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【2stバイク編】やってはいけないNG整備・凡ミスあるあるTOP10|負圧ホースの仕組みも解説

2021年2月24日

今回は2stバイクでありがちな「整備中におけるあるあるの凡ミス!」トップ10をピックアップしてみました!

実際に今回読者様ご質問で多かったもの+私が経験してきたものを上位から10個選択して洗い出してみました。

2stバイクを整備してる時の「あ~!それあるある」的なミスの特集です。

この辺のミスはいわゆる通常のミステイクと異なり、分かっていても疲れていたりバタバタ作業するとうっかりしてしまうミスばかりですが、だからこそ慎重にが必要ですね(^^;)

使用バイクはジャイロUPですが、2stバイクなら共通ですので、早速みてみましょう。

ついでにご質問いただく前にこれらの確認もお願いします。

今回は2stバイク編です。

 

2stバイク整備中のあるある凡ミス|順不同

1:ブラグコード抜け

イグニッションコイルからプラグキャップにかけてのコードですが、キャップへは挿し込まれているだけですので整備中に手が当たったりキャップの向きを変更したりすると電極が離れやすいです。
密着してなくても電気なので飛んで流れますが力に影響します。
特に狭いプラグ窓からプラグ交換作業する場合起こりやすいので注意です。

症状例

  • トルク不足・スピード加速不足へ繋がります。

 

 

2:ニードルジェットの向き間違い

これは読者様からですが私も昔経験あります。
キャブレタートップ内のニードルジェットの向きを180度間違えて挿入すると常にエンジンかけた状態から「フルスロットル状態」です。
古い2st時代のバイクでは逆向きにしても蓋が締まるものがありますので、とんでもなく危険ですので重々ご注意下さい。

症状例

  • 掛かりにくいですが、エンジンを掛けた瞬間繋がると全力で飛び出します。

 

 

3:エアチャンバー・コネクタホース詰まり

エアチャンバーにゴミなんか詰まるわけないじゃんって思うかもしれませんが、ホースが断裂しまくりますので補修してテープ接着が甘いと、オイルでヌルヌルになりテープが詰まった経験があります。
これが詰まるとキャブレターにゴミ関係逆流してすぐにキャブが詰まりますのでご注意下さい。
これはあるあるというよりマニアックです。
詰まる位なら無い方がマシな部品です。

症状例

  • キャブレター内ジェット詰まりの誘発。

 

 

4:エアクリBOX・コネクタホース側の隙間

これは良くあって私もですが読者様だけでも3件はありました。
ここに隙間が出来る原因はキャブレターを外す時にここをめくってホースごと外すのが楽だから変形していったり削れていったりするからです。
もっともシンプルに綺麗にはめ込みが出来て無くてエアーを吸い過ぎて失速するという所です。

症状例

  • このホースはフィルターより後、キャブレーターより手前ですので穴空いてたら、キャブレターへゴミを直行便で届けます。
    キャブ前なので失速の原因となりやすい場所です。

 

 

5:インシュレーターの前後向き・天地向き間違い

インシュレーターの向きの間違いは私は昔幾度となくやらかしてます。
とりあえず向き適当でも留まってしまうので急いでる時や意識が甘かった頃は良くしていたミスです。
前後の向きだけではなく天地向きまで合わせないと大量に空気を吸いますのでご注意下さい。
ひび割れでも二次エアーすいますのでご注意を。

症状例

  • キャブレター寄り後、エンジンより手前なのでエア調整もできず、混合気が確実に薄くなり、焼き付き・エンジン異常回転に繋がりやすいです。

 

 

6:オートチョーク固定具の向き間違い

これは向き関係ないじゃんって思うかもしれませんがあります。
天地向きに関してはさほど問題ありませんが、判弧の金属がありますがネジ穴だけを合わせて逆に取付すると、絶妙に微妙にサイスが異なりますのでチョークをしっかり抑えれない様になり二次エアーの原因となります。

症状例

  • 始動性の悪化。

 

 

7:負圧ホース亀裂・詰まり

他のエアリードチューブ・フューエルチューブ・オイルパスチューブのようにキャブレターに直接ついていないのでついつい疎かにしがちな負圧ホース
燃料負圧式の場合(重力式を除く)、インテークマニホールドから燃料ポンプ弁へとどのバイクも繋がっています。
エンジンピストンが動くとエンジン側への吸い込み圧力が働きますよね。この時負圧ホースからもエンジン側へ吸い込む力が働きます。
この吸い込む力(負圧)で燃料コック弁を開けてキャブレターへ燃料を流しますが、ホース亀裂などがあると負圧力不足でうまく燃料弁が開きません。

注意ポイント

※より詳しい解説は【※動画参照

よって当然詰まったり亀裂が大きい場合、燃料をキャブへ運べないので燃料不足となります。

症状例

  • エンスト・失速の繰り返し。始動性悪化。

 

 

8:2stバイクのカーボン落とし溶剤の注入方法

2stの場合はカーボンがエンジンへ溜まると圧縮が異常に上がりピストンリング破損や故障へ繋がります。
逆に4stの場合はエンジンバルブに噛んで圧縮抜けに繋がります。
どちらもメンテ方法はインテークマニホールド側からカーボン落とし系溶剤を入れてエンジンをかけてあげますが、プラグ穴から溶剤を入れてそのままプラグを装着してエンジンを回すと、溶剤がエキパイへ逃げる前にウォーターハンマー現象を起こして破損へ導く事があります。
万が一プラグ穴から溶剤を入れる場合は、フライホイールを手で回してカーボン掃除をしると良いです。
※2stの場合は単純構造なのでエンジン開けて綺麗にカーボン除去掃除した方が早いです。

症状例

  • エンジン内ピストンリングの破損。

 

 

9:エキゾーストパイプ・チャンバーの接続ミス

2stの場合はマフラーが、エキゾーストパイプとチャンバーとで別れてる場合が多いので接続部の支点が最低3か所以上ある事になります。
ジャイロでいうと4ヶ所ですが、もちろん最優先がシリンダー側となりますが、全て均等にする必要が有り固定部が甘いと2stの大振動を常に拾う事になるのでひび割れ、支え部のクランク割れ、ファイナルリダクションからのオイル漏れ、等二次災害に繋がる事も有ります。
2stバイクはただでさえ4stと違い重量のあるマフラーかつ、大震動ですので金属疲労も蓄積しすぎると二次災害へ広がりやすいのでしっかりと。

症状例

  • エキパイ割れ接合部からの廃棄漏れによる爆音等。

 

 

10:タンク側の燃料コックON/OFFミス

何度やらかしたことか。
キャブレター周り触る時は燃料コックを切っておきますが整備に没頭して途中途中の点検でエンジン確認しますが、「あれ~かからない」という時にコックをONへ戻して点検するのを忘れてしまったこと多数。
気づかずに再度バラシて整備したりして後で気づいて「おい!これかい!」と突っ込んだ事も多数。

症状例

  • 燃料止めるので当然のエンジン不動。

 

 

という事で色々見てきましたが当然まだまだ凡ミスしやすい気を付ける所は沢山あります。

ただ誰しも一度くらいはミスしたことあるものがあったのではないでしょうか??

分かる!!!それあるよね~っと思って頂ければ幸いです。

 

 

2stバイク整備中のあるある凡ミス【TOP10】作業動画

動画でも解説してます。

 

私なんていまだにしちゃうものもあったりします(;'∀')
ひろしぱぱ整備人

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