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HONDAベンリィのメーターバルブ交換方法です。
メーターの電球は”ウェッジ球”となっています。
ウェッジ球は引っこ抜いて挿し込むだけの簡単な電球ですが、バイクに限らず車にまでいたるところで使用されている電球です。
バイクのメーターにおいてはウェッジ球以外使用してる車両はみたことありませんし、車においてはメーター周りはもちろん、室内灯やポジションランプまで型などは違えど頻繁に使用されています。
つまり常に多めにもっておきましょう。
注意ポイント
メーターバルブ切れの車両は整備不良違反で切符をきられます。
もちろんヘッドライトも日中であれ「on・off」の無い12v車は常点灯してないと整備不良です。
さすがにパトカーは気づきませんが、白バイはけっこう”日中でも”見てたりします。(マジです)
早速交換していきます。
ベンリィ50のメーターバルブ取外し作業
順序があります。
まずは”ハンドルリアカバー”のネジを運転席側から外します。
次に前から見て、この”2つのネジ”を外します。
※右を外すときはハンドルを左に切ると外しやすい。
引っ張って爪を剥がすと”ハンドルフロントカバー”が外れます。
注意ポイント
ここにネジを落として中にひっかかると、フロントカウルやバスケットステーやレッグシールドカウル外したりして、ネジを探さないといけないので絶対落とさないように。
運が良い場合は、落としても地面に落ちてきます。
ねじが続きますが次はここに”黒ねじが2つ”あるのでこれを外します。
すると”ハンドルリアカバー”が外れます。
※配線があるので急に引っ張らないように注意して垂らしておくだけでOK。
次は”10mm”袋ナットを2つ外します。
ボルトはここだけです。
するとハンドル台座からメーターが外れるので浮かせることが出来ます。
最後に”メーターケーブル”の付け根を外します。
”プライヤー”や”ネジザウルス”で一発です。
すると”メーターアッセンブリ”がひっくり返せるので、台座金具の”3つのネジ”を外します。
台座をはずすとこの”黒いゴムの丸”が”メーターバルブ(ウェッジ球)”です。
引っこ抜きます。
純正は:ウェッジベース電球[12v1.7wT10](シングル)です。
私が使ってるのは一番一般的な”ウェッジベース電球[12v5wT10](シングル)”です。
これを新品に交換して完了です。
注意※ガラスを素手で触らない事。寿命が著しく縮まります。
オイルメンテナンスを怠るな!
この場所はしょっちゅう開ける場所でもありません。
この時に”電極”と”メーターワイヤー”のオイルメンテナンスをしておくべきです。
電極部
使用するのは錆予防と通電改良のために、”クレ226”などの電極復活材系の溶剤です。
プラス配線・マイナス配線部全てに吹いておきます。(ネジを軽く緩めて)
メーターワイヤー
メーターワイヤーの被膜の間にノズルを突っ込み”ワイヤーオイル”を吹いて”シャカシャカ”とワイヤーを動かします。
2~3セット繰り返して完了です。
これで元通り逆手順んで組んで”メーターバルブ交換作業”が全て完了です。
確認
エンジンをかけてきちんとメーター計が点灯すればOKです。
【ベンリィ50】メーターバルブ電球「ウェッジ球」交換で必要な部品・工具等
部品類:
●メーターバルブ|ウェッジベース電球
ベンリィのメーターバルブは”[12v1.7wT10](シングル)”です。
※ただし1.7wは動画のコメント見て頂いても分かりますが暗いです。
私はこちらを使用。
工具類:
●ネジザウルス
バイク整備やDIYの必需品のネジザウルスです。
今回はメーターワイヤーの留めねじ外しで使用しました。
●クレ226(電極接点復活剤)
今回は”メーター裏の電極部”で使用。
セルスイッチから、バッテリー、オートチョーク、コネクタ全部、あらゆる電極に使用可能な電極接点復活剤。
KURE(呉工業) 2-26 (180ml) [ For Professionals ] 防錆・接点復活剤 [ 品番 ] 1020 [HTRC2.1]
●ワイヤーオイル
今回は”メーターワイヤー”に使用。
バイクではワイヤーケーブルだらけなのでめちゃくちゃ活躍します。
ワイヤーと被膜の間に入る超極細金属ノズルのこれはおすすめです。
1本で5年位もつでしょうか。一つは必ず必要です。
【ベンリィ50】メーターバルブ電球交換作業動画
今回の作業動画です。
メーターバルブ切れは日中でも指摘されれば道路交通法違反ですので、切れた場合すぐに交換しましょう。
安いので、すぐ対応できるように多めにもっておきましょう。