トゥデイ [AF67]

【トゥデイAF67】イグニッションコイル・プラグキャップの交換方法

2019年9月18日

トゥデイAF67のイグニッションコイル一式の交換方法です。

基本的にはプラグを先に交換して火花チェックしてからのイグニッションコイル一式交換となります。

もちろんキャップのみコードのみコイルのみの交換もできますが基本的には、故障原因の住みわけが簡単なので一式交換するパターンがほとんどです。

カウル原付ならではですがカウル外し作業が必要ですので面倒ですが、今回は”最小限工程数”でのやり方です。

 

イグニッションコイルの交換|交換作業方法

カウル外し作業(右側のみ)

イグニッションコイルを交換するにはカウルを外す作業が必要です。
右側半分のみで構いません。
まずはメットインボックスを外します。”10mmボルト”4つを外します。

 

引っこ抜きます。

 

真上から覗いて”プラスねじ”を2つ外します。

 

次に右側後方へ周ってこの”2つのクリップ”を外します。

 

グイグイっとリムーバーでクリップを外します。
真ん中を両サイドからラジオペンチで挟むタイプのクリップです。

 

あとはリムーバーで爪を折らないようにめくっていくだけです。
(備考:旧型AF61の場合は、フレーム内横に更にプラスネジがあります。)

 

横側は上へ引っ張り上げて外します。これがかなり力要りますが外れます。
外れると外側へビロ~ンと広げれるようになります。
プラグから繋がっている黒い塊が”イグニッションコイル(点火装置)”です。

 

”ラチェットレンチ”で”10mmボルト”2つを外します。

 

配線コードが2つあるので、これを引っこ抜きます。
※断線しないように注意!

 

2本とも抜きます。

 

これで交換です。
バイクであれ車であれ、消耗品なのでいずれは寿命がきます。

 

旧型AF61とは電極留め部の形が違うので流用不可なので注意です。
AF67用はこの形です。2ピン型のこのタイプです。

ポイント

プラグキャップは社外品は一致しない事が多いですのでその場合はプラグキャップを引っこ抜いて純正を使用してみて下さい。

※プラグキャップの外し方は、キャップを引っこ抜くだけです。

 

交換取付前に”クレ226(接点復活剤)”を端子に吹いておきます。
その後、拭き取ります。

 

交換してチェックです。
これでセルやキックに連動しながら、連続してきちんと火花が飛べばOKです。

元通り組んで完了です。今回はこれで復活。

今回コイル無いから電極にかけてサビが凄かったですのでこれですっきりですが汎用品なので配線が気になる。

皆さんは愛車には純正品を!!

 

 

点火装置系の交換に必要な部品と工具など

部品が前期と後期で異なる事がありますのでご注意下さい。「AF67前期車体番号:100***~120***代・それ以外:後期」。
私のは前期です。

部品:

●プラグ[AF67用]

トゥデイAF67のプラグ型番は「CR7HSA-9」です。

 

●イグニッションコイル一式

AF61・AF67共通ではありません

※純正番号:30510-GFC-620[110・110番台~]
※純正番号:30510-GFC-771[120番台~]

基本12V用ならどれでも流用可能ですが、微妙にプラグ抜き差しがしにくかったりユルユルだったりします。

コードのみやキャップのみ等も交換可能です。
プラグキャップ[純正番号:30700-GFC-890]

あとは形が大きく分けて2種類ありますが、こちらの形です。
※原因潰しの点検用途として割り切り、電装系は純正品の方が安全です。

注意ポイント

※↑この互換品わたしのAF67では使用出来てますが、ショートして火花が飛ばなくなった方もいますので、純正品・社外品関わらずですが自己責任の元お願いします。

※皆さんは純正品を!

 

●プラグキャップ

純正番号:不明

キャップに関してはAF61・AF67共通です

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工具:

このやり方はカバーを全て外さないので”10mm板ラチェット”と”プラグレンチ”と”リムーバー”必須。
他は”ドライバー”一本で可能です。

●プラグレンチ

Today AF67のプラグレンチは”16mm”です。
一つあれば16mmタイプは大抵の軽自動車と4stバイクに使用できますのでかなり使い道はあります。安く済ませたいならこれです。

 

●ディープソケットセット

整備で必需のディープソケットでこちらはプラグレンチとは違ってマグネットやラバーキャッチはありませんが気にしない人は超お買い得。
肉薄の必要無い一般的なプラグはもちろんフォーク部分やマフラーなど奥まった横狭の場所に自分で整備する人は、ここまでそろってこの価格のこれはおすすめで私買いました。

 

●フレキシブル板ラチェットレンチ

10mm”が必要です。
安物でも構いませんが、最低でもギアが60山以上で8mmが有るセットが理想です。
原付の場合で一番使うのは「8mm」「10mm」です。

 

●リムーバー(クリップ外し)

カウルのクリップで使用します。マイナスドライバーでも代用可能。

 

●クレ226(電極接点復活剤)

セルスイッチから、バッテリー、オートチョーク、コネクタ全部、あらゆる電極に使用可能な電極接点復活剤。

 

 

トゥデイAF67のイグニッションコイルの交換作業動画

今回の、イグニッションコイルの取り外し、取付交換作業の動画です。
最小限の工程数ではありますが、カウルを割らないように注意です。

 

これで復活しました。
プラグだけ交換して油断しないようにしないといけませんね^^
ひろし整備人

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