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タイヤをきちんと保管出来るようにタイヤラックを造りました。
イレクターパイプを切断しながら作成しました。
イレクターパイプは便利なのですが、色が昭和の業務チックなものしかなくガレージに合わないので、ついでにジョイント部は塗装してガレージの雰囲気に合うようにしてみました。
タイヤラックの必要性
タイヤは”横積みに(平積み)すると、ゆがみや変形の元”となります。
”理想は負荷の一番少ない縦置き”ですが、当然円形の為、ラックが無いと縦積みは不可能です。
早速作ってみました。
塗装部分が良く分からない人は最後に動画もあります。
イレクターパイプでライやラックDIY製作|ジョイント部とパイプ部
ジョイント部
まずはジョイント部の色が嫌いなので塗装しました。
塗装の方法
素材が処理されているので、細かなサンダーなどは不要でしょう。
特にプライマーのミッチャクロンがあれば少々の凸凹でも何でも塗料を綺麗に乗せる事ができます。
用意するのは以下。
※左から[シリコンオフ]→[ミッチャクロン(プライマー)]→[塗料]→[クリア(今回不要)]。
まずは”シリコンオフ”を吹いてしっかりふき取ります。
油分と汚れ除去剤なので素手で触らないように注意。
少し時間を空けて、”ミッチャクロン(プライマー)”を吹きます。
これは薄く吹いた後、10~15分と乾くまで放置します。
最後は好みの色の塗料を吹きます。
今回は油性シリコンラッカースプレーにしましたが、別に水生でも構いません。
油性の方が汚れに強い。水生の方が発色が良く綺麗に塗りやすい。
コツは少量づつを何回かに分けて吹いていく事です。
これでジョイントの塗装は完了です。
パイプ部
パイプは汚れて良いように”黒”を選択したので塗装不要でした。
次はパイプのカットです。
これぞイレクターの最大のメリットで自分の好みのサイズへ簡単に変更DIYできる事にあります。
まずは設置したい場所のサイズを測っておきます。
タイヤラックの場合はメインは横幅のみ気にしていれば大丈夫です。
横幅を測ったら、パイプをカットしていきます。
カットには「チップソー」「ハンドグラインダー」「ディスクグラインダー」「パイプカッター」何でもOKです。
火花の嫌いな人はグラインダーではなく、パイプカッターやチップソーがおすすめ。
DIYガンガンする人は使い道の多いグラインダーを買っておけば他でも大活躍間違いなしです。
横幅が自分サイズに決まったら次は奥行幅です。
が、タイヤラックの場合は「奥行は自分好みではなく平均値にするのが無難」です。
ポイント
バイクの場合6インチ以下のサイズはないのでこれに合わせておけば問題ありません。
車の場合は16インチを目安に作ると良いです。
※このサイズは「ほぼ」全てのタイヤで使用できます。
【縦40cm・奥行27cm】
【置いた時に宙に浮いている事】
ということで、問答無用でこれを造ります。
両サイド必要です。
ヨッコイショ~と持ち上げて設置します。
適度な強度を保ちながら、軽量なのが単管パイプとの違いで良いですね。
タイヤも置いてみました。
143cm幅になると、タイヤを積んでいってもきちんと地面から浮いてますし、大丈夫と思いますが、強度が心配です。
かつ、本縦てのようなタイヤ支えが無いのでこけたり斜めになりやすいです。
ということで真ん中あたりに、”貫通ジョイント”を使用して、余りのパイプでスライド支えを造りました。
ジョイント部が貫通してるだけです。
真ん中の2本は強度UPにもなり、スライドするのでタイヤの種類や大きさごとの仕切りにもなります。
これで設置しました。
最初より強度も上がり、種類ごとにも分けれています。市販品だとこうはいかないのでDIYの良い所もあります。
イレクターパイプの場合は単管と違い軽量で、かつタイヤ自体は頻繁に出し入れするものではないので、邪魔にならない上に置いて作業場所の確保にもなります。
塗装はどうでも良いですが、やはりしておいて正解でした。バランスが良くなりました。
これでタイヤストックも安心です。
ちなみに使い終わったタイヤも一定期間保管出来るので、よく見る外で不法投棄みたいなことする必要もありません。
暇な時にでもガソリンスタンドなどに引き取ってもらいましょう。
イレクターパイプでタイヤラックを造る際の材料・工具
※注意:今回の仕様でまとめています。(原付~軽自動車向き)
部品材料
●イレクターパイプ
骨組みです。これがないと始まりません。
長さサイズには自分なりに計算して、いかに無駄なく一番安く済む長さにするのかがポイント。2000mm×2本でした。
●イレクターパイプジョイント
接合部です。(※メタルとプラスチックがあります)
ここのアイディア次第で何にでも変形可能です。今回はタイヤラックなのでシンプルでした。
・J-5 AAS × 8個
パイプ上部用
・J-12B S × 4個
中間支え用:貫通型
・J-12A S × 4個
両端サイド下用:非貫通型
工具
工具は切断のみです。
ひろしぱぱ的には手工具パイプカッターはパイプでしか使わないのでおすすめしません。
一番元がとれて、何でもDIY出来るディスクグラインダーがおすすです。
●高速切断機(大型置き型グラインダー)
今回、ブログや動画でひろしぱぱが使用してるのはこれ。
超便利でパイプから単管から棚からボンネットからプリンターから椅子まで何でもカット(笑)。ただし挟めるサイズまでしか対応できませんので注意。
●パイプカッター(手工具)
他に使い道が乏しいため、おすすめはしませんがイレクターパイプやアイリスのメタルラックカットなどに使用できます。
●ディスクグラインダー|無段変速・電子制御・ブラシレス
カッター持ってない人はどう考えてもこれがおススメです。
使い用途は何から何までオールマイティで性能は抜群で通常のグラインダーよりも圧倒的におすすめです。
こちらにも詳しく書いています。ひろしワ~ク:電子グラインダー>>
塗装具(したい人のみ)
上から順番に吹いていきます。①→②→③
仕上げを入れたい人は更にクリアを吹きますが、シリコンスプレーで室内の場合不要でしょう。
①シリコンオフ
油分と汚れを取る溶剤です。
②プライマー
素材と塗料を綺麗に乗せる溶剤です。やはり染めQのミッチャクロンでしょう。
③塗料(油性)
好きなカラー。汚れ場の場合は油性がおすすめ。
タイヤラックをイレクターパイプでDIY♪|作業動画
今回の作業動画です。
切断カッターはひろしぱぱの場合、大型高速ディスクグラインダーですが何でも構いません。
手とうチョップで切れる人はそれでもOK。