今日はえらく風が強い~~~~。。。
で、軽トラのアオリハイサポート金具なのですが頻繁に脱着が有る場合って面倒なのでそのままにして家に帰ったら翌日たいへんなことになってました。
次の日出社したらこんなことに💧 やばいと思い片方は慌てて外しています。
持っている人は判ると思いますが、この場合破損してるのはコンパネ(木材固定ネジ側)が抜けたりしてこうなると思いませんか?
コンパネのネジ打ち位置変更しないといけないな~と思っていたら違う。
強い風でやられているのはまさかの金具側でした。こここんなに弱いの!?
コンパネ側じゃなくて、金属側がそうなるんかい!!!
ということでハンマーとバイスで一生懸命元に戻して。(まだ歪んでますがこれが限界)
ついでに何故こうなったかというと面倒でコンパネあおりを直さずこのままにしておいたからです。
だって面倒だもんこのネジ部分。
使ってる人は判りますが一か所に対してこの部品点数を見ないといけませんので、これが合計4カ所。
(更に①にはワッシャーとバネワッシャー)
溶接ナット使用しててくれたらよいのに。
上図でいう④は遊び調整が無いのでそもそも溶接ナットで良いんです。(高さ調整は③の遊びでする仕様です)
固定時に両手がふさがるというのが一番の面倒な所でネックなんですよね。
これ使ってる人はわかるはずですよ。
という事で、金属接着剤でナット固定してあげたらめっちゃ便利になりましたよ~^^/
めっちゃ便利に!
※この改造しておくと3分かかってたコンパネあおりの脱着が慣れると50秒で組み上げ出来ます!!!(鬼速!)
コンパネを軽トラから付ける外すと脱着が多いお仕事の人はおすすめします♪まじで。
金属接着剤の使い方
※ナット側とはいえ多少横回転トルクがかかるのでアロンアルフアとかだと不可能です。
という事で以下作業内容ですがめっちゃ簡単です。(今回は鉄が弱いので溶接しません)
いつも出てくるメタルロック。(嫌気性金属接着剤)
嫌気性金属封着剤とは
金属と金属を密着させて、化学反応によって酸素が無くなった場所からガチガチに固まる金属用接着剤です。
①二液を混ぜる + ②無酸素状態 + ③金属 = 化学接合(剤)
通常ボンドやノリなどは塗ったらフ~フ~したり、手で仰いだりして乾かそうとするかもしれませんが、そうではなく未着して酸素が無くなった部分から接合します。
二液性のものがほとんどなので強力で混ぜない限り化学反応しませんので、かなり長持ちするので持っておくと便利。
※実際に下手な人の溶接より全然固まるという謳い文句です。
A材を出して。
同じ分量のB材を出して。
あとは混ぜるだけです。
で、今回の本題ですが付属の蝶ナットの平面に塗って。
ゆっくり置いてクランプで抑える。
上手くいけばこれだけでOK。
念のため一晩おいた方が良いです。
4ヶ所中2か所はガチガチに成功、もう2か所はスコッと抜けました。
やり直し
一応亜鉛メッキ系は剥ぎ作業不要となってますが、失敗した分は指気を付けながらサンダーかけて地金を出します。
念の為ネジを逆側から一回転だけさせて、絶対接着剤が付かない状態でクランプ。
翌日にはガチガチに固まります。(巷では溶接レベルとの事)
これで片方ナット押さえなくて良いのでめっちゃ楽。
最終的にはここまで盛れば完璧外れなくなりました。
これでめちゃくちゃ便利になりますので、ちょっと騙されたと思ってやってみて下さい。
きっと感謝するはずです。
それは冗談ですが、ほんとに使いやすくなり便利です。
※点溶接やナットリベッターでも同様の事が出来ますが、これで出来るなら接着剤が一番早い!安い!
とはいえ元々外れてる物なので外れたらまた同じ事すればいいかな。
その時考えます!
今回使用した部品・工具等
部品類:
●コンパネ専用金具|アオリハイサポート
軽トラック用アオリハイサポート・1パック2個入りです。
※既に使用してる人は便利だけど面倒なのも意味わかるはずです。
工具類:
●金属接着剤
※溶接機持ってなくてDIYする人は、金属接着剤は使い勝手がめちゃくちゃ良いです。
参考動画はこちら
今回の作業動画です。