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ジャイロUP [TA01]

【ジャイロUP】イグニッションコイル(CDI点火コイル)交換方法

2019年9月24日

HONDAジャイロアップのイグニッションコイルの交換方法です。

今回は中華製安物の補修交換用のイグニッションコイルを使用しました。

純正の方がもちろん良いですが、既に3年間交換無しで頑張ってくれてるコイルですので新品に交換しました。

坂道を登らない”・”スピードがでない”・”アイドリングの息継ぎが怪しいなどの症状の場合、プラグと一緒に疑う部品です。

キャップ・コード・コイルと別々に交換もできますが、純正の場合は割高になるのと、社外の場合は相性不明なので通常一式を交換するのが一般的です。

早速みてみましょう。

 

ジャイロUPのイグニッションコイル交換

荷台を外します。

 

バイク右側前方のプラグのコードです。

 

右側から覗きます。

 

プラグキャップを外して。

 

"8mm"ボルトを外します。

 

このボルトにアース線が引っ付いています。

 

平型端子をマイナスドライバーでめくって引き抜きます。
※(注)手で無理やりすると断線の恐れがあるので注意!

 

”アースを含む各電極部”には”クレ226(電極復活剤)”を吹いておきます。
汚れ落とし、錆防止、電極の誘電効果が強くなります。

 

緑の方へは緑のコード端子を挿します。
何もない黒の方へは黄色or黒のコードの端子を挿します。

 

アース線のO型端子をボルトに通してそのまま本体へ繋ぎます。

 

あとはプラグと繋いで完成です。
ジャイロの場合荷台が雨除けになるので、このままでも良いですが、プラグキャップの部分の長さがあり高いのでアルミもしくはゴムテープで巻くと良いです。
コードが長い分にはタイラップで留めておけば問題ありません。

 

 

純正イグニッションコイルと社外イグニッションコイル比較

繋いで火花を見てみましたが、とかく変わりはありません。
12v用イグニッションコイルであればどれも使用できるはずですが、形の違いはありますので注意下さい。

今回使用したイグニッションコイル一式は特にパワーアップも純正より劣るとも感じない”普通”のイグニッションコイルです。
必要充分なほどの元気になりました。

注意ポイント

今回使用しているのは社外中華製ですが、実際使用は純正をおすすめします。
点検用および補修用として一つ持っておくと便利です。

 

 

ジャイロUPのイグニッションコイル交換作業に必要な部品・工具等

部品類:

●社外イグニッションコイル一式

コイル

純正番号:30510-GJ3-600(MF)
純正番号:30510-GM6-710(M/P)
純正番号:30510-GM6-J00(Y)

ノイズプレッサー

純正番号:30700-GM6-010(MF/M/P)
純正番号:30700-GR1-010(Y)

シール(ハイテンションキャップ)

純正番号:30605-GM6-000(MF)
純正番号:30605-GAG-000(M/P/Y)

 

似た補修点検用のCDI点火コイルはこれです。
※あくまで点検用と割り切って、電装系はなるべく純正使用しで!!!

 

工具類:

●プラグレンチ

ジャイロUPのプラグ交換で必要なソケットサイズは”21mm”です。

エーモン プラグレンチ 21mm ユニバーサルタイプ K36

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●ディープソケットセット

整備で必需のディープソケットでこちらはプラグレンチとは違ってマグネットやラバーキャッチはありませんが気にしない人は超お買い得。
肉薄の必要無い一般的なプラグはもちろんフォーク部分やマフラーなど奥まった横狭の場所に自分で整備する人は、ここまでそろってこの価格のこれはおすすめで私買いました。

 

●KURE226(接点復活剤)

各種電極接点復活剤です。
セルスイッチ部、ヘッド/テール/ウィンカーランプ、オートチョーク、バッテリー接合部などいたるところで役立ちます。

 

 

ジャイロUPのイグニッションコイル交換作業動画

今回のイグニッションコイル一式(CDI点火コイル)交換の作業動画です。

 

今回の社外品はコストパフォーマンスは最高に良かったです★
社外品はメイン使用して不具合出ると厄介ですので補修用として使用、お気を付けください。
ひろし整備人
ひろし整備人

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