ヤマハギア [UA06J]

YAMAHAギアのオイルシール・ベアリングの引抜き・圧入方法|ウォーターポンプ偏

ヤマハニュースギアのウォーターポンプを例にベアリングプーラーの使い方を説明です。

専用工具が必要な整備肯定です。

オイルシールの方はゴムなのでホースクランプで抜けると思うと抜けなかったのでベアリングプーラーで抜きました。

ベアリングの方もプーラーで当然簡単に抜けます。

  • 引き抜きにはベアリングプーラー
  • 圧入にはシールドライバー

です。

YAMAHAギアのオイル(メカニカル)シールの抜き方|ウォーターポンプ偏

本来オイルシールなどはゴム製なのでリムーバーなどで外せますが、ヤマハギアのウォーターポンプのオイルシールは中に金属が内蔵されているためリムーバーでは外せませんでした。
なのでベアリングプーラーで抜きました。

ベアリングプーラーの使い方

使用するのは12mmのアダプタと本体です。

まずは12mmをウォーターポンプのメカニカルオイルシールに挿します。

拡張具を挿入してナットを締めます。

この状態になります。

下を抑えて、上の六角部分を締めていきます。
ねじ込みで押し込まれて先が広がりガッチリとシールをキャッチします。

しっかり締めるともう持ち上げても引っ張ってもガッチリと外れません。

この状態で本体を取付ます。

①②で当ての位置を決めます。同じ高さの所にします。
そのあと③の六角部分を締めます。

全部を締め込んだらあとは赤丸部分を締めて、抜いていきます。

ゆっくりじっくり締めていきます。

どんどんオイルシールが浮いてきているのが分かります。

どんどん抜けてきました。

スポンッと簡単に抜けます。

ベアリングプーラー本体からオイルシールを取ります。

完了、これで新品に交換出来ます。

オイルシールかなり変形してました。こりゃダメだという事で新品交換。

 

YAMAHAギアのベアリングの抜き方|ウォーターポンプ偏

ベアリングも全くの同様のやり方です。10mmアダプタを押し込み、拡張具をねじ込みます。
ヤマハギアのウォーターポンプのオイルシールは12mmアダプタでしたが、ベアリングの方は10mmアダプタでした。

当然上記のオイルシールと全く同じ引き抜き方です。しっかりねじ込みます。
持ち上げても手で思い切り引っ張ってもガッチリ抜けません。

本体を挿します。

ベアリングはオイルシールと違いくるくる回るので六角レンチも使います。

簡単に抜けます。

特に悪くはなかったのですが、新品に交換しました。

 

 

YAMAHAギアのオイルシールの圧入方法|ウォーターポンプ偏

引き抜きが終わったら今度は新品のシールとベアリングの圧入です。
一番「丁寧かつ大胆に」の項目ですので頑張ります。
シールドライバーを使用します。
これは当て木や、引き抜いたベアリングなどを当ててハンマーで圧入でも可能ですが傷つけない為にはシールドライバーを使用した方が良いです。
シール・ベアリングドライバーはハンマーでも油圧にかませても使用できますし、クランクベアリングや車のデカいベアリングから小型まで対応しています。

引き抜いたオイルシール部分に、新品のオイルシールを水平を意識して綺麗に置きます。

ど真ん中を意識してハンマーで叩きながら圧入します。
2発で綺麗にインしました。
美しい。

綺麗に水平に圧入されました。

真横水平からみても1mmも出てません。
綺麗に水平に圧入されました。
これまた美しい。

ただこれではまだ圧しが足りてませんここからさらに3mm程度圧し込みます。

※最後まで圧し込まないとオイルポンプケースが閉まらないように設計されてますので注意して下さい。

ここから引き抜いた古いメカニカルオイルシールを上に載せます。

ピッタリ乗せます。

更にシールドライバーで圧します。先に水平に入れてるので綺麗に入ります。

これでヤマハギアのウォーターポンプのオイルシールの圧入が完了です。

完璧に出来ます。

引き抜きも圧入も、ベアリングも全く同様です。
シールドライバーで水平に入れて、ここから引き抜いた古いベアリングを上に乗せます。

おりゃーっと丁寧に、さらに打ち込みます。

この工程をきちんとしないとウォーターポンプケースは閉まりません。

そういう設計になってますので、必ずきちんと奥の奥まで圧し込んで下さい。

 

ベアリング・シール抜きと圧入に必要な工具

この2つは絶対に必要です。
今回はウォーターポンプで使用しましたが、タイヤからクランクケース、ポンプまでいたるところのベアリングの引き抜きと圧入に対応した2つです。

1:ベアリングプーラー(引き抜き具)

私も使用してますがこのセットがあれば、タイヤのベアリングやシールからクランクベアリングから全てのベアリングの引き抜きが可能。
今回のように特殊な固い金属オイルシールなどにも使用可能です。
精度もかなり高いので壊れる事もありません。
当然固着して抜けないベアリングも抜けます。

 

2:ベアリング・シールドライバー(圧入具)

私の使用してるのよりこれの方が種類も豊富でしかも安い。
私のは車用なのでバイク用の小型まで揃っているストレートのこのドライバーをお勧めします。
何故なら私のよりアダプタの種類も多く安い。安すぎる。悔しい。

この2セットはタイヤからエンジンまで全てに使用できるので一つは持っておくと整備の幅が広がります。

ベアリングや金属シールは、専用工具が必ず要る整備項目なので、バイク屋さんで頼むと5000円~50000円するベアリング交換もこれで簡単にできます。

シールやベアリングは数百円のものがほとんどですからね^^;

レッツ自己整備♪

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