今回はひろしバイクどっとこむでは現段階唯一の110cc車両の手続き方法です。
今回のバイクはHONDAのベンリィ110/PROというビジネスバイクですので、法人の方が多いのではないかと思います。
まず役場的な見方として125cc以下は2021.09月時点では、自転車の延長線上にあたりますので市役所で全て完結します。
※126~250ccまで(車検不要)は定義上バイクなので登録だけは陸運局へ行く必要があります。250cc~は当然車検も必要で陸運局で登録も車検も手続きする形となります。
(まれに排気量マウントといって自分の排気量優越を出したくて250cc以下はバイクじゃないというキチガイな人がいますがバイクですので無視して大丈夫です。)
ナンバープレート色
- 原付一種:50cc以下→白色
- 原付二種①:排気量90cc以下または定格出力0.80kW以下→黄色
- 原付二種②:排気量が91~125cc以下または定格出力が0.80kW超1.00kW以下→ピンク色
という事はベンリィ110/PROはピンク色のナンバーという事になりますね。
これで二段階右折で捕まる事も有りませんが、原付二種(51~125cc)は二段階右折禁止ですので、しなくて良いでは無く禁止ですのでお間違いなく。
他は法定速度が、原付一種は最高速度30km/時・原付二種は最高速度60km/時となります。
もちろん110ccの場合100キロメーターですが、日本道路に準じますので一時的追い越しや登坂力目安でしかフルアクセルはしないように。(高速道路も原チャなので乗れません)
早速ですが今回の原付二種の法人手続きに当たり必要なものをまとめてナンバープレートをもらいに行きましょう。
言っても個人も法人も準備物以外なんらかわりはありません。
必要書類の準備
1・譲渡(廃車)証明書・販売証明書
自分の登録に当たりその前の所有者が証明できなければいけませんので、中古など個人の場合は譲渡証明書(又は相手の廃車証明書)・お店から購入した場合は販売証明書が必要となります。
※廃車証明書だけの場合譲渡証明書も求められる場合ありますので注意。
犯罪や幽霊バイクなどの観点からもこれを無くすと面倒なことになりますので譲り受けた時または購入した時の証明書等はきちんとファイルなどへ入れて保管しておきましょう。
ただ万が一無くしても原付の場合はまだマシです。以下参照↓
チェック:譲渡証明無くした!
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バイクの廃車証明もしくは譲渡証明を無くしたら!紛失!125cc未満編
やらかしました。 HONDAトゥデイAF67、このピンク号[AF67]に嫁さんが乘る事になったので、ナンバープレートを取得しようと ...
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2・軽自動車税申告書 兼 標識交付申請書
これは自分の情報の申請書です。
- 個人:所有者(=納税者)の欄に自分の情報を書いて、バイクの情報を書いて提出します。他同じ場合が殆どと思いますので「同上」と記載。
- 法人:所有者(=納税者)の欄に会社の情報を書いて、バイクの情報を書いて提出します。加えて届出人の欄に個人の情報を書きます。
※法人の場合は、生年月日欄は飛ばせますが、求められた場合は代表取締役社長名を付け加えて代表生年月日でも可能です。(注意:一般的には法人生年月日というと設立日が通常ですので役場の方にお聞きください。)
※自賠責保険も同じ名前にしないといけませんので、なるべく会社名だけが良い。
※個人の場合は本人が殆どと思いますが、法人の場合は、届出者欄には提出者の情報を書く必要が有ります。(バイク屋などショップ代行の場合はその限りではない)
まとめると以下の通り
となります。
個人は個人印鑑・印鑑は法人印鑑となります。
車体情報は書ける所までで構いませんが、車体番号と排気量だけは必ず必要ですのでご注意下さい。
3・最寄りの役場へ行く
これで最寄りの市役所・役場の課税課(軽自動車税)へ提出するとナンバープレートを交付されます。
行くのは課税課の軽自動車税を扱う窓口となります。
窓口でナンバープレートを交付されます。
車体へは自分の手で付属のボルトを使用して、取り付けすれば登録~装着までの手続き完了です。
注意:まだ乗り出してはダメですよ!
3・※自賠責保険の加入
昔と違い今はかなり重たい罪となってます。強制保険ですので当然未加入者は点数・罰金共に取られます。
現在はコンビニでも簡単に加入できますので以下をご参照ください。
※~250cc以下まではコンビニで可能です。
チェック:自賠責保険のコンビニ加入方法
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シールをもらって貼ればバッチリです♪
ここで初めて公道乗り出し可能車へとなり、全ての手続きが完了となります。