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今日はHONDAベンリィ50[AA05]のエンジンオイル交換方法です。
ベンリィ兄弟車の中でも現状唯一の水冷車です。
この車両型番は車体の左側に回って下から覗くと分かりますが、オイル確認窓があります。(※他のベンリィにはありません)
ここから色・量の確認が出来ます。
AA05の特徴
切れ込み線も有りますが、この窓は常に上までオイルで埋まっていないとダメですのでご注意下さい。
注意ポイント
注意しないといけないのが、経年劣化してくるとポリカーボネート板はいつかは変色してきます。
特にエンジン付近ですので熱もありますから、しかも黄色系変色という事で窓だけ信用してたらいつまでもオイルが綺麗に見える可能性もありますので、一般的な通常メンテナンスの方を定期的に重視するよう心掛けておいた方が良いと思います!!
バイク乗りなら必須作業ですので、早速作業開始です。
HONDAベンリィ[AA05]のエンジンオイル交換方法
オイルチェック方法
車体の右側で作業をします。
オイルキャップ(ゲージ兼用)を抜きすぐ拭き取る。
もう一度挿すだけ。(ねじ込まない)
注意ポイント
再度引き抜いてレベルゲージの上限から下限の間のギザギザ内にオイルが滴ればOKです。
オイル色に関しては黒くなっていれば交換です。(この車両に関しては窓からも確認可能)
オイル排出方法
車体の左側で作業をします。
※最初にアイドリングで構いませんのでエンジンを温めておきます。
オイルパンを敷く。(背高がおすすめ)
ドレンボルトを12mmで外す。
ドレンワッシャーが容器に落ちました。(あるある)
ドレンワッシャーはオイル交換の度に要交換です。
古いオイルが出きるのを待つ。
ドレンワッシャー忘れず付けて手締め。
注意ポイント
最後は手締めで底付まで締めた後、トルクレンチを使用して24N・mで本締めします。
オイル注入方法
車体の右側で作業をします。
オイルキャップを開けます。
キャップに容量が書いてます。
注意ポイント
交換時:0.64㍑・全容量:0.7㍑と書かれています。
- 交換時とは通常点検でエンジンオイルを交換する時に入れる容量です。
- 全容量とは位置によりますがストレーナー開けた時やエンジン割りをした時入れる容量です。
4stオイルをジョッキ等で0.64㍑用意。
注ぎ口へ差し込んでゆっくり傾けます。
オイル交換作業完了
乗り出しはアイドリングでオイル循環させてからGOです。
ベンリィAA05:エンジンオイル交換作業に必要な部品・工具等|※広告・PR
AA03・JA09とはサイズが異なりますのでご注意下さい。
部品類:
●エンジンオイル|4st用
純正指定:HONDAウルトラG1・または相当品以上
API分類:SG級以上・SAE規格10w-30・JASO規格MA
私は台数多いためこれ使用してますが皆様はG1をおすすめします。
全化学合成油では現時点最安値で4㍑タイプがありましたのでこれはコストパフォーマンス良すぎてです。
ホンダ車には一応私は基本ベースはウルトラG3を使用してます。
※当たり前ですがレースや長距離大型で無い限りオイルこだわり持ちすぎるより、小まめなメンテナンスの方が圧倒的に重要です。
AZ(エーゼット) MEO-012 バイク用 4Tエンジンオイル10W-40 SL/MA2 4L [FULLY SYNTHETIC/全合成/化学合成...
●ドレンワッシャーM12サイズ(パッキン・ガスケット)
※ベンリィ50[aa05]のエンジンオイルドレンパッキンサイズはM12です。(頭も12mmと同じです)
※潰れてる場合は必ず新品交換します。
工具類:
●オイルジョッキ
今回ブログや動画で使用してるのはこれです。
●廃油処理箱
一般の方はこのような廃油処理箱を使用して、廃油を処理します。
●ラチェットレンチ+エクステンションバー
そんなに作業しない人ならこれがおススメですが締め付け過ぎてのネジ山ナメに重々注意!
ほぼ一通りそろっています。
●トルクレンチ
プリセット型トルクレンチが壊れたので最近デジタルに買い換えました。
デジタルは音と数値で知らせてくれます。
※追記:私の使用頻度で1年電池交換してませんが生きてます。
エンジンOHでも使用するので”10nmトルク以下”で対応できるものが必要です。
バラシでは必要ありませんが組み立てで必須工具です。
ベンリィ50[AA05]のエンジンオイル交換作業動画
今回の作業動画です。