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前回ラジエータにクーラント液を補充して一週間後に確認したら空っぽになってるΣ( ̄□ ̄|||)オワタ
ついにヤマハギアの持病と確定。チ~ン
長い闘いになりそうだ。
ですがその前に確定事項を増やしていくために車体の状態を✔チェックをします。
エンジン部に冷却水が漏れているならオイルとも混ざっているはず。
そうなるとエンジン内圧が高まりますので、あとはブローバイホースと繋がり、吹き上げ抜けにかかわるエアエレメントも怪しい。
当然エンジン内部ならプラグも怪しい。
そしてラジエータとリザーブタンクからは早々と冷却水が無くなっていきます。
特定箇所を絞っていくための簡単な確認チェックからしていきましょう。
ヤマハギア(GEAR)のLLC冷却水漏れの確認方法
1:ホース類の確認
冷却水の漏れのルートを探るためにホース類の全確認をします。
漏れの様子が有ればホース交換します。
漏れの様子が無ければ次の確認です。
今回はティッシュを使用して拭きまくりましたが、ホースや継ぎ目からは冷却水漏れの湿りなどの痕跡は確認出来ませんでした。
という事は別の原因です。
2:リザーパタンクとラジエータの確認
まずはリザーバタンクとラジエータの確認です。
どちらも空ならラジエータからエンジンまでの間で漏れてます。箇所を特定していきます。
逆にリザーバタンクが空でラジエータは満タンの場合は途中のホース等から漏れてると確定できます。
どちらも空( ;∀;)
3:オイルの確認
次にオイルの確認です。
エンジン内部まで浸透していればエンジンオイルの色が冷却水と混ざって白っぽく濁ります。
エンジンオイルを抜きます。
ぎゃ~( ゚Д゚)白く濁ってる。
※これでシリンダーヘッドガスケット抜けとウォーターポンプの不具合の可能性が高まります。
故障原因の推測は、オイルと冷却水が混ざっている事から、エンジンオイルと冷却水は一つの分岐BOX(ウォーターポンプ)で管理されているからです。
ここが壊れていれば2つが混ざった事のつじつまが合うからです。
4:プラグの確認
次にプラグの確認です。
エンジン内部までは確定したのでエンジンピストンまで浸っていればプラグも乳白に湿っているはずです。
ん~!微妙ですが根元付近が湿ってます。やばいな。
※これでエンジン上部ピストンまで浸透の可能性が高まります。
5:エアエレメントの確認
ウォーターポンプシールやベアリングが壊れている場合、エアフィルターまでやられている可能性もありますのでここも必ずチェックします。
基本的にはブローバイ循環からの汚れですが、組み方ができ籐だったりすると同時に、本来エアフィルターからは「吸気」しますがウォーターポンプが故障してる場合逆流することがあります。
ぎゃ~(((;゚Д゚)))!!
ぎゃ~~(((;゚Д゚)))!!
ぎゃ~~~(((;゚Д゚)))!!アウト!
※これでウォーターポンプが壊れている事が分かります。
入院確定です(T_T)
ここまでで冷却水の漏れで確認出来た事
色々なことが分かります。
- ホースや継ぎ目からの漏れではない。
- オイルの交換が必要
- エアエレメントの交換が必要
- ウォーターポンプが壊れている。
- エンジンを開ける必要がある。=シリンダーヘッドガスケットが怪しい。
- ピストンが焼けている可能性もある。
- 泣きたくなる。
- めんどくさい。
です。
確認をきちんとして潰していけば修理する際の時短にもなるし、無駄な部品の購入も避けれます。
オイルと冷却水を一つのBOXで分割するウォーターポンプのシールが劣化すると、オイルと冷却水が混ざるのでオイルが冷却水と混ざっていたのも納得できます。
あとはシリンダーヘッドガスケット抜けによる冷却水もれはヤマハギアは有名なので頭によぎります。
と、とにかく色々なことが分かります。
2点ほど:①シリンダーヘッドガスケットの交換+②オイルポンプのゴム交換・修理
で直るかと思います。
さてせっかくのゴールデンウィーク休日はYAMAHA GEAR(ヤマハ ギア)さんの修理で忙しくなること必須です(ノД`)シクシク
