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今日は一年近く眠っていたプラスチック溶接器が出てきたのでバイク用品を補修してあげました。
車のバンパーや・バイクのカウル・プラスチック容器等々PE/PP用品、樹脂系など様々に対応出来て初心者でも簡単でしたのでご紹介。
以前バイクのカウルを補修した時にコメントで教えて頂いて購入自体はしてたのですが、掃除した際に見つけて眠りに眠ってましたので使わないと(笑)。
ポイント
- 他には車のバンパー・バイクのカウルも、付属のステンレスメッシュとプラスチック溶接棒使用して大きな穴を塞ぐことも可能です。
- ちなみにプラスチックなら何でもいけそうですのでバイクに限らず折れたハンガーとか、割れたバケツとかチリ取りとか、弁当箱とか(流石にしないか・・)、色々気軽に修理できるので楽しいです♪
早速作業してみます。
プラスチックリペアキットで色々な溶着・溶接してみた
※PP・PE素材などで強度を出そうと思ったら「面積・場所によりますが」接着剤は無理で圧倒的に溶着一択(プロ談)だそうです。
計量カップ:薄物
薄い物の場合はコテを当てる時間を短く刻むようにしないと穴が空きますので注意しながらが必要ですが、やっていくうちに慣れてきます。
プラモデルを作る感覚で出来ました。
煙は有害ですので必ず「業務用マスク」が必要ですのでご注意下さい。
薄物の方が当然難しいはずですが、難なく出来ました。
水を入れても溶着なのでこぼれません。強度もばっちりです。
バイクのステップ・カウル:厚物
今回はYAMAHAギアのバイクのステップボードで補修作業しました。
厚物は溶け込みに時間かかりますが、穴あき確率が減りますのである意味簡単です。
ただアーク溶接と同じ感覚でいうと分厚い分中がどこまで溶け込んでいるのかコツをつかむのには数回いるかなと。
完成!サンダーして塗装するかどうかはあなた次第。【※強度は動画を参照下さい】
ヘルメットバイザー:アクリル
バイザーの付け根が折れちゃったんですよね。
これは折れたバイザーの破片を無くしたので探して作るしか無いです。
100均のコインがありましたのでこれをこんな感じで利用(笑)してプラ溶接。
カットせずに母体と一緒に溶け込ませて強度を保つ。
そのままドリルで穴あけ。
バイーンと曲げてもこんな感じ。【※強度は動画を参照下さい】
バイザー復活!!
プラスチック溶着・溶接器での補修作業
●プラスチックリペアキット|プラスチック溶接機
先端部分のアタッチメントはプラスチック溶接棒タイプとアイロンタイプとが標準で付いてます。
付属アタッチメント2種類。
充電式コードレスタイプ。
今回使用したものですが、コードレスなので外でも作業可能(先端500℃までいくので取扱い重々注意)。
※リチウムイオン電池に関しては18650で改造交換はDIYでも出来ますが、USBコードを繋いだままでも作業できることを実際確認しましたので壊れるまでずっと使えます。
●アタッチメント①|溶着ピンヘッド
(STRAIGHT/ストレート) 溶着ピンヘッド (17-780プラスチックリペアキット コードレスタイプ用) 17-7808
●アタッチメント②|ホットナイフヘッド
(STRAIGHT/ストレート) ホットナイフヘッド (17-780プラスチックリペアキット コードレスタイプ用) 17-7806
●アタッチメント③|はんだごてヘッド
(STRAIGHT/ストレート) ハンダこてヘッド (17-780プラスチックリペアキット コードレスタイプ用) 17-7807
●粉じんマスク|出来ればガスマスクを!
最低でもこれは必須です。肺炎気管支炎から守ってくれるマスクで10年後の自分の肺が大事ならバイク整備に限らず高性能なものを。
当ブログにも良く出てきますがひろしぱぱはこれ。
実はこれRS2区分の防塵性能をもつなかで唯一コストパフォーマンスがNo1です。
ひろしワーク:詳しくはこちらを参考に>>
DIY用防塵マスク:3M取替え式防じんマスク3753の能力分析とメリットデメリット引用:ひろしワーク
プラスチック溶接作業動画
今回の作業動画です。