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ジャイロUPの整備中にリアホイールのボルトが折れました。
がびーんΣ( ̄ロ ̄lll)、なりますよね。
今日はこれで半日がつぶれた日でした(笑)。下手すると一日以上作業です。
しかしボルト折れ、ねじ切りは整備をしていたらよくある事ではあります。
まして車体側では無く母体が外せて手で持てるだけでもラッキーです。
5年に一回は経験してる気がします。金属も疲労しますので。
ボルト締め全てにトルクレンチで測りながら締めるかというと全ては出来ません。全ては!
なので今回はインパクトレンチで外すところを何故か締めこんでしまい、ボルトをねじ切ってしまいました。
疲れですね。いや、老いですね^^;
さて、取り除いていきます。
鉄ネジでよかったです。
ステンレスボルトよりは楽に外せます。
ボルトの折れ方/場所・状態・材質を把握する
凄く大切なことで、ボルトの折れ方や素材によって対応の仕方が変わってきます。
変わるといっても最終はエクストラクター(逆ネジ)に落ち着くのは共通であると思います。
折れたボルトの素材とサイズ
- 鉄ボルト
切り込み加工・ドリル加工がしやすい - ステンレスボルト
切り込み加工は出来る・ドリル加工は特殊液がいる
折れたボルトや場所の状態を把握する
サビて固着したボルトがねじ切れたのか、ただ奇麗な状態のボルトがねじ切れたのか。
固着の場合はエクストラクターは厳しいですので、ドライヤーを使用したり、ショックドライバーとなります。
さらにネジ枠より上か下かも重要です。
- ネジ枠より上でねじ切れたのか
- ねじ枠より下でねじ切れたのか(一番厄介)
ネジ枠より上の場合は加工が出来ますので色々なパターンがあります。
奥の場合はエクストラクターがメインとなります。
■枠より上でねじ切れた場合
ネジザウルスのような高性能ペンチで外すか、外れない場合も加工がしやすいので何とでもなる事が多いです。
細かい作業可能な歯医者さんのような作業リューターがあれば何とでもなります。
ポンチ連続しながら、マイナスやプラスの点を繰り返し図のように線になるように作っていきます。
完全固着して作業しやすい場所の場合は六角を削り、インパクトで外す方法も出来ます。
■枠より下でねじ切れた場合
絶対ではありませんが、細かい加工が不可能ですので基本はこの2つになります。
ポンチより持ち手の細い事が必要なので、釘(クギ)などで点を打ち続けマイナスを作ります。
共通して言える事は今後の事を考えて、ドリル加工を習得しておいた方が良い事は間違いありません。
折れたボルトの折れ方/場所
今回は取り外したホイールです。
バイクに引っ付いた状態なのか、取り外した物の場所なのかなどにより対応が変わります。
ショックドライバーが使用できるのかどうかなど。
- ボルトは本体に引っ付いた状態なのか
- 取り外したものに引っ付いた状態なのか
- デコボコに折れたか・奇麗に水平に折れたか(面取りの有無)
などですが、一連を把握しておく必要があります。
ジャイロのボルト折れ状況を把握
単純に今回の折れたものをまとめると。
- 場所:取り外したホイール
- ねじ枠より下で折れた
- 素材:鉄
- 状態:奇麗なサビ無し
- サイズ:M8サイズ
- 水平に近く折れた
です。
一発結論でいうとエクストラクターにしました。
ネジ枠より上で折れていたら面倒なので、サンダーでマイナス後作ってショックドライバーで回そうかと思ってましたが、状態が状態でしたので。
エクストラクターの使い方
まずはセンターポンチで跡付けします。
折れたボルトのど真ん中に押し付けたあと、ハンマーでガツンと叩いてセンターをとります。
ボルトのセンターがきちんととれるまで叩きます。
バリ取り面取りまでは必要ないとはいえ一応デコボコだったので20回以上叩きました。
※超近所迷惑になりますので注意。
ネジ切れ面がガタガタ過ぎる場合は、ポンチが水平にささらないのでリューターなどで面取りが必要になる事もあります。
センターが取れていればドリル刃が逃げることはありませんので、1.5mm→2mm→2.5mmと太くしながらほじっていきます。
鉄の場合はステンよりポンチで深く入るので、再度ポンチで押し叩きしたりと繰り返します。
ドリルは必ず水平にして、力加減は練習が必要です。
今回は外したホイールなので、写真は手に持ってますが、地面において真上から両手でゆっくり回転させながら穴あけしました。
再度ポンチ➡円滑剤➡ドリルを5セット位繰り返します。
だいぶ穴が深くなってきました。5mm程度かそれ以上です。
エクストラクターを用意しておきます。
タップダイスは必要ありませんが手回し用持ち手が必要です。
エクストラクターを取付て反時計回りにねじ込んでいきます。
なかなか食い込みませんが、4つ試して結局放り込んでおいた別メーカーのエクストラクターが食いつきました。
ゆっくり水平を保ちながら反時計回りです。
先が出てきました。
抜けたら基本最悪です。無駄に動かさずゆっくりさらに抜いていきます。
正直写真撮りながらは地獄です^^;
更に出てきました。
ここまでくれば最悪はずれてもネジザウルスで何とでもなります。
戦いの後です^^;
ドリルは2.5mmが一つ折れました。
昔はもっとめちゃくちゃ折りまくってました。
今回も一つ折れました。
ドリル俺の原因は通常長さのドリルを使用してるのですが、ボール盤などを使用して水平を保てればもっと折れにくいです。
しかしいつどこでどの状態で、ボルトネジ切りしてしまうかなんて分かりませんので、可能な限り、手で外す技術を身につけたいものです。
ドリルは細ければ細いほどショートドリルを使用すべきです。
特に2mm前後のショートドリルの安いものを何本も持っておくのは得策ですね。
センターポンチの先っちょも欠けてしまいました。
今回外してくれた道具はアネックスのエクストラクターでした。
相性・運があるので何種類か持っておく必要があります。
そしてボルトの締め作業は慎重にの教訓ですね。
DIY整備メンテナンスでは避けれない道なので覚えておいて損はないでしょう。
今回は外れたホイールなので、最悪はホイールを買替でも対応できますが、車体エンジンボルトなどの車体から外せない場合、取り外すかボルト破壊してタップダイスでネジ山を作る事になります。
※固着している時なんかはドライヤー後、円滑剤に浸してトンカチコンコンを繰り返し数日覚悟も必要です。
なった事はしょうがない事なので、絶対に焦らない、慌てない事です。
ボルトの破壊方法
結局これが一番多いですが(笑)。
M8ボルトであればポンチ1.5mmドリルから初めて最終的にはM6~M8ドリルまで上げて粉々にしていきます。
ネジ山部分に穴が空くと圧力がだいぶ逃げていきますので一気に外れやすくなります。
ですがかなり神経使うのが、ボルトからズレると母体側を傷つけてしまう所です。
あとドリルがしょっちゅう折れますので技術も必要です。
そう。かなり面倒です。
なのでボルトの締め込みと作業は丁寧にです。
ねじ切れたボルトを取り外すのに必要な工具
●センターポンチ
中心取りで必ず必要です。
これが無いと、ドリルの歯が滑って中心の穴あけが出来ず、ドリルの初動が食い込みません。
先のみダイヤモンドタイプがほとんどですが、何度も打ち込むので少しづつ欠けて精度が落ちていきます。
良いものを一本より安い新品を複数がおすすめです。
●ショートorロングドリル|六角軸
本来はハンドドリルよりもボール盤の方が良いです。
どんどん歯が欠けていくので折れやすい細めのみ安い新品を何個も持っておくことが必要です。
場所によってはロングですが、中心軸がぶれてどんどん折れるのでなるべくショートを使用すると穴あけがはかどります。
●エクストラクター(逆タップ)
何でも良いとは思いますが、今回外れたのはこいつのおかげでした。
このセット一つあればM2.5~M8までの「鉄・ステンレス」どちらにも対応できます。
こちらもブログ写真に出てますが、こいつでは外れませんでした。
ネジ山間隔がアネックスより大きく大雑把なので、大き目のボルトには良いかもしれません。
●リューター(ルーター)
ドレメル製をと言いたい所ですが、しょっちゅう使う人はドレメル製を買いましょう。
信頼と精度が完璧ですが私は中華です。
●インパクトドライバー
これ私の持ってるものですが、パワーも有りかなり小さくて使いやすいです。
大味アメリカの大衆メーカーですが精度もこのタイプだけあります。(グレードがあるので注意)
●ドリル刃|六角タイプ
今回はボール盤出す間もなく簡単な作業でしたので、ささっと六角タイプです。
安く済ませたい人はステップドリルで良いですが奥まで掘りすぎたりしないようにご注意下さい。
その他のデスボルト取り出し方色々
①定番基礎・ハーフヘッドトルクダウン外し(ステンレス向き)
ハンマーとタガネで済みます。
締め付けトルクの掛けられているヘッド部分を半分削り取り、弱めたうえでタガネで回していく。
半分残してるのは引っ掛けがあった方がタガネ入れれて楽だからです。
②定番基礎・(スチール・ステンレス向き)
これも定番ですが、グラインダーで潰れた部分に再度引っ掛けを造って上げてからドライバーで外す。
動画の様に場所が悪い、小さいボルト頭の場合はリューターで作業します。
しかしこれが折れた場合は高くつきますよ~^^;
自分で対処できるようにしましょう!