DIYではロックナットが無い時にはよく多用するダブルナット。
シンプルにナットを2つ連にして締めるとロックナット代わりになるので便利。
便利なのですが締め方間違えると逆効果になるので注意が必要です。
よく上側(ロック側)のナットが使用してたらトルクがかかってない事ってご経験ありませんか?
それならネジ緩み留め材を使用した方が安全です。
早速見てみます。
ダブルナットのサイズと締め付け方法
※注意点は2つ
①ダブルナットの使用サイズ
必ず本締めナットと同等もしくは厚いサイズを使用する事。
ダブルナットでは軸力を決めるのは一番距離の離れている上側のナットとなります。
ですので上ナットのトルク管理が超大切です。
※下ナット(メイン:締め付けナット)よりも上ナット(ロック)は同サイズ or 大きいサイズが必須。
②ダブルナットの締め付け方
締め付け方は下ナットを少し強めのトルクで締めます。(※ボルトのねじ切りに注意)
次にロックナットを締めていきます。
スパナなどを使用して、ロックナットを固定して強く締めていた下ナットを緩める方向へしっかり回してロック。
という感じで締めますが、厳密には手作業なのでイメージとして上図をだしております。
最終はナットとナットを締めるのがロックナットなので、母材からみると緩めるという表現となります。
この時ナットの向きはどちらも平面側が下向きとなります。
その他の緩み止め方法
- 嫌気性接着剤の使用:これは私よくしますがネジロックなどの緩み防止材です。
- ゆるみ止めナットの使用:バイクのホイール等はこれが使用されてます。
- ゆるみ止めワッシャーの使用:バイクのヘッドライト角度調整部分でよく使用されてます。
※建築系等入れるとまだまだ沢山のロック方法がありますが一般的には上記三つが多いはずです。
DIYにおいては、けっきょくは嫌気性接着剤だとボルトサイズロックナットサイズなど考えずに今あるナットに使用出来るので一番手っ取り早いという所になります。
●ねじロック|ロックタイト
チェック:ねじロック使用
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なめたネジ・ボルトにもロックタイト社の耐熱ねじロック|バイクシリンダーヘッドに使用
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