バイク用品/装備品 ハンターカブ/CT125 [JA55]

【ハンターカブ/CT125】リア周り装備編:リアキャリア脱着方法|リアBOX(トップケース)・サイド(サドル)バックサポート装着方法

2021年11月21日

今回はハンターカブ/CT125の装備品装着編第2段で、リアキャリア周りです。

必須レベルのリアボックス・サイドバッグの装着ですが、その際のサイドバッグサポーター取付方法リアキャリアの外し方と装着方法も兼ねてます。

リアショックアブソーバー部分を触りますので丁寧な作業が必要です。

基本的に他のビジネスバイクと違い、カブ系全てのリアキャリアは鉄板系で付属用別ステー等を使用して固定するバターンが殆どですのでベンリィやYAMAHAギアなどとは異なります。

今回は社外のトップケースハードワークスボックス36ℓサドルバッグ用サイドサポーターを購入しましたので、この2つを装着する方法です。

どちらも共通するのが、リアショックアブソーバーの上ナットを緩める必要がありますので一緒に作業したいと思います。

まずはハンターカブはリアキャリアを外して作業するととにかく簡単に作業出来ますので、今回はまずは外すところからいきます。(厳密には外さなくても可)

いつもの整備ではないのでかなり簡単です。

 

ハンターカブのリアキャリアの外し方

車体右側

①車体マフラーステーナットを12mmで外す。ここはマフラーガード外せばソケットが使用可能です。

②その奥のショックサスアダプターボルトを19mmで緩める。

車体右側はこれだけです。

 

車体上側

①リアキャリア固定フランジボルトを12mmで外す。

車体上側はこれだけです。

 

車体左側

①エアクリーナーダクトを抜き取る。

②ダクトケースを六角棒レンチで2か所外す。

③ケースを手前に引き、下げると外れます。

④これでショックサスのフランジナットが外せます。

⑤リアキャリアを後方へ引き、持ち上げる。

これでリアキャリア外し完了です。

 

 

リアボックスとサイドバック装着

ハードワークストップケース取付方法

①直BOXでは無く、まず脱着ステー付け作業です。

②付属のボルト・ナット・ステーを確認。

③純正キャリア側に4つのネジ山が既にあるので2つは簡単です。

④残りの穴は純正と合わないので穴あけするかステーを使う。

注意ポイント

※今回はドリル穴あけ加工してないので距離が近いですが離した方が安定として理想的です。
※今回はステー取り付けですが、ボックス直付けの場合はBOX側に穴あけ加工が必要ですので距離を離して下さい。

⑤裏から波型ステーを使いロックナットで締める。

⑥メガネレンチを当てて、またひっくり返す。

⑦最後に表から本締めして完了です。

 

※取付後ガチャガチャうるさい場合

調整板の六角穴付きボルトを緩める。(裏はナット)

この状態になればOKです。

 

 

 

サドルバッグサポーター取付方法|今回はデイトナ製

①後ろはテールランプ固定ボルトを10mmで外して、そのまま使用します。

②前側はサスの次にワッシャー、その次にサポーター、キャップナットの順。

③サスキャップナットをサポーター上に装着。

④最後に17mmで44N・mで締めて完了。

これでOKです。バックは自分の好みの物を何でもできます。

注意ポイント

※デイトナ製サドルバッグサポーター説明書に「54N・m」「ワッシャーは付けない」と書かれていると思います。
※デイトナさんに視聴者様が確認して頂けたところ説明書のミスでした。
今回のやり方で合っていますので、ご注意下さい。(ワッシャーはどちらでも良いという見解)

 

リアキャリア・サイドバックサポート取付時注意点抜粋

あとは逆手順ですが、車体右・上・左、全て一つづつ一気に増し締めしないように均等締めするようお気を付けください。
以下、注意点抜粋しておきます。

注①:サポートのワッシャーの順序に注意。

注②:キャリア取付前2枚のワッシャーを開く。

注③:左側ショックアブソーバーナット規定締め付けトルク44N・mで締める。

注④:右側サス・マフラー固定、アダプタボルト44N・mキャップナット27N・mで締める。

注⑤:エアクリダクトケースの爪が入らない場合リアキャリア上ボルト・右側サスを緩めると簡単。

注⑥:エアダクト(ホース)は長い方が右、短い方が左。多少の強引さは必要でしっかりはめ込む事。

 

装備後の状態

 

私個人的には左はキャリアを何らかのDIY加工して取り付けたいと思ってます。

リアボックスなり。

左サドルバッグ位置なり。

簡単に自分流に弄って楽しめるのがハンターカブの良い所♪

 

 

ハンターカブのリアBOX・サドルバックサポート取り付けに必要な部品・工具等

部品類:

●ハードワークスBOX|RIZEブランド

めちゃくちゃカッコ良すぎな頑丈なリアボックスです。今回は背を高くしたくなかったので36ℓタイプを購入しましたが、正直リアボックスは市販は全て調べつくしたと思います。
フルフェイス入れたい場合はサイズに注意。

Amazonでは購入出来ません。かなり中華パッチもんが流通してるのでご注意下さい。(分かったうえで割り切ってそっち買う分にはOK)

 

※ちなみに動画内で言っている迷ったGIVIのリアボックスがこちら。

 

●サドルバッグサポーター

サイドバッグを付けるならタイヤ・チェーンに巻き込まれるのでサポートが必要です。

 

●サイドバッグ(サドルバッグ)

今回はこれ、色々な雑誌でみるやつですが私は個人的には嫌い((笑))ですが好みの問題ですので便利なので使用してます。

 

工具類:

●六角棒レンチ|ボールポイント型

ハンターカブ・クロスカブ主は必須レベルに便利です。
※因みにトルク掛けやすいようにセミロング~ロングタイプがおすすめです。

 

●トルクレンチ

今回はサスペンションの締めで使用。緩み過ぎ・締めすぎに注意ですが、バラシでは必要ありませんが組み立てで必須工具です。

SK11 デジタルトルクレンチ 差込角 9.5mm 3~60N・m SDT3-060

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ハンターカブのリアBOX・サイドサポート装着作業動画

今回の作業動画です。

 

追加動画[ショート版]リアボックスがガチャガチャうるさい場合は調整板で調整が可能です。
※あえて上からしてますが裏からナットで緩めてもOKです。

 

今回はCT125装備品・第二段でした!
ひろし整備人

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