中華ホイスト(ウィンチ)を整備に取り入れてみました。
ジャイロでは純正指定の整備方法であり、かつバイクのフロント整備には大変役に立つ整備工具となります。
ジャッキと違い車体が倒れてくる事のない安心感もあります。
バイクの場合は車体の真下に入れたり、バイク自体を傾けてオイルを強制的に排出したりも出来ます。
しかし絶対に必要か?
と言われると必要ではありません(笑)。ハーレーなど重量レベルになるとあると便利ですよ。
一歩間違えれば危険工具に早変わりするのできちんとした安全重視で設営する必要が有ります。
※整備だけではなく、トラックの荷台荷物の前方のものを後方に引き寄せたり、1Fから2Fへ外窓から冷蔵庫を引き上げたりと色々な使い方があります。
整備のために電動ホイスト(ウィンチ)の設置
いわゆるクレーンは油圧で昇降するので長時間吊ったままの放置はシールの故障やオイル漏れの原因になるので出来ません。
なのでバイクや、ボートなどの季節保管などには使用できないので注意。
大型エンジン整備のこういうやつです。バイクより車に便利。
一番良いのはホイスト系を頑丈な固定整備場所へ設置する事です。
この場合各々の環境によって異なるので出来ない人もいますが、一番の安定となります。
ひろぱぱは整備する場所は決まっているのと、倉庫工房が鉄骨なのですんなり設置場所が決まりました。
鉄鋼ドリルで柱に、単管支えようの穴を空けました。
ボルト型のクランプ支えを設置。
長さを調整して、単管をカット。
天井へ取り付ける前に、先に単管パイプへ電動ホイスト(ウィンチ)を取付します。
ガッチリ固定。インパクトも使用しますが、最後はかならず手工具で増し締め。
単管とホイストだけでもそうとうな重さです。
地面ではなんちゃ~ない作業ですが、空中では3倍重く感じますので注意。
ちなみに天井高は3mです。出来るだけ2人以上で作業しましょう。
ガッチリ固定します。心配な人はクランプを3つにしても良いと思います。
※目安になると思います。2つでも40kgのサンドバッグぶら下げて1年間キックボクシングしましたがびくともせずガッチリ固定されてます。
100v電動ホイストというのもあり、特に工事するつもりも無いので免許も不要です。
10m延長コードで天井からコンセントまでを這わせます。
設置が完了したら巻き込まない為に赤色のビニールテープで目印を。
ストッパーはついてますがあくまで念の為です。
バイクの整備用なのでエンジンハンガー(バランサー)も取り付けます。
これによって整備性が一気に上がります。
スイッチのコードが長すぎて邪魔なので100均の棒で上に引っ掛けます。
これで設置完了です。
電動ホイストでの整備
実際の電動ホイストでの整備は普通にエンジンを吊るしての作業は当然ながら転倒することがないので、アイディア次第で色々な使い方が出来ます。
エンジンハンガーをハンドルにかけてのフロント整備。
特に役立つのが、重たい単車やジャイロのケツを浮かせての指定方法での整備。
腰やられちゃうんですよね。
などなどがあります。
これにより更に作業の利便性が上がるので、作業効率化と安全性、幅が広がります。
ワイヤーのつなぎ方次第で耐荷重が100kgから200kgへUPします。
基本固定位置の場合はダブルフックにしておきましょう。
実際の動画はこちら
実際の設置風景と使用風景ですが、とにかく安全第一です。
ショート動画はこちら
整備に便利な吊り工具
今回取り入れた吊り工具はこれです。
ハーレーなどの重量バイクや系車両を吊りたい場合は耐荷重に注意して下さい。
一般的なバイクの場合は200kg程度で充分です。
●電動ホイスト
耐荷重ダブルワイヤーの形で200kgです。
油圧ハンガーと違い長時間吊りが可能となります。
家庭用 電動ウインチ 100V ホイスト 最大400kg 吊り上げ 吊り下げ クレーン ウインチ 電動ホイスト 家庭用...
●エンジンハンガー(バランサー)
整備の場合はエンジンハンガー(バランサー)が必要ですが強度は充分です。