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トゥデイ [AF61] 症状別トラブル修理

【トゥデイAF61】症状別トラブル修理:スピードメーターが動かない場合の点検・修理方法

2021年3月5日

今回はトゥデイのAF61の症状別トラブルで「メーターパネルのスピード針が動かない」場合の点検方法と修理です。

※スピード針だけではなく、燃料ランプやスピードランプが点灯しない場合などはメーターパネル自体の故障や配線ショート等で確定ですのでご注意下さい。

その場合は交換が必要ですのでこちら↓

こちらもCHECK

【トゥデイAF61】メーター・メーターケーブル・メーターギア交換方法

続きを見る

 

スピードメーターが動かない場合の点検箇所は以下の3つ

  • ①メーターパネル
  • ②メーターケーブル
  • ③ブレーキパネル内のメーターギア(太ギア)(細ギア)

早速見ていきます。

 

スピードメーター針が動かない場合の点検方法

故障個所特定方法

3箇所のうちの①と②はすぐに判断可能です。

まずはメーターパネルとメーターケーブルがきちんと接続されている事を確認します。

 

ブレーキパネルからメーターケーブルを外す。

 

足回り側から、ゴムと電動工具を使用して「半時計回り」に回す。

 

この時のメーターを確認します。

  • スピードメーター針が動く場合
    ①メーターパネル・②メーターケーブル共に不具合無し。
    =③ブレーキパネル内のメーターギア故障で確定
  • スピードメーター針が動かない場合
    ①メーターパネル故障・②メーターケーブル不良・③ブレーキパネル内のメーターギア全てに故障の可能性有り。

これの判断が出来ます。

メーターのスピード針が動かない場合の多くはメーターギアの故障ですのでこれを早い段階で確定出来ます。

 

修理方法

故障個所がメーターの場合は基本まるっと交換・メーターケーブルの場合もまるっと交換。
メーターギアの場合は細ギア・太ギアのどちらか、もしくは両方交換となります。

ブレーキパネルを外す。
今回はパネル内からギアの破片が出てきました。
これが安全の為、プラスチックの為、割れるので故障するならここが多いというのはそういう事です。

 

まずはオイルシールを外す。

 

太ギアを外す。

 

細ギアを外す。

 

これらを交換して完了です。

 

※取付時の注意点

最後のメーターギア(細)に関してはサービスマニュアルにありません。
外すとき取付時無理矢理な脱着をすると破損することがありますので丁寧な作業にご注意下さい。

注意1:細ギアにはミニワッシャーがありますので忘れないように。

 

注意2:グリスはたっぷりと。

 

注意3:オイルシールは押さえも兼ねてます。シールドライバーなどで平行に奥までしっかりと圧入する事。

 

最後に確認!

もしも「警告ランプ」や「燃料ランプ/メーター」が点灯点滅しない場合はメーターパネル故障なのでその場合はこちら>>
最後きちんとスピード針を動く事を確認して完了です。

 

 

【トゥデイAF61】スピードメーター針故障の修理作業で必要な部品・工具

今回はメーターパネル・ケーブルは正常なので、一番故障の多いメーターギアの交換で直りました。

部品等

●メーターギア【太軸】

純正品番:44806-GAZ-930
トゥデイAF61用のメーターギア太軸側です。

 

●メーターギア【細軸】

純正品番:44805-GFC-891
トゥデイAF61用のメーターギア細軸側です。

 

●ダストシール|ホイールオイルシール

純正品番:91252-GF0-003

サイズ要確認34×42×5

ホンダ純正 オイルシール 34×42×5 (NOK) 91252-GF0-003

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工具等

●モリブデングリス

バイク用には基本、重圧や回転に強いモリブデングリスを多用しますので重宝します。
特にエンジン・足回りはこればかりです。

 

 

【トゥデイAF61】症状別トラブル修理:スピードメーターが動かない場合の点検・修理作業動画

今回の作業動画です。

 

これで白バイに捕まる人多いですよね~。私も経験有り。
ひろし整備人
ひろし整備人

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