カチ、カチ、あれ?セルが回らないぞ。汗
ヤマハのギアは車体が重いのでキックが面倒なんです。なのでこれは困る。
ギアのセルがここの所かからない。こんな時はまず、チェック!
ヤマハギアのセルが回らない場合のチェック箇所
- バッテリー確認
- ブレーキランプ点灯確認(セルスイッチ連動してるため)
- セルスイッチ接点(接触)確認
バッテリーは満タンでOKでした。ブレーキランプもきちんとブレーキレバーで点灯消灯OK。
となるとセルスイッチの接触ですね。
この3つがダメならセルモーター自体が不良か、電気コード断裂など。(たまに元気よくかかるのでセルモーター不良は無し)
コード断裂も一般的に考えにくいので3・セルスイッチ接点(接触)不良と判断。
違えば電気系コード確認するだです。
一つづつ原因を潰せば答えは出てきます。
ヤマハギアのセルスイッチ接点復活方法
セルスイッチの外し方
1・下から除くと3か所プラスのネジが見えます。これをドライバーで外します。
2・ミラーを持って上に引っこ抜きます。
3・アクセルワイヤーを2つともプライヤーで抜きます。(ヤマハギアはスロットルと戻しと2つ有り)
これでハンドルグリップも外せてセルスイッチが外せるようになります。
引っこ抜いて。
この時どうせアクセルワイヤーを外すのでワイヤーオイルで整備しときましょう。
4・セルスイッチボックスを外します。ネジを2つ外せば完了です。
これでセルスイッチボックスが外せます。
そして整備する人は必ず一つは持っておきましょう。
デイトナワイヤースプレーは極細金属ノズルがついてますのでワイヤー補助器具が必要ありません。
セルスイッチの清掃方法
一般的に本来はボックスの穴からスプレーのみですが、8年掃除してないのでここまでしました。
汚れの付着や腐れで接触不良には良くなるのが原付です。(バッテリーが小さい為、車のように電気が汚れを通り越せない。)
ですのでたまにはここまでして綺麗にしましょう。
1・セルスイッチを上に出します(中をのぞくと丸い金属部分が見えます。)
2・金属やすりで軽くこすり綺麗にする(優しくしてください、金属部が減ります)。
3・接点復活剤を塗ります。(KURE226でOK)
これで完成です★
マニアックなKURE226は接点復活剤です。KURE556は要りませんが226は必要です。
問題はかかるかどうかです。これで駄目なら次はセルモーター自体も念のためチェックと、断線チェックです。
元通りに治して、スイッチON!!
頼むっと祈って下さい。
キュルッ♪ブロロロ~ン♪
OKです治りました。 念のため10回チェックして10回とも一発でかかりました。
これで完了です。
大事に乗って上げれば長く乗れます。
あとバイク屋さんに出すと一泊したり高いですが自分でして30分程度。
基礎だけでも自分で出来るようになっておくと良いですよね^^
【YAMAHAギア】セルが回らない。で使用した部品・工具等
部品類:
今回部品使用はありませんでした。
工具類:
●ワイヤーオイル
●接点復活剤