ベンリィ110 [JA09]

【ベンリィ110】4stエンジンオイル交換方法

2022年1月11日

今日はHONDAベンリィ110[JA09]の4stエンジンオイルの交換です。

大枠での基本ベース的な構造・および仕組みとしてHONDAベンリィは50ccと110ccは共通です。

※ただし、AA05のみは水冷というのもあり大きく異なる部分もありますのでご注意下さい。

エンジンオイルの交換頻度

メモ

3000-5000kmに一回程度交換しておいた方が良いですが、時と場合によっては1500kmで交換が必要な事もありますのでご注意下さい。
読者様で、バイク屋さんから2万kmに1回の交換で良いと言われたそうですが確実に故障しますのでご注意下さい。
最初間違いかと思い聞き直したそうですが、やはりそう言われたそうです。

 

因みに点検には、オイルレベルゲージキャップを挿して(締めない)引き上げると上限~下限ラインの間にあればOKです。

 

4stエンジンオイル交換

古いオイルの抜き方

シンプルなエンジンオイル交換時と、エンジン分解後の交換時では注入するオイル容量は異なります。
当たり前ですが作業はセンタースタンドで行ってください。(※センタースタンドは作業の為のものです)

 

廃油処理箱やトレーを敷いておきます。

 

奥にありますので、エクステンションバー等利用してドレンボルトを17mmで外す。

 

どばどば~っと古いオイルが出てきます。
(※オイル漏れも無く、適正時期および距離にも関わらず、オイルが出てこない場合はオイル上がり・オイル下がり現象が起きてますので要修理)

 

ドレン専用ワッシャー(ドレンプラグワッシャー)を新品に交換して手締めで締める。

 

最後はトルクレンチで規定締め付けトルク24N・mで本締め。
(※ワッシャー交換しない人は漏れる恐れありますので気持ち強め。[私も毎回は新品交換しません])

 

 

新しいオイルの入れ方

オイルフィラー(レベルゲージ)キャップを開ける。

 

オイルジョッキなどで4st用エンジンオイルを「0.7ℓ」注入

 

しっかりキャップを締めて作業完了です。
すぐに乗り出しせずに、エンジンをかけて数分アイドリングしてクランク内を循環させてから発進して下さい。

 

 

※バイクのオイル交換時の廃油処理に関して

廃油に関しては各市区町村によりますが、個人の場合は廃油処理パックを必ず使用して燃えるゴミとして出して下さい。

 

 

HONDAベンリィ110/PROのエンジンオイル交換に必要な部品・工具等

ウルトラG3を使用してましたが、台数が増えてくるにつれてコスト高になってきましたのでメーカー製から変更しました。
もちろん全化学合成油に関しては変更してませんので良いオイルを見つけましたので今回使用した部品・工具類です。

部品類:

●4stエンジンオイル

全化学合成油では現時点最安値で4㍑タイプがありましたのでこれはコストパフォーマンス良すぎて怖い位です。
今までは私はウルトラG3を使用してきました。
※ただ当たり前ですがレースや長距離大型で無い限りオイルこだわり持ちすぎるより、小まめなメンテナンスの方が圧倒的に重要です。

 

●ドレンプラグワッシャー|ドレン専用

純正番号:94109-12000

HONDAベンリィワッシャーサイズは12mmです。

 

工具類:

●オイルジョウゴ|注入口が深い場合

ひろしバイクではオイルサクションガン良く使用しますが面倒ですので、計量してジョウゴの方が楽です。
ただし当たり前ですが、ジョウゴは吸い上げる事は出来ませんのでご注意。

 

●オイルジョッキ|注入口が浅い場合

圧倒的に一番楽ですがこぼれやすいので注意。

 

●廃油処理箱

一般の方はこのような廃油処理箱を使用して、廃油を処理します。

 

 

HONDAベンリィ110/PROのエンジンオイル交換作業動画

今回の作業動画です。

 

オイル交換した後は気持ち良いですよ~♪というのと定期メンテを自分でする事により他の不具合「前兆」・「気づき」なども早期発見できますのでおススメです。
ひろし整備人

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