前回記事で冷却水漏れがエゲツナイ症状で現れました。
ラジエータとリザーバタンクへ満タンに入れた一週間後には空になるというヤクザ屋さんのいたずらのような症状です。
ヤマハギアの冷却水漏れが確定での修理です。
前回点検記事を必ず読んでください。
チェック:前回記事
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YAMAHAギアのLLC冷却水漏れ箇所の症状と原因特定方法|UA06J・UA07J・UA08J
前回ラジエータにクーラント液を補充して一週間後に確認したら空っぽになってるΣ( ̄□ ̄|||)オワタ ついにヤマハギアの持病と確定。 ...
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まずは何はともあれ、エンジンとウォーターポンプに手が届くための前準備が必要です。
最小限の労力と分解で抑える事が、ボルトやナットの乱雑が防げますので大切です。
さ~頑張りますか。
腰が痛いのにやられる。
やったる。やられる前にやったる!
順序良くいきます。
エンジンは腰下割るわけではないので、フレームから降ろさずにそのままします。
ビジネスバイクゆえ、整備性は悪くないと思いますが、冷却水があるゆえ”面倒と手間と精密性”がかなり必要になります。
YAMAHAギアの冷却水漏れ修理の前準備開始
1:フレームを外す
まずは外装と足元ステップを外します。
足のステップも外してた方がやりやすいです。さくっと!
シート・横フレーム2つ・前フレーム1つ・足ステップ1つを外しました。
2:バイクの右側
バイクの右に回り込んでマフラーを外します。
右側はこれだけで終了です。
右側でチェックすることはホースの緩みや抜けだけしておけば大丈夫です。
マフラーは抜かないと腰上が外せませんのでマフラー外しだけです。
3:バイクの真ん中
真ん中はガソリンタンクが邪魔なのでずらします。(ガソリン抜かず可能)上にはボルトが4つ。
下から見ると、下にもナットが2つあります。
なるべくホースに負荷がかからないように椅子などで高さ合わせて置いときます。
ガソリン抜いてませんので注意が必要です。
これで真上からも作業ができます。
ウォーターポンプだけならガソリンタンクは、ずらす必要はありませんが、エンジン触るのでずらす必要があります。
4:バイクの左側:クランク側
次にバイクの左側へまわります。
まずはサイドスタンドの台座を外します。
次にクランクケースとエアエレメントBOXを外します。
ボルトを無くさないように緩めたら同じ場所にさしておいて保管しておけば無くしません。
エアエレメントは+ドライバーで外せます。
これで準備が完了です。
この写真のような状態になっていればスムーズに整備が出来ます。
この状態でようやく直接エンジンヘッド(腰上)とウォーターポンプへ手が届きます。
とりあえずこれで一回コーヒー休憩です(笑)^^;
ここまでが前準備です。
腰をやられてますので先にマッサージに行こうか迷ってます。
こういう時こそ楽しむ事が大切♪
YAMAHAギア冷却水・シリンダー関連
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やはり水冷車は面倒ですね。
HONDAベンリィ記事にも書きましたが原付50ccに水冷は無い方が利便性があがります。
ちなみにこれにより焼き付いたことはありません。
作業感はYAMAHAギアの方が高いですが、それにより空冷HONDAベンリィの方がトータルでレベルが逆に高いです。