DIY ハンターカブ/CT125 [JA55]

【ハンターカブ/CT125】燃料タンク増量化計画第②弾|fi車タンク連結化ホースの繋ぎ方と穴あけ加工位置

2022年4月23日

前回に続きハンターカブ/CT125を使用してFi車の燃料タンク増量化計画第②弾・実験編です。

なるべく一回でうまくいかせたいのは当然の話で先に水を使って実験をしておきたいと思います。

第一弾などでも話してますが、可能な限りポンプ等を装着せず限りなくシンプルにかつサブタンクは触らなくても良いような組方にしたいと思います。

サブタンク切替等で手間がかかるのであれば、同じ手間なら「もうガソリン携行缶で良くね?」になるからです。

サイフォンの原理・法則を意識して3パターン(上・中・下)のホース加工位置を実証していきたいと思います。

※法律関係などもあるので「サブタンクの形」「大きさ」「キャップの位置」など最初にバイクによりシュミレーションする必要が有りますので、必ず前回記事をご覧になって下さい。

※燃料タンクキャプ位置高ささえ一致していれば、ホース太さと長さによりますがサブタンクの蓋は触る事ななくかついちいち確認する事もなく可能になります。(理論上)

Fi車燃料タンク増量化計画

 

Fi車燃料タンク連結化におけるホースの繋ぎ方と穴あけ加工位置

ポンプを使用しないのであればサブタンクの燃料排出位置ホース取り回し方と先の置き方の位置、実用性やサブタンク蓋を開けたくないのであればタンク同士の高さ関係と液面位置が重要になります。

※ちなみにサブタンクの装着角度によっては蓋の位置排出口の位置も大切になります。(例:斜めにする場合は端っこ上の方に蓋が来ないと燃料ロスがでます)
※斜めにする場合はサブタンクのデザイン・使い方により容量が変わります。

 

それでは実験ですが、合計で3つのパターンをしていきます。
※重要なのがメインタンク入れるホースの先の位置は全てメインタンクの底にする必要が有ります。

 

 

各つなぎ方パターン|サイフォンの法則

※見にくいですので動画参照下さい。

パターン①メインタンク穴位置が「上」の場合

この配置図の場合、サイフォンの原理があるので可能ですが最重要条件である「ホースの中にエアーが無い事が条件」ですので、メインタンクにガソリン注入では不可能です。
現実的に有り得ませんが理屈からではサブの排出口位置を変更して、メインタンクではなくサブタンクの方をメインタンクとして扱う場合であれば高さ次第では可能になります。

これのメリットはメインタンクからは絶対漏れないのと加工が楽という2点です。

 

 

パターン②メインタンク穴位置が「下」の場合

重力を利用した確実にうまくいくパターンです。
弱点はタンク下に繋ぐため、漏れがあった時の発見等が遅れるのと、メインタンク下にスキマ余裕があるバイクしか出来ません。
もう一つは原付等は燃料タンクの下はエンジンパターンが多いので、引火・爆発危険度もDIY加工なら当然増すでしょう。

 

 

パターン③メインタンク穴位置が「横」の場合

横位置の場合は若干上下しようが可能です。
ただし万が一メインタンクにガソリンを入れた時サブタンクに移らない場合は、メインタンク内のホース先の位置を底に付けるのではなく若干浮かせる必要があるかもしれません。
いずれにせよこの角度であれば何とでもなるという事が判明しました。

パターン③の部分は実はサブタンク排出口がホース先より下の方が良いかなと思ってたので、やはり実際にしてみて良かったです。
頭の中で整理出来ない場合はやはり実際してみるに限りますね。
実際の実験では上記写真の位置関係で全てうまくいってますのでこれならうまくという事が判りました。

 

 

結論・結果

この位置辺り・または側面で穴あけ加工してタンク連結してあげようと思います。
下過ぎてもカウル外す事ができなくなったりするので試しながらですが下であればあるほどきちんと流動します。

 

 

Fi車燃料タンク連結化に使用する部品・工具等

部品類:

●燃料タンク|サブ側

メインタンクは当然そのまま使用しますが、サブタンクはキャップ位置がメインと同じ位置に来る必要があります。
今回実際に使用するものですが、キャップ位置・排出位置色々異なる事があるので重々注意。

 

工具類:

まだ実験段階の為省略。

 

 

【ハンターカブ/CT125】燃料タンク増量化計画第②弾動画

今回の実験動画です。

 

楽しみですね予定ではサブ2つで全8.5㍑化まで出来るかもしれません。
ひろし整備人

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