今日は部品取り車から廃材のバイクフレームでウェルダーカートを造ってみました。
根本場所を取る割に出番がほぼ無い部品がフレームです。
ですので再利用の精神を込めて4stヤマハギアをメインフレームとして使用してジャイロアップ荷台・エストレア(エリミネーターかも)ショックサスを使用して造ってみました。
溶接専用カートなので溶接関係工具は全てこのカートへまとめる事ができて何よりも変に愛着が❤(笑)。
※本当はこれ系はジャイロアップの不要な車体が有ったら「スイングユニットがあるので」簡単なのですが、あくまで廃材ですので今回はメインフレームはヤマハギアです。
今回は整備では無く遊び♪ですので、早速作業開始です。
前編:土台・ベースカート造り
前編ベースカート造りです。これが決まらない事には作業が進みません。
溶接機置きにはジャイロUP荷台を使用。
ベースフレームはYAMAHAギアを使用。
不要な部分は容赦なくカット。
フロントフォーク溶接の接合部もカット。
溶接部さえ削ればあとはパワー!(*´Д`)ハアハア
曲げたい部分に切れ込み大きくいれて。
そのまま曲げたい角度で溶接固定。
ステアリング接合部を造っておく。
ガッチリ固定。
ジャイロのスイングユニット接合部をカット。
ボンベ挟みとして使用。
ジャイロのリアホイールをカットして。
ボンベの底受けとして使用。
手押し車用のノーパンクタイヤを装着。
ホールソーで穴あけ。
エストレヤのショックアブソーバー使用。
先ほどの穴にスタッドボルト。
タイヤ履かせて。
フロントフォーク付けて一旦完了です。
これで土台完成
後編:ホルダー・入れ物・その他装備にて完成
後編です。ちょっと物足りないので溶接棒入れなどを造って装備しました。
ハンドルを付けて短めにカット。
エンジンマウントハンガーを取手用に。
ステップボード利用してアジャスター溶接。
フロントキャリアをリアに装着。
燃料タンクを工具入れに加工。【※動画参照】
マフラーはDAX50の半分にして中くり抜いて。
溶接棒入れに加工。【※動画参照】
いや~完成です。
全搭載後のカート状態
持っている溶接機に合わせてジャストに造ったので愛着が凄い湧きます♥
これがめちゃくちゃ便利なので是非動画見てみて下さい。
ウェルダーカートDIYで使用した部品・工具等
有り物で作りましたので特に部品で必要なものはありませんが、タイヤだけはメンテナンスしたくないのでノーパンクタイヤを使用。
ウェルダーカートを買えば済む話ですが今回は造ってみました。
部品類:
●ウェルダーカート
買えば解決ですが今回は造ってみました。
●ノーパンクタイヤ|手押し台車用
特段はありませんが、唯一タイヤに関してはキャスターではなくノンパンクタイヤを使用しました。
ジャイロ6インチにウレタン詰めてもノーパンクタイヤ造れますが高くつきます。
工具類:
今回使用してきたDIY工具をずらっと。
※とはいえ時間を持て余してる場合は細かい事抜きにして「グラインダー」と「ドリル」さえあれば死ぬ程時間かかりますが可能です。
●ディスクグラインダー
これ私が使用してるタイプでブラシレスの電子グラインダーです。
※こちらに詳細記事を書いてますので見てみて下さい。>>電子ディスクグラインダーについて
●高速切断機(大型置き型グラインダー)
今回、ブログや動画でひろしぱぱが使用してるのはこれ。
超便利でパイプから単管から棚からボンネットからプリンターから椅子まで何でも高速でカット(笑)。ただし挟めるサイズまでしか対応できませんので注意。
●電動ドリル
前回は正確にボール盤使用しましたが、今回は奥行があった為正確には無理ですがハンド電動ドリルを使用。
振動でコンクリート・木工/金属通常回転切替可能ですがぶっちゃけ安物ですが10年はもってますね(笑)。
回転のまま固定も出来るのでバイスに挟んで資材側を動かす旋盤もどきの使い方も可能ですが、最大のメリットは丸軸ドリル刃なので折れまくっても・切れ味劣化しても刃が安い所。
●ボール盤(ドリル)
これもDIY者には必須ですがひろしぱぱは安物ですが買ったので大事にしますよ!
木工現場でも鉄鋼現場でも必須の工具ですね。
●ドリル刃|丸軸タイプ
私はこれですが、細目は折れやすいので折れたら1mm~2mmはまとめ買いしておくと経済的です。
●ホールソー|鉄鋼用
今回はタイヤへのスタッドボルト用の穴あけに使用しましたが、安物のため切れ味はいまいちですが、切削油を併用してDIYレベルでは使用出来ましたね綺麗にくり抜き可能。
Vearter 10本組 16-53mm TCT の穴ビット一定の合金の炭化物のコバルトの鋼鉄カッター用具のステンレス鋼の...
●切削油
ドリルとは常にセットで使用します。
刃の消耗補助だけではなく、食いこみが良く焼き付き防止冷却もしますので、しっかりドリルが効くようになります。
●レシプロソー
これはDIYでは必須ではなく便利アイテム。
今回は動画ではガソリンタンクカットのミミで使用グラインダーの入らない所でものこぎりなので細かく可能。
こいつは解体からデリケートな作業からなによりグラインダーなどの入らない狭い場所の金属や木材を切断できます。
壁際の釘やボルト、または天井上向きや柔らかい刃での見えない部分カット・木の枝切りなどでも活躍します。
(ブラック&デッカーのレシプロソーは人気ですが酷い精度です。)
●ベルトサンダー|回転タイプ細目
ベルトサンダーもDIY必須工具ですね。さび落とし、塗装剥ぎまで幅広く使えますが基本溶接機とセットです。
変速出来ないパワー型マキタさんのと迷いましたが、ひろしぱぱは圧倒的な価格の安さにリョービを選択。変速も可能で小物から大物まで対応できます。
※ピンポイントでアース溶接部・金属溶接部のみをピンポイントで塗装やサビを剥ぐ時最強です。
●溶接機|ノンガスアーク200v
最近買い日動さん追加買いしました♪同じ200vでも安定性とレベルが異なりますが200v環境に注意。
●溶接機|TIG溶接機200v
今回はこいつの為に造ったという物。アーク溶接で鉄も溶接出来て、(+)(-)接続を逆にしてレアアース棒などを使用してTIGにてアルミ・ステンレスも可で評判がすこぶる良いので買ってみました。
アルミは難しいですが、ガス使用ですので素人でも綺麗に出来るとの事。
今現在溶接機を持ってない人は、アーク溶接・TIG共に可能なので超おススメです。
※私見:アルミは溶接せずに、特に綺麗にこだわらない作品的モノづくりしない人は、個人的には深くきっちり溶接可能なMIG溶接機(半自動アークに二酸化炭素ガスシールド)をお薦めします。素人でもキッチリ仕事こなせます。
注意ポイント①
溶接機の場合周辺環境およびその他も必要ですので、単純に機械があれば良い訳ではありませんのでご注意下さい。
※参照・ひろしワ~ク:溶接機と溶接装備品を揃えよう
注意ポイント②
砥石粉や溶接煙(ヒューム・冷えると固まる)が肺にはいると大袈裟言うと死にます。
本当に面倒だからと舐めてたらとんでもない事になりますのでマスクの徹底は絶対ですのでご注意下さい。
※参照・ひろしワ~ク:DIY作業におけるマスクの重要性
部品取り廃材バイクフレームでウェルダーカート製作動画
今回の作業動画ですが、長いので二弾構成です。
①前編:土台(ベース)造り
②後編:完成