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エンジンそのものではないので、意外に舐めてたらネジを無くしたり爪を折ったり、シリンダーのゴム部分を綺麗にハメこまなかったりする部分ですよね。
FI車はエンジンカバーにけっこう配線関係固定してあるので忘れない為の忘備録でもあります。
今回はマフラーまで外して初めて丁寧に作業しました。
いつも丁寧にしなさいよ(;'∀')
※タペットクリアランスの調整などロッカーアームより手前の整備作業の場合はエンジンカバーは外す必要はありません。
※バルブ・ステムシール・ピストン・リング・シリンダーなどエンジン内部の整備時は必要です。
この状態での作業ですのでこちらを必ずご覧ください。
チェック:前準備
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トゥデイAF67のエンジンカバーの外し方
配線およびカバー以外を外す
まずは以下を外さなければ開ける事が出来ません。
(強引な作業の場合はこれに非ず)
”エンジンを正面”から見た時の写真です。
以下の場所のクリップ関係とボルトを外していきます。
①~⑦番まで順序がありますが、順不同です。
(※動画の手順の為この順番にしてるだけです。)
上記は全て車体へ直接締められているわけではなく、カバーを外す為に外さないといけないものです。
※特に②番は横から見ないと見にくいので動画を参照ください。
①:電装系タイクリップ
電装コードの束のクリップをプライヤーで挟んで外します。
②:信号装置(名称不明のため仮名)
こいつはエンジンカバーとツメで引っ付いてるので外します。
③:コード固定クリップ
これはコード配線を固定してるだけです。プライヤーで外します。
④:コード固定爪(カバー側)
これはカバー側の爪です。ここに配線を固定しますが配線だけ外します。
⑤:ブローバイホース
ピンをずらして引っこ抜きます。
⑥:FI信号カプラー
フューエルインジェクションの横にあるカプラーを抜きます。
⑦:インテークマニホールドのナット
”10mm”が2つです。
マフラーを外す
マフラーを外します。
必ず”10mm”のシリンダー側から外して”12mm”の固定ボルトを外すよう癖付けときましょう。
カバーボルト・スクリューを外す
写真撮っておくようにします。
しょっちゅう触る人は何がどのボルトというのは触ればほぼ分かりますが、初めての人はそうはいきませんので写真を撮っておくようにしましょう。
”8mm”で2つのカバー留めボルトを外す。
”プラスねじ”を3つドライバーで外す。
次はグルっと逆サイドに回り込んで以下の”プラスねじ”を外す。
”10mm”で”平座金組み込みボルト”を外す。このボルトはワッシャー組み込み式です。
ここの部分のみボルトを外すのに”エクステンションバー”が必要です。
これで完了です。
エンジンカバーを外す|3分割
エンジンカバーは3つの部位からなってます。
空冷ファン(フライホイール)カバー
一番簡単に外せます。
エンジンカバー[下側]
ここはマフラーを外してない場合はずら事しか出来ません。
今回は綺麗にマフラーも外したのでもちろん外せます。
エンジンカバー[上側]
インテークマニホールド部分を無理しすぎない程度に引っこ抜いて。
すると上側のエンジンカバーも外せます。
配線を全て外せば取れますが、普通の人は立てかけるだけです。
トゥデイAF67のエンジンカバー外しに必要な工具等
特殊工具も必要無く、基礎工具プラスαで持ってない人はエクステンションバーだけですね。
●エクステンションバー
ブログのひろしぱぱのはこれです。
首振りタイプで少々斜めでも外すことができて奥行があるばしょにかなり便利。
(※代わりに強引にし過ぎると舐めたりもしますので注意)
トゥデイAF67のエンジンカバー外し作業動画
今回の作業動画です。
特段難しい事は一切ありませんが、前準備の仕方によってやり方が少し異なります。
私のは超簡単で腰痛になりにくい前準備のやり方です。