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車のシート解体白書|仕組みと解体危険点と注意点

2022年7月25日

今日は車のシート解体依頼です。

もう何度か当サイトでも出てきていますのでおなじみではありますよね。

そのままでは産業廃棄物のため、部品まで解体するなら一般の人でも燃えないゴミとして処分は可能です。

当たり前ですがそのままだと粗大ごみとしても処分不可能です。

参考:車シートを家庭用ゴミとして処分する方法>>

産業廃棄物は間違えると重罪ですので、必ず「エコ精神・ルールを守り」取り組みましょう。

 

車シート解体作業時の危険・注意点

※もう少し細かく見たい方は【※動画参照】してみて下さい。
※ここでは注意点のみ抜粋していきます。

まずはシートを畳んだ状態が一番巻きスプリングの緩んだ状態となります。

 

危険な部分はここ、「背シートと座面シートの繋ぎ目」です。左右で2か所。

 

例えば下図のように、外したいスプリングの逆側に回って体を隠して外すなど気を付けないと指が飛んでいきます。

 

さらに最近のバンなどは跳ね上げタイプの折りたたみが多いですのでさらに2か所(左右)。
シート角度部よりも圧倒的に強力なスプリングですのでご注意下さい。

 

張替え作業はプロ以外かなり難易度高いと思ってください。
そもそも基本被せるタイプしか一般の人はシート小売りとしては売ってません。

 

シート剥いだらウレタンスポンジも脱がせていきます。

 

綺麗に分けたら作業完了。

 

 

車シート解体作業で必要な部品・工具等

部品類:

整備ではないので無し。

 

工具類:

今回はほぼインパクトとグラインダーのみで仕上げました。
基本的にインパクトドライバーが無いと気力もたない位のねじあります。

●ディスクグラインダー|無段変速・電子制御・ブラシレス

これ私が使用してるタイプでブラシレスの電子グラインダーです。
※こちらに詳細記事を書いてますので見てみて下さい。>>電子ディスクグラインダーについて

 

●インパクトドライバー

これ私の持ってるものですが、パワーも有りかなり小さくて使いやすいです。
大味アメリカの大衆メーカーですが精度もこのタイプだけあります。(グレードがあるので注意)

 

●電動インパクトレンチ|SI-170W(新型)

エアー工具のエキスパート信濃機販ですが、壊れない!ひろしバイク超おすすめの電動インパクトレンチ。
先っちょの引っ込んだコンパクト大工形状と違い、整備のしやすい突き出し形状です。
エンジンなどにもコンパクトで小回りが効きながら使用出来て、足回りなどにもツインハンマーなので対応出来ます。

※私はSI-160ですが165w→新型170wが現在の新型です。

 

※今回の様な解体においてはインパクトレンチよりインパクトドライバーの方が役立ちます!

 

 

車のシート解体作業動画

解体でシートはお馴染みですが、今回の作業動画です。

 

解体のメリットは仕組みを理解できる事です。
ひろし整備人

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