ページコンテンツ
今日はハンターカブCT125にリアキャリアの上にキャリアを付けるという無意味なDIYをしてみました。
ただ!これには理由がありまして元々ガソリンタンク増量化計画においてのガードとして使用する予定でした。
※まずはこちらをご覧ください。>>CT125燃料タンク増量化計画
という内容の基に使用却下となりましたので、このズーマーのタンクガードを出したのでついでに造ってみたいと思います。
ちなみに前回はピアジオベスパのフロントキャリアでCT125にサイドキャリアを造ってあげました。
前回DIYはこちら>>Piaggioベスパのフロントキャリアでサイド折りたたみキャリアをDIY♪
今回も前回に引き続き遊びDIYとなります。
CT125にズーマーステップタンクガードを加工装着
全くの無意味な事かというとそんな事は無く、カブのキャリアはパイプ系では無いので何気に便利かもしれません。
ただし重量デメリットがあるので、天秤にかけた時好きかどうか次第でしょうか(笑)。
カット作業
切断作業を先にしてイメージを沸かす。
なるべく無駄をなくしたカットを意識。
実際に仮装着して細かい修正箇所確認。
TWR延長キャリアの干渉部発見。
印付けして段取りを決める。
カットカットカット。
パイプと思ってたら鉄心棒でした。
やりすぎ注意して曲げ加工。
パイプ繋の必須加工で円弧削り。
ある程度密着すればOK。
溶接作業
正直パイプ系は難しいですので、私はノンガスアーク溶接機ですがガス溶接機をおすすめはします。
バイク・車系では幅が一気に広がりますので今度TIG溶接機(アルゴンガス)を買います^0^/(MIG:炭酸ガス)・(MAG:炭酸ガス+アルゴンガス混合)
メッキは塗装よりもたち悪いので完全に剥ぐ。
資材・アース共にしっかり固定。
点付け(打ち)を延々繰り返す。
肉盛りにしていきます。
注意ポイント
- 濡れ雑巾などあると便利ですが感電しますのでしない方が良いです。(上級者以外禁止)
- ※TIG溶接機推奨:肉厚の関係でビードはノンガスアーク溶接機では無理です。(点打ちを繰り返して後でグラインダー成形)
※炭酸ガスでもOKです。(MIG)(MAG)とにかくノンガス溶接機以外なら簡単な作業です。 - すぐに穴が空くので必ず練習してから。ノンガスはスパッタも多いため綺麗さは限界があります。
- メッキ系は塗装よりもヒュームが危険ですので業務用マスク必須。(要換気)
点打ちで時間かける。(ガス式なら数十秒終わる)
こんな感じで溶け込みます。
スパッタ・肉をグラインダーで削る。
強度確認もしっかりと。
装着して確認。
固定関係
構造理解も大切で、カブの純正キャリアは鉄板2枚平面式なので頑丈で、加工はパイプキャリアよりも簡単でしやすいです。
ただパイプ式キャリアより重たいので重量には注意が必要です。
固定にはアイディアも必要です。
車体右は貫通・左は上板のみ(ダクト有の為)。
注意ポイント
左前方の注意点としてはエアダクトの関係で貫通出来ない事はありませんが念のためしてません。
※ボルト周りから水が入らないようにしっかりガスケット、又はOリング忘れないように。
左はD型エビナット固定しました。
グイっとしっかり。
右側前方は貫通可能な為、ロングボルトと下からロックナットで。
左右後ろ側は波型ステーとボルト+ロックナットで。
リアキャリアonキャリア完成♪
このパイプ系デザインが好きな人は好きかもしれませんが、やりすぎ感は否めません(笑)。
今回の加工はショックサス部分は触ってませんので、サイドキャリアネジ一つ外すだけで、あとは純正リアキャリアと同じ外し方でリアキャリアに載っているもの全て外れるようにしてます。
ゆえに整備がめんどくさくなるという事もなくしかも簡単です。
元々ガソリンタンク予定だった場所は、長尺の傘など収納可能ですし、膨らむと嵩張る防寒着等も可能です。
カブキャリアは形の整ったものはパイプよりも強くガッツリ積載出来ますが、丸型など苦手ですのでパイプを生かしてしっかり固定があらゆる角度からしやすくなります。
いかついな~。
パイプ系むき出しカスタム好きなら面白いかもしれませんね♪
とにかく車体もデカく見えますので単車から排気量下げてくる人は最高かも♥
ハンターカブの売りはアップマフラーである右側側面ですが、ぶっちゃけ今は作業中ということもあり左側面に愛着があります(笑)。
人の見るのも大好きですので、皆さんのオリジナルアイディアも是非見させてください!!!!
次回はパイプの色付けしたいと思います。
このままでも良いですが、サイドのクロームメッキはおとなしめで良いすがキャリア側のメッキはギンギラメッキなので後付け感と年齢的にキツイので、おとなしく黒でサブフレーム感にして一体感出そうかなと。
CT125にズーマーステップタンクガード加工装着で使用した部品・工具等
部品類:
●ステップ・タンクガード|ズーマー用
今回は整備ではなく遊びなので、これ系カスタム好きの人で他にもあれば是非見せて下さい^^
●波型プレート|リアBOX用ステー・ブラケット
私はヤマハJOG用のが余ってましたのでそれを使用しました。
工具類:
●ディスクグラインダー
これ私が使用してるタイプでブラシレスの電子グラインダーです。
※こちらに詳細記事を書いてますので見てみて下さい。>>電子ディスクグラインダーについて
●ナットリベッター
私のはこれ。多くの会社がOEMしてる両手式のタイプめちゃくちゃおすすめです。
片側式よりも強く大きいサイズも対応できます。(片方式の場合かなり力必要ですのでご注意)
ハンドルに細単管パイプを入れて延長するとM10~の大きい力の必要なリベットも簡単。
●ブラインドナット|リベットナット
エビナット・クリンプナットなど有名ですが総称してブラインドナット。
※注意:Dタイプ(広頭)やKタイプ(狭頭)があるのと、素材に注意。
●中華製:油圧プレス機|10t
今回修理したのはこれです。
この安さでこの能力は最高です。
1mm単位精度・実能力数値、細かい事気にする場合は10万以上で国産がベターです。
●電動ドリル
前回は正確にボール盤使用しましたが、今回は奥行があった為正確には無理ですがハンド電動ドリルを使用。
振動でコンクリート・木工/金属通常回転切替可能ですがぶっちゃけ安物ですが10年はもってますね(笑)。
回転のまま固定も出来るのでバイスに挟んで資材側を動かす旋盤もどきの使い方も可能ですが、最大のメリットは丸軸ドリル刃なので折れまくっても・切れ味劣化しても刃が安い所。
●ドリル刃|丸軸タイプ
私はこれですが、細目は折れやすいので折れたら1mm~2mmはまとめ買いしておくと経済的です。
●切削油
ドリルとは常にセットで使用します。
刃の消耗補助だけではなく、食いこみが良く焼き付き防止冷却もしますので、しっかりドリルが効くようになります。
●溶接機|ノンガスアーク100v/200v兼用
私はこれ!アリババ取引高上位のAT2000。
プロ溶接のユーチューバーの方に奨めて頂きました。
※注)溶接機の場合、環境もありますのでご注意を!!
●溶接機|ノンガスアーク200v
最近買い日動さん追加買いしました♪同じ200vでも安定性とレベルが異なりますが200v環境に注意。
CT125のリアキャリアにonキャリアをDIY作業動画
今回の作業動画です。