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今日は不動となったハイコーキのインパクトレンチの修理です。
症状としては、落下衝撃です。
このパターンの場合、ハイコーキ製品は腰高レベルの落下でも動かなくなります。
原因としては、瞬間高電流によってヒューズが切れると思うのですが他の工具でも2つ経験してますので間違いないです。
今回は①本体に変形は無い、②バッテリーの安全装置始動では無い(ランプの両端点滅)の二点がありますので、原因は本体内部と判明します。
Hikokiインパクトレンチの修理方法[※ヒューズ編]分解方法
(-)ドライバー等でゴムカバーを外す。
これでヘッドカバーが外せます。
(+)ドライバーでサイドスクリューを9つ外す。
正面から六角穴付ボルトを4つ外す。
ヒューズの確認、切れてます。
ボンドを溶かしヒューズを外す。
ホットボンド等非電導系ボンドで固定。
収めるヒューズの位置はここです。
組立て方法
※逆手順ですので、要点だけ抜粋です。
モーターから均等クロス締め。
正面からハンマーヘッドを均等クロス締め。
作業完了
これで復活です。
冒頭に書いた通り、ハイコーキの36vコードレス工具は落とすとすぐヒューズが飛ぶので気を付けないといけない。。。
けどそれによって瞬間高電圧から守られてると思うと良いのかどうか。
Hikokiインパクトレンチの修理で使用した部品・工具等
部品類:
●インパクトレンチ|Hikoki-WR36DH
大工やオールマイティなら良いレンチですが、整備に特化するなら信濃やKTC等の突き出し型の方が使い易いです。
HiKOKI(ハイコーキ) 36V インパクトレンチ WR36DH 最大緩めトルク650N・m 最大締付けトルク350N・m バッテ...
●平型ヒューズ|40A
ハイコーキコードレス使用してる人は少し多めに持っておいた方が良いです。私は三つ目(苦笑)。
工具類:
●六角棒レンチ
これ動画で使用してますが、エアコン触る人やプロの人は殆どもってますよね、分離タイプの棒タイプよりも高トルクの固い六角穴付きボルトが回せるのは使えば分かります。
●プラスチックリペアキット|プラスチック溶接機
今回使用したものですが、コードレスなので外でも作業可能(先端500℃までいくので取扱い重々注意)。
※リチウムイオン電池に関しては18650で改造交換はDIYでも出来ますが、USBコードを繋いだままでも作業できることを実際確認しましたので壊れるまでずっと使えます。
Hikokiインパクトレンチの修理作業動画
今回の作業動画です。