トゥデイ [AF61] トゥデイ [AF67] バイク整備 症状別トラブル修理

【小型バイク全般】【トゥデイAF61/67】症状別トラブル修理:ハンドルのガタガタを直す|フロントフォークオーバーホール:②組立て編

2020年11月14日

前回に続いて今回はフロントフォーク・ステアリングベアリングのオーバーホール②組立て編です。

前回は車体取外しから部品全バラシまで行いました。

今回はその部品洗浄・交換・組立て・車体へと取付け作業です。

基本的に逆手順ですが難しいとすれば「ボトムコーンレースの圧入方法」と、ステアリングステムの「トップコーンレースの締め方」位です。

その他に打ち込み圧入作業があるのはボールレースのアッパー(上)とロアー(下)となります。

これ位で他は逆手順となります。

まずは部品の点検などをして悪ければ交換して下さい。

 

フロントフォーク・ステアリングベアリング周りの点検・洗浄・部品交換

重要箇所は以下

フォーク周り

フォークスプリング

フロントフォークスプリングが死んでないか確認します。
使用限度は125.9mmまで(※トゥデイの場合)

 

スライドパイプ

特にスライドパイプガイド(樹脂部分)の削れなどを確認して、悪ければ交換。
再利用の場合は古い(固い)グリスを除去。

 

ストッパーラバー

ストッパラバーは必ずラバープロテクタントで洗浄。

 

 

ステアリング周り

「トップコーンレース・ボトムコーンレース・ボールレース(アッパー)・ボールレース(ロアー)・ロックワッシャー・ロックナット」をパーツクリーナーで洗浄。

「スチールボールベアリングのみ」はラバープロテクタントで洗浄。
このバイクは受けが強化プラスチックみたいな素材ですので石油カーボン落とし溶剤系は劣化させるので注意。

 

 

フロントフォークAssay組立てと車体取付方法

ボトムコーンレースの打ち込み

これが一番難しいです。【※動画参照

 

ボールレースの打ち込み

上(アッパー)側

 

下(ロアー)側

 

スチールボールベアリングの装着

上下ともにはめ込みます。これは上側は置いたら終わりです。
下側は重力ありますが、グリスをしっかりと塗ってはめ込むときちんと落ちる事なくハマります。

 

 

フロントフォークAssayの挿入

上記作業まで出来たらいよいよフロントフォークAssayの挿入です。
下側から上に向かって挿入するだけですが、その前にボトムコーンレースのベアリング部分にグリスをしっかりと塗ります。

 

フォークを挿入したら一回下から支えを使うと次の工程の作業がしやすいです。

 

ステアリング回転重の決定方法※トップコーンレースの締め過ぎに要注意[※動画参照]

トップコーンレースはステアリングのスムーズさを調整できます。
故に、締めすぎるとハンドルが動かなくなります

軽すぎてスカスカでもダメですし、締めすぎて重すぎてもダメですので、程よいハンドル回しの重さでしっかりとトップコーンレースを固定して上からロックナットで締めてあげます。

「トップコーンレース」→「ロックワッシャー」→「ロックナット」の順番でステアリングステムへ入れておく。
注意:トップコーンレースのみを締めますが締めすぎない事。【※動画参照】

注意ポイント

トップコーンレースは締めすぎると破損の原因になるとともにハンドルが全く動かなくなります。

 

最終的に回転重の位置を決定したら、コーンレースは固定のみして動かさずにしっかりとロックナットを締める

 

最後にハンドルパイプ固定ボルトを入れて、ナットを17mm・ボルト頭を14mmメガネで固定してしっかり締めて完了です。

 

これで完成です。

オーバーホールするとかなりスムーズにハンドル回転し、衝撃吸収もしっかりと効くので段差でも安全になります。
また年式がいくと発生しやすい走行中のハンドルのブレも、ここが原因の場合はしっかりと直りますのでより快適なバイクに復活します。

 

 

フロントフォークAssay組立てと車体取付で必要な部品類・工具類

部品類:

部品類は前回バラシ編で紹介しましたので省略。

前回:フロントフォークバラシ編はこちら>>

 

工具類

圧入工具として、ベアリングインストーラーやプレス機があると良いです。

●ベアリングインストーラー|圧入器具

動画で出てくる私のインストーラーは、高いうえに単車や車で使用する場面が多いサイズしかありませんのでこちらがおすすめです。

 

●プレス機|ベアリング圧入

圧入でのプレス機はとても便利で安心して挿入ができますが、車体に付けたまま作業が出来ないデメリット位はあります。

 

●ラバープロテクタント

これは必須ですがあらゆるゴムの復活剤。
フォーク内はゴム部品が多いですので、パーツクリーナー禁止部はラバープロテクタントで洗浄します。

 

 

フロントフォークオーバーホール:②組立て編作業動画

今回の作業動画です。
前回バラシ編に続く・組立て編となっていますので続編となります。

 

 

AF61/67共通:フロントフォークOH

 

一気に快適になりますし、何より安全になる事が第一ですね。
ひろしぱぱ整備人

関連記事

-トゥデイ [AF61], トゥデイ [AF67], バイク整備, 症状別トラブル修理
-, ,

© 2016 ひろしバイクどっとこむ|ビジネスバイク専門