※本ページはプロモーションが含まれています>>広告ポリシー

ハンターカブ/CT125 [JA55]

【ハンターカブ/CT125】燃料タンク・燃料ポンプ脱着交換方法|タンク増量化計画番外編・ビッグタンク!?

2022年8月4日

ハンターカブCT125の燃料タンクの交換方法です。

今作業を続けている「燃料タンク増量化計画の番外編」でもあります。

というのも燃料タンク増量化には2つの選択肢があります。

タンク増量化の選択

  1. 純正(5.3㍑)タンクを社外ビッグタンクに交換する。[※交換のみ・メーカーから売ってない]
  2. 純正タンクにサブタンクを追加して連結する。[※要加工・要法律]

という方法があります。

ガソリン携行缶に関しては増量化とは異なります携行する物ですので今回は割愛します。

どちらでするにせよ燃料タンクを外さないといけませんので、今回はこれの交換方法です。

※ちなみにビッグタンク化に関しては今回の方法で作業完了します。

 

CT125:燃料タンクの外し方

ハンターカブのガソリンホースは、4stジャイロやヤマハJOG等とは異なりタンク上からの吸い上げ式ポンプなのでやりやすいです。

前準備

前準備としてはタンクからある程度のガソリンを抜いておいた方が安全ですので前もってしておきます。

予め走って燃料減らしておいても良いです。

エンジン側からより上抜きが圧倒的に楽です。

 

 

車体右側

※車体右側・左側・上側は順不同でどこからしてもOKです。

右側のメインは「エキゾーストマフラー」外しですので以下参照して外して下さい。

CT125:マフラー脱着方法

【ハンターカブ/CT125】エキゾーストマフラー交換方法|純正→タケガワスポーツマフラー装着

今日はHONDAハンターカブ/CT125[JA55]のマフラー交換方法です。 交換するマフラーはタケガワスポーツマフラーにしました ...

続きを見る

これでマフラーを外せます。

バッテリーリッドも外します。

12mmで固定ボルトを外します。

あとは六角穴付きボルトを外します。

するとメインパイプカバー(右)が外せます。

タンク右下固定ボルトを12mmで外す。

 

 

車体左側

次は車体左側から作業します。

左側のメインは「エアークリーナーボックス」外しです。

クリップ・ボルトを外し左カバーを外す。

10mmで前後を繋ぐ固定ボルトを外す。

エアクリBOXの六角穴付ボルトを外す。

エアーダクトを外す。

バッテリー側から見ると(+)のすぐ横にクリップが隠れてますので外す。

これでエアクリBOXをずらし、タンク固定ボルト(左)を12mmで外す。

 

 

シート上

シート上から見た作業です。

10mmでシートを外す。

両端にクリップ・10mmでボルトを外す。

外しにコツが要りますがリアセンターカバーを外す。【※動画参照

キャニスターチャージホースを針金ステーから引き上げて外す。

マウンティングプレートのナット・ボルトを10mmで外す。

キャップを外し燃料トレーを外す。(かなり臭いのですぐに蓋をする)

ピンをずらしてチャージチューブを外す。

爪を引上げカプラーを外す。

 

燃料コネクター[フューエルインジェクター]の外し方

リテーナー爪をポンプ側に押しながら。

地面側に押し込みキープしたまま引き抜く。

これで上側作業も完了です。

 

これでCT125の燃料タンク外し作業完了となります。
フューエルポンプは10mmで4つのボルトを外せば取り出し出来ます。
(一気にガソリン臭が充満しますので換気の徹底に注意下さい。)

 

※注意:ホース内ガソリンが残ってますので蓋をする事

 

 

CT125:燃料タンクの車体装着方法と注意点

逆手順ですので注意点のみ抜粋します。

燃料ポンプのタンクへの装着

ちょっと難しいので動画参照をおすすめします。

シール・Oリング(オイル塗布)を段に装着。

フロートを入れ時計回りに捻りながら挿入。

ポンプ押さえは2枚プレートですが、クロス締めです。規定締め付けトルク12N・mで締める

 

 

燃料タンクの車体への装着

カプラー側をテープで巻き、配線ごと留める事。

右メインパイプカバーのボルトに注意。

マフラーヘッド側の規定締め付けトルク27N・mで締める。

マフラー固定ボルト・サスキャップ共に締め付けトルク27N・mで締める。

 

 

CT125:燃料タンク脱着で必要な部品・工具等

部品類:

●燃料タンク

純正番号:17500-K2E-T00ZA(色・マットフレスコブラウン)
純正番号:17500-K2E-T00ZB(色・グローイングレッド)

 

●燃料ポンプAssay

純正番号:16700-K2E-T01

※ポンプフィルターのみ(Oリング付):16707-KZV-T01

 

●シート

純正番号:77100-K2E-T00ZA

 

工具類:

特殊工具は必要なしですが、CT125はリアキャリア外すのにサスペンションナットを緩めたり、マフラーを外さないとソケットが入らないのでトルクレンチが入りません。
なのであると便利なモンキートルク。

●ポンプ|電動ドリル六角軸タイプ

ガソリン抜きに便利ですが基本オイル用途の事。
※ガソリン抜きした場合はプラスチック溶かしますので使用後オイル洗浄。

 

●トルクレンチ|デジタル型

動画内で出てくるトルクレンチで私はこれを使用してます。
デジタルは音と数値で知らせてくれます。

エンジンOHでも使用するので”10nmトルク以下”で対応できるものが必要です。
バラシでは必要ありませんが組み立てで必須工具です。

SK11 デジタルトルクレンチ 差込角 9.5mm 3~60N・m SDT3-060

SK11 デジタルトルクレンチ 差込角 9.5mm 3~60N・m SDT3-060

12,100円(11/23 10:52時点)
Amazonの情報を掲載しています

 

●モンキートルクレンチ|プリセット型

動画内で出てくるモンキー型トルクレンチです。
モンキータイプはメインでは使えませんがもっておくと何かと便利な事が判ると思います。

※高いのと、モンキ型は絶対必須ではありません。

 

 

CT125:燃料タンク脱着作業動画

今回の作業はこちらです。

 

※燃料ポンプだけの交換であればタンクを外す必要はありません。
ひろし整備人
ひろし整備人

関連記事

-ハンターカブ/CT125 [JA55]
-, ,