久しぶりの自転車修理です。
嫁さんからSOSトラブルで、空気入れで空気を入れてもホースを外すと一瞬で空気が抜けるようになったとの事でしたのでこれの修理です。
この時ゆっくり時間をかけて抜けるのか?もしくは一瞬で空気が全て抜けるのか?で大きく異なります。
前者がパンク・後者がバルブムシ抜けです。(パンクには種類があるので100%ではない)
自転車はチューブタイヤなのでパンクでもすぐに抜けてはしまいますが、バルブのムシ抜けよりはゆっくり空気が抜けます。【※動画参照】
そしてどちらかで修理内容が全く違いますので注意です。
空気が入らない場合の判断方法|パンク?orバルブムシ抜け?
まずは空気を入れればすぐに分かります。
1~2秒で空気0ベースになる場合は基本バルブのムシ抜けです。
もちろんパンクも釘などでなくナイフで切られたとかの場合同じ事が起こりますが。
注意ポイント
チューブ「レス」タイヤは釘を踏んでも一時空気は減りません。もしくは徐々にゆっくり減ります。
自転車は基本チューブタイヤですので、パンクでもすぐに抜けますがそれでも抜ける速度がバルブ抜けと比べた場合、歴然の差でゆっくりです。
バルブムシ(ゴム)の交換方法
それではバルブムシ劣化が原因と判断出来たので修理です。
バルブの中にムシが入ってますので上部についているネジを外します。
中の棒をひっこぬくと出てきます。
やはりゴム部分が引きちぎれているのが分かります。
ムシゴムセットを使用して交換するだけです。
※バルブ毎ごと入ってますが、ゴム交換するだけで直ります。
ゴムを棒部分に挿し込んで完了です。
元に戻して空気を入れてみましょう。
YAMAHAパスキスミニは515kpaです。(※自転車により、及びタイヤサイズにより異なる)
これで修理完了です。きちんと直りました。
ポイント
バルブムシゴムの交換は1ヶ月に1回交換する事が推奨されています。
しかしこのペースで交換している人はレースやクロスバイク自転車以外ではいないでしょう。
ママチャリの場合などは半年に一度でも使用ペースによりけりですのでたまにで良いのでメンテナンスしてあげる事が大事です。
バルブムシキット
今回の修理:バルブムシ交換作業動画
追記:2020年9月26日
無事運動会までに修理間に合いました^^バッチシでした♪