車整備

【DAIHATSUタント】エンジンオイル・オイルフィルター交換作業|適正交換時期と交換方法

2022年5月6日

今日は嫁号DAIHATSUタントのエンジンオイル・オイルフィルターの交換です。

※部品等に関しては、型式だけでは無く年式も関係してくる事が多いですのでご注意下さい。

適正交換時期について

一般的数字ではありますが、結局は劣化したら交換というための目安であることを忘れてはいけません。

  • エンジンオイル:交換時期は3000~5000kmに一度。
  • オイルフィルター:交換時期は10.000kmに一度。

 

交換前にまずはガスケット抜け、漏れなどによりオイル量が減って無いか?を確認。
極端に減っている場合は修理も必要になる事もあります。

 

作業は車体下からもしますので、作業着など有った方が良いのと廃オイルにご注意下さい。

それでは早速作業開始です。

 

タント[L375S]:エンジンオイル・フィルター交換手順

古いエンジンオイルの抜き取り方

まずは車体下からの作業となります。

廃オイルパン・廃オイルパックを敷く。

下から覗いたドレンボルトの位置です。

14mmでオイルドレンボルトを外す。

素早く外しますが廃オイルパンの位置に注意。

注意ポイント

外したドレンボルトには「ドレンワッシャー(パッキン・ガスケット)」が付いてますので、これは必ず交換して下さい。

オイルが出尽くしたらボルトを手締めします。

最後に手工具で本締めして抜取り作業完了。

 

※重要:ドレンボルトは手締め。締めすぎて舐めない事。初めてで加減がわからない人は、まずはある程度で締めて作業終わった後エンジンかけて漏れが無いか?確認しながら増し締めして下さい。(慣れたら今後は不要)

大袈裟にそれ位デリケートという認識でいた方が良いです。

 

 

オイルフィルターの交換方法

車体下ついでにオイルフィルターの交換作業です。

対角65mm/対辺64mmのオイルフィルターレンチを用意。

カップ型レンチを被せて古いオイルフィルターを緩める。

耐溶剤手袋など忘れないように注意。

どうしても汚れますが素早く外す。

注意ポイント①

新しいオイルフィルターを開封して、指でぐるっとゴムシール部に使用するエンジンオイルを塗布。
この辺はバイクも車も共通です。

新品フィルターを手でねじ込み底つきするまでしっかり締める。

最後にオイルフィルターレンチで3/4増し締め。横に①~④の数字も付いてます。

注意ポイント②

※説明書通り最後はラチェットで規定値角度まで締める事。

印の無いものはオイルフィルターは手締めが基本ですので締めすぎ注意。

しっかり規定で締めて完了。

 

 

新しいエンジンオイルの注入方法

車体下作業は全て完了しましたので、最後に新しいエンジンオイルの注入です。

エアクリBOXを外します。(外さず可)

オイルキャップを開けてここに入れます。

ポイント

タントノーマル[L375S]なので、5w-30を使用します。

<参照:タント適正オイル量>

  • 通常オイル交換時:2.7ℓ
  • オイルフィルター交換時:2.9ℓ

今回はフィルター交換もしてるので2.9ℓです。

きっちり入れて作業完了です。

 

 

作業完了

※作業完了したらアイドリング気持ち長めにして走り出しです。
※廃オイル処理は適切な処置をして下さい。

 

 

タント[L375S]:エンジンオイル交換で必要な部品・工具等

部品類:

●エンジンオイル|5w-30

今回はこれを使用してみました。

 

●オイルフィルター

対辺64mm・対角65mm・ネジ径3/4-16UNFタイプであればどれでもいけると思います。念のため高さは異なって大丈夫ですがこれは68mmです。

 

●オイルフィルターレンチ|カップ型

サイズ変更出来るオールマイティ型は縦指の場合厳しいですので、カップ型が良いです。

 

●ドレンワッシャーM12サイズ(パッキン・ガスケット)

※潰れてる場合は必ず新品交換します。

 

工具類:

●オイルジョッキ

私は1ℓしかもってませんが、3ℓがあれば一発です。

 

●廃油処理箱

一般家庭の人はこちらが便利。バイクと違い量も多いですので必ずきっちりとした処理を。

 

 

タント[L375S]:エンジンオイル・フィルター交換作業動画

今回の作業動画です。

 

嫁号も長い事乗ってますね~。
ひろし整備人

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