法・使い方」には重々注意。
- ※爆発する恐れがありますので、知識ある人以外は絶対してはダメです。[※法律違反ではありません。]
- ※再度:この作業は簡単ですがミスすると発火・爆発等大事故を伴いますのでいつもに増して完全なる自己責任です。
- ※最終的に詐欺電池・劣化電池出ない限りを21v手前になるはずです。
- ※生セルにPSEマークは付きませんが、輸入品の場合付くことがあるそうです。(プロ情報ですが未確認ソース情報)
- ※電池パックに関しては基本全て「生セル」である必要が有ります。
- ※改造・改変を助長してる訳では無く、純粋にDIYをしている記事となります。
電動インパクトレンチの劣化状況について
一回の使用で1v以下の電圧低下が起こり、パワーダウン+保護回路により頻繁に停止が発生しだしました。
※元気な場合は20vを越します。(絶対定圧21v未満)
※電極板は片側2つ同時接地させる必要がありますので注意【※動画参照】
注意ポイント
- リチウムイオン電池は、公称電圧3.7V ・満充電時4.2V(絶対定格。0.1Vたりとて超過してはいけない)
- 終了電圧は2.8V 劣化を防ぐため大概、その手前の3.2Vで放電を停止するようになっています。
- バッテリーパックの場合、大概1本がダメになっています。
バッテリーパックの中身交換と劣化原因特定
バラシ作業
トルクスねじT10を外す。
本体とのロックボタンを外す。
カバーを外す。
電池パックユニットを引き抜く。
電池カバーを外す。
これで電池パックが取り出せます。
(+)(-)両極端の鋼帯を外す。
サーミスタを引き抜く。(切断注意)
安全の為取付時は必須です。(基盤次第)
1本づつ電圧を測れば原因電池が判明します。
原因確定しました
これでパワーダウン原因が確定しました。
電池パックの内1本が電圧低下で保護回路発動の3.2vギリギリのリチウムイオン電池18650を見つけました。
直列繋された鋼帯を全て外す。
新しい生セルは微電流で初期充電しておく。
注意ポイント
※公称3.7v×5本の直列繋ぎで18vの電池パックとなってます。(36vなら10本なので当然大きく重くなります)
※注意!:繋ぐ時に間違えて並列になるとかなり危険との事です。
必ず全て交換。今回はINR電池使用してます。
※向き間違うと大事故になります。
鋼帯の貼付け。間違うと大事故になります。
スポット溶接機で溶接していく。
※繋ぎ方を間違えないようにスポット溶接していきます。
サーミスタを元位置に埋め込み導通ボンド。
(これはアルミシール新品ならしなくてもOK)
アルミシールを貼る。
シリコン形成液状ガスケットを塗布。
これで電池パック完成ですが念のため電圧確認。
最後に基盤を被せて[+.-]両極を溶接して完了。
これで電池パック完成しましたので、あとは丁寧に元通りに組み立てていけば完了です。
組立て作業について
※組立てに関しては逆手順ですので【※動画参照】下さい。
電動工具バッテリーパックに必要な部品・工具等|※広告・PR
今回使用した部品・工具等|※広告・PRです。
部品類:
●電動インパクトレンチ|SI-170W(新型)
エアー工具のエキスパート信濃機販ですが、壊れない!ひろしバイク超おすすめの電動インパクトレンチ。
先っちょの引っ込んだコンパクト大工形状と違い、整備のしやすい突き出し形状です。
エンジンなどにもコンパクトで小回りが効きながら使用出来て、足回りなどにもツインハンマーなので対応出来ます。
※私はSI-160ですが165w→新型170wが現在の新型です。
●リチウムイオン電池パック
電池パックは高価ですがDIY自信ない人は必ず電池パック製作済をご使用下さい。
※SI-160W(旧型)SI-165W(新型)新旧共用です。=SI-B2045LA
※170w用=SI-B2029LA-2
工具類:
●リチウムイオン電池18650
これが偽物が多くて難しいとの事ですが、メーカーから購入する事が出来ませんので、私は以下のお店で以下の商品を購入しましたが正規品かの証明は私には出来ません。【※動画参照】
容量詐欺かどうかは放電計測装置があれば時間かかりますが挿しておくだけで測れます。
●導電性接着剤またはアルミシール
温度管理センサーであるサーミスタ周辺に使用しましたが、接着性は弱いのでシリコン形成ガスケット等で覆ってあげたりした方が安心です。
●液状ガスケット
今回は電池同士のクッションの役割および引っ付けに使用してますが、バイク持ちなら持ってて後悔しません万能ガスケット。
クランク合わせ・漏れ・ボルトネジロック代わりとシリコン形成型ガスケットでバイク以外DIYでもめちゃくちゃ活躍します。
●スポット溶接機
これが無いと鋼帯と電池の引っ付けが出来ません(※半田は絶対禁止)
因みにこの商品は0.1mm鋼帯がセットで入ってました。
●電気テスター
これは安いのでもよいので一つは必ず持っておきましょう。
配線に電気が来ているか、そして何Vで何A来ているかが即座に分かります。
私のはこれ通常の電気針+ミニクランプ付き
※クランプ式はほとんどがACのみで、0.1Aが限界のテスターが多いです。
※クランプ式はごちゃごちゃ配線の場合掴みが太いのでしんどい作業になります。
※安物すぎるものは小数点以下表示に注意。
※おすすめは”AC/DC対応・0.01A”を捉える事が出来る精密な”半クランプ”のこいつ。
これがこの価格。家庭の配線にもおすすめです。
※機能やサイズなど異なりますので型番間違えないように要注意。2012番RAです。
共立電気計器 (KYORITSU) 120A RMS AC/DCクランプ付デジタルマルチメータ KEWMATE 2012RA
使えば唯一無二のAC/DC対応0.01A商品と分かります。(普通3万円以上)
トラスコからも近似価格で出てますがクランプと本体が一体型でしかも0.1Aまでしか電流分解出来ません。
テスター注意点
※壊すときは大抵電流(A)もしくは電流から電圧に針をつけたまま切り替える時です。小学校の時習いましたが大き目設定値からどんどん小さく計測していきますがヒューズ入りですが念のためお気を付けください。
※怖い人はバイクの場合、電圧・抵抗値の2つを使用すればテスターを壊す事もありませんし、これはデジタルなので(+)(-)逆に付けてもマイナス表記されるだけで壊れません。
電動インパクトレンチバッテリーパック内リチウムイオン電池交換作業動画
今回の作業動画です。