今回はバイクの発電機についているあれ!フライホイールの取り外し方です。
ジェネレーターもしくはジェネレーターよりも奥をばらして整備作業する時には、フライホイールを外す必要がありますが、強力な磁力でへばりついている為、手で外す事はできません。
その時に使用する為の工具ですので、部類としては特殊工具となります。
フライホイールプーラーの原理と使い方
フライホイールプーラーは”アダプタ”と”ハンドル”があります。
- アダプタ:逆ネジ
反時計回りで締め込む。 - ハンドル:通常ねじ
通常のねじと同じ。
このネジ反動を利用してねじの力で外していきます。
万力をイメージすると分かりやすいかもしれません。
まずは”アダプタ側”を”半時計回り”に締めます。
※通常ネジは半時計回りは緩みますが、これは締まります。
次にアダプタの穴に”ハンドル”を入れて”時計回り”に最後まで締めます。
最後まで締めて、「ハンドルを固定したままアダプタをスパナで反時計回りに回します。」
※どうしてもバイクの造り上「ハンドルを奥まで回せない場合は」ハンドルを思い切り引っ張りながら作業します。
かぽんっと外れます。
●フライホイールプーラー
ここでしか活躍する必要のない工具ですが必要です。
チェック✔:フライホイールプーラー使用作業例
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昔学生時代にバールで外そうとしてクランク傷つけました。ダメ絶対!
ひろし整備人