ジャイロUP [TA01]

【ジャイロUP】パーキングロックレバー・ワイヤー調整方法

HONDAジャイロUPの基本メンテナンスの一つになります。

ジャイロUPに限らず、ジャイロX・キャノピー共に同じ原理です。

ワイヤーが伸びるものである以上、いつかは必ず緩んでパーキングロックが効かなくなる時がくるので調整する方法です。

最大限に締め込んでも、ロックした後前後に進むようであれば、ワイヤーの交換となります。

※2カ所の点検調整が必要です。

 

ジャイロUP:パーキングロック不良のメンテ修理方法

一般整備マニュアル

HONDAマニュアルより調整方法がきちんと出ています。
ワイヤーが伸びるごとに必ず締め直す必要が有るパーキングロックワイヤーですが、そのメンテナンス整備方法です。

  1. ハンドル下パーキングワイヤー調整部(こちらで直る)
  2. 足元ステップ下パーキングワイヤー調整部

ハンドル下の調整部だけでもたいてい直りますが、忘れずに足元下のステップのレバー遊び調整も必要です。

 

1:ハンドル下:パーキングロックワイヤー調整方法

10mm”で”レッグカウル”と”ステップ”のボルトを外します。

前方からレッグカウルとステップを繋ぐスクリューねじを外します。

左横から覗きます。
この状態になっています。

上のロックナットを緩めます。12mmです。
緩めるとパーキングロックワイヤーを外せますので外して、指で最大限上まで上げます。

そのあと固定部へはめ込み、12mmスパナで締めていきます。
ゆっくりと上へあがっていきます。

最後に12mmスパナ2つで同時にガッチリ締め込みます。
ここが抜けるとハンドルパーキングレバーがスカスカになります。

これで完了です。
ガガガ~っとロックしてるのに前後へ動く状態はガッチリロックされます。
次はパーキングロックレバーの遊びの調整です。

※この時にワイヤーオイルをしておいてください。
入れた後パーキングレバーをシャカシャカ上げ下げして何回か注入します。

ワイヤー固定位置をカチカチの位置まで調整したのでレバーを上げてパーキングロックする時、固くなっていればOKです。

これでレバーが固くなります。
ただレバーが固すぎると疲れるし、緩すぎてもだめなので次へ進みます。

 

2:ステップ下:パーキングロックワイヤー調整の仕方

調整方法です。
ジャイロの足元ステップ右側下をのぞきこみます。
8mmボルト2つを外します。
右側(上側)ボルトが超外しにくいのでボルト頭をナメないように注意。
真ん中にゴム小窓がありますが、どんな手の小さい人が作業するんだという小ささです(笑)。
あと仕組みを理解するために必ずフタ事外して下さい。

面倒でも、上側のボルトはメガネレンチを使用。
ここのボルトはナメ易いので要注意です。
クリアランスのない場所が場所だけに最悪の事態になります。(過去経験有り)
心配な人は、足元ステップを外せば簡単です。
ステップを外して上から見た写真↓

パカっと蓋を開けると、パーキングロックのワイヤー調整部が出てきます。

ロックナットを緩めます。
やり方は2つありますが一つはこれ。
ワイヤーが空回りするので、左手で8mmスパナで押さえて、右手でロックナットを緩めます。

もしくは、

右手で調整ナット10mmを固定して、左手で8mmロックナットを緩める。

どちらでもロックナットが緩めば良いだけです。
分かりやすく多めに緩めましたので、この状態になります。

見ての通り緩んだ部分を締めます。

再度ワイヤーが空回りするので、左手で8mmワイヤーナットを固定して、右手で10mm調整フランジナットを締めていきます。

どれくらい締めるかというと、

[HONDAマニュアル引用]

パーキングレバーを上げた状態(ロックした状態)で、10mm調整ナットのフランジ部分が筒からギリギリ見える程度まで締め込みます。

プラスチック筒の部分からフランジがギリ見えるか見えないかまで締め込みました。
ロックナットも忘れずにしっかりと。

完成★
これはHONDAのメンテナンスマニュアルにもある通り、ワイヤーは必ず伸びるものなので症状が出始めた時にメンテナンスが必要です。

大半がこれで直ります。

最後にゴムパッキン系に「ラバープロテクタント」です。
地面すれすれの位置にあるココに砂や小石が入るとワイヤーがすぐ固着しますので要注意。

そしてワイヤーの中にワイヤーオイルですね。当然。

全て完了したら、蓋を閉める前に、パーキングロックしたまま前後に下げてきちんと直っていることを確認してください。

これを最大限の位置にして直らない場合は、完全にワイヤーが伸びているか右後輪奥のロックギアが壊れています。

ロックギヤ交換orワイヤー交換となります。

 

ジャイロUP:パーキングロックの調整タイミング時期

必ず緩む前に傾向が出ますので、早い段階ですることが必要です。
何気なくロックしたらガガガっと音がして前に進んだり、後ろに少し下がったりします。

これが前兆です。
この段階で早めにワイヤー調整をする必要が有ります。

まだ止まるからと放っておいて使用し続けると、右クランクの「ロックギア山」がどんどん削れていきますので、こちらも交換になってしまいます。

パーキングロックに限らず不具合・違和感が出たら早めのメンテナンスですね^^

 

ジャイロUP:パーキングロックの調整に必要な工具

この整備単体の場合、コンビネーションレンチでもOKですが、他にも整備する場合、「メガネレンチセット」と「スパナセット」は別々に持っておく事をおすすめします。

●メガネ+スパナ コンビレンチ

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もしくは、

 

●メガネレンチ

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●スパナ

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●ラバープロテクタント

これも必須ですね。あらゆるゴムの復活剤。めったに開ける事のない所開けたときなどついでに吹くだけなので超多用しますので。ゴムパッキンのひび割れ防止などにもなります。

 

●ワイヤーオイル

バイクではワイヤーだらけなのでめちゃくちゃ活躍します。
ワイヤーと被膜の間に入る超極細金属ノズルのこれはおすすめです。1本で5年位もつでしょうか。一つは必ず必要です。

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ひろしぱぱ
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パーキングロックが緩んでくると、坂道でガガガガガ~っと音を立てながら一気に下がっていきますので要注意です。
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