前回の続きになります。
チェック:前回記事
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【ヴォクシー/ノア70系】セカンドシートの折り畳みロック解除不良の対処方法|取り外せない場合の対処方法
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で車体のロックを引っ掛ける金具ごと外して完了してましたので、今回はシートの壊れた部分を見てみます。
基本的にはワイヤーが原因ですが、ワイヤー自体の断線や、伸び、金具の破損はありません。
何が原因なのだ!?
で、追求してみます。
※99%はワイヤーが原因で間違いありませんが、なぜワイヤーが原因かまで追及してみます。
折りたたみセカンドシートを分解
まずはシートの横のワイヤー関係は前回全てOKでした。
何はともあれ中身を見ない事には原因はわかりません。
シートをひっくり返して作業します。
プラスチックのカバーのネジというネジを外します。
止め具は2種類あれど、ネジは長さも全て共通のネジです。
あとは爪で引っかかっているだけなのでひっぺがします。
前回のチェックでサイド側のワイヤー関係は問題ないことが判明しているので、ここに原因があるはずです。
まずは前回もあった写真右側のワイヤー固定具が金具から外れています。
これは車体にシートを付けたまま、入れ込んでだのですがシートを畳むたびに外れていたやつです。
これが外れていたらワイヤーのテンションが効きませんので当然きちんとハメ直します。
外れているワイヤーをきちんとはめ込みます。
これで直るはずなのですが、なぜか直りません。
ワイヤーはきちんと効いているはずなのにいまいち引っ張りが足りません。
座敷を倒したとき、あと1cm程度ワイヤーが引っ張れないとロックが外れない事が分かりました。
その1cm程度が引っ張れない原因はなにか?
何かがワイヤーに引っかかってるのか??
ん~。。。
っとじ~っと見てたら。んんんん!?
こっこれは。(;'∀')
左のシート付け根
右のシート付け根
支点の棒が曲がっている事に気づきました。
このせいでシートを上げ下げした時に最後までワイヤーが引っ張れずにロックが外れない事が、この状態で何度もシートの上げ下げをしてるうちに気づきました。
つまり支点であるここが曲がっている事によって、シートを上げ下げした時に、ワイヤーの引きが緩くなる方へ曲がっているので、甘くなっていることが分かりました。
さらにこれにより前側の脚も連動して変形していることが分かります。
全体でもう一度見てみると良く分かります。
シートを設置する時にシート脚の幅がやけに狭いな~とは思っていたんです。
力で広げて無理からボルトで止めていましたが、これが原因でした。
ワイヤーだと簡単なのですが、金属変形の場合かなり大変な作業になります。
そもそもこの部品だけでは売ってないし売ってくれないでしょう(T0T)
これは辛い。
もう少し研究して、ヤフオクなどで中古買うか、直すのか判断しますが、追記で今後どうしたかこの記事にアップします。
今回のセカンドシートが折りたためない原因とは。
ワイヤーのはずれです。
ただし、ワイヤーが外れた原因が金属の変形です。
その理由は、セカンドシートを付け外しする時に無理やり力でひん曲げすぎて変形してしまった事にあります。
原因と修理方法の”原因”は判明しました。
修理方法としては”修理不能”の可能性が高い事も分かりました。
最終お手上げの場合はヤフオクで中古セカンドシートを注文します。
車検までに取付しないと8人乗りとして世に出ている車ですので、当然車検に通りません。
※10年前は荷台にシートを外した状態でも乗せてさえおけば車検通りましたが今はどうでしょうね。
ち~ん。。。
追記:2019年8月17日
結局ヤフオクで中古シートが手に入りました。7000円+送料4200円でした。
車検では必要なのでしょうがありません。
つきまして不要になった方の壊れたシートは産業廃棄物の為、業者引取りor完全分解が必要です。
こちらで作業をしました。
チェック:シート解体
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車のシートを家庭用「燃えるゴミ」・「燃えないゴミ」で捨てる方法|シートの分解・解体
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