ジャイロUPの左(=リア)ブレーキレバーがハンドルまでペタンとつくようになりました。
タイヤ側のアジャストナット締めきっているのにブレーキレバーがハンドル引っ付く場合の原因は、シューorワイヤーの伸びどちらかです。
ブレーキ調整ナット(アジャストナット)を締めこんでもレバーがハンドルまでくる場合、原因は2つあります。
- ブレーキシューの摩耗orハブの摩耗
- ブレーキワイヤーの伸び
ですが、ジャイロの場合は三輪バイクなのでワイヤーが原因だと一次ワイヤ・二次ワイヤーとあるので面倒ですが簡単です。
もちろんブレーキシューだけだともっと簡単ですがどちらの場合にせよまずはブレーキシューのチェックから。
ジャイロUPに限らず、2stジャイロX・2stジャイロキャノピーも同様です。
ジャイロUPのリアブレーキシュー交換方法と手順
三輪なのでリアは左右同じ事を同時にする必要があります。
リアタイヤの取り外し
リアブレーキシューはリアタイヤホイールハブの奥にあるのでタイヤを外します。
ホイールキャップを外して。
脱輪防止ピンを外して。
24mmホイールロックナットを外します。
ワッシャーと24mmホイールロックナットです。
このタイミングでジャッキを上げます。ロックナットを外す前にジャッキアップするとタイヤが空回りします。
タイヤを引っこ抜くとブレーキシューが出てきます。
ブレーキシューを交換せず長い事乗りまくってると下写真タイヤハブが削れて内径が広がりますので同様の現象が起こりますので注意。
基本ある事ではありませんが、ハブが削れた場合、シューを新品交換・ワイヤーを新品交換しても直りませんのでハブの交換となります。
今回はもちろん削れてません。
ブレーキシューの取り外し方
ジャイロUPのリア後輪タイヤは6インチと小さいのでブレーキシューも小さく作業しにくいですが、多少力技で外します。
ブレーキシューの片方を90℃折り曲げます。
ブレーキシューサイズが小さい場合、テコが効きにくいので固いです。
指を挟まないように注意です。
あとはひねりながら外すだけです。外れました。
残り0.5mm切るか切らないかまで減っていましたので交換です。
ひっくり返すだけでも良いですが交換しました。
これで外しは完了です。
次は取り付けていきますが前準備をします。
ブレーキシューの取り付け方
ブレーキカスがかなりついてますので、パーツクリーナーをゴムシール部分に当てないように気を付けながら掃除します。
エアーコンプレッサーがある人はエアーガンでも良いですが粉を吸い込まないように気を付けて下さい。
※粉塵マスクせずに適当にしてたら肺がチクチクなります。鼻くそも真っ黒になります。ガンの元なので必ず着用しましょう。
次にゴムシール部のみにラバープロテクタント(ゴム復活剤)を吹きます。
最後にウレタングリスorモリブデンラバーグリスを↓部分に塗ります。
これをすることで共振が防げて、ブレーキ鳴きの予防にもなります。
新品のシューを用意します。今回はスリット入りブレーキシューにしました。
取り付けは小さいサイズはもっと大変です。
バネをセットして、引っ掛けてあるだけなのでバネが外れないように外へ引っ張りながら作業します。多少強引に広げながら片方づつハメていきます。
外しと同じくまずは片方だけ。初めての場合バネが外れるのでイライラするでしょうが慣れれば簡単です。
残りを一気に力でグイっと。
完成★
当然左右タイヤブレーキシューとも同じ作業をして交換です。
これでブレーキ調整をするとブレーキレバーがハンドルまで引っ付くのが完全に治りました♪
シューを新品に変えて、ブレーキ調整ネジを締めこんでもまだブレーキレバーがハンドルまで引っ付く場合は、ワイヤーが伸びているので次はワイヤー交換が必要となります。
ジャイロUPのブレーキシュー交換に必要な工具
●リアブレーキシュー(ジャイロUP)
ジャイロUPのリアブレーキシューはこれ。
スリットが入ってるタイプの方が効きが良く鳴きが少ないといわれています。
●電動インパクトレンチ|SI-170W(新型)
エアー工具のエキスパート信濃機販ですが、壊れない!ひろしバイク超おすすめの電動インパクトレンチ。
先っちょの引っ込んだコンパクト大工形状と違い、整備のしやすい突き出し形状です。
エンジンなどにもコンパクトで小回りが効きながら使用出来て、足回りなどにもツインハンマーなので対応出来ます。
※私はSI-160ですが165w→新型170wが現在の新型です。
●インパクト用ソケット24mm
※ジャイロUPのホイールナットは24mmです。
インパクトで使用する場合は鋼鉄のインパクト用じゃないとすぐ割れて砕けるので注意。
ショートの場合運が悪いとホイールナットの場合車種によっては奥まで入らない場合があります。
ディープタイプにしておけば間違いなく大丈夫です。
●幅広ジャッキ(ネジり式タイプ)
油圧式は原チャではたまにしか使いません。
乗せたまま作業が出来るネジり式タイプにしておきましょう。
エンジン降ろしの時にも役立ちます♪
●ラバープロテクタント
これも必須ですね。あらゆるゴムの復活剤。めったに開ける事のない所開けたときなどついでに吹くだけなので超多用しますので。ゴムパッキンのひび割れ防止などにもなります。
●パーツクリーナー
正直安ければ何でもOKです。500円前後なら安物で1000円超すと高い部類になります。
安物のまとめ買いが一番お得。