最近あれ!?
AF61トゥデイの最高速が結構伸びる!最高速付近での馬力もブイ~ンと出る。
けど始動性が悪く、アイドリングがボコついて不安定。
なんか悪いぞ。。。
整備表を確認すると、プラグ、バッテリー、キャブレターOH、などは6月に完了しています。
エアエレメントも綺麗。カーボン詰まりについても、マフラーとエンジンも昨年清掃してからまだ1年経ってない。
乗れるからといってガンガン乗ってると、あとあともっと面倒になりますので気づいたら早めにメンテナンス点検します。
しかも大抵クソ忙しい時に故障しますからね。
お盆という事もあり、ん~、念のためチェックします。
今回のチェック項目
- プラグの寿命
- エアクリーナーの汚れ + 2次エアー吸い(ホースひび割れや抜け、緩み)
- ダイアフラム(バキュームピストン)のゴムの亀裂
- キャブレターのパイロット詰まり
- オートチョークの故障
- エンジンルーム内およびマフラーのカーボン張り付き
- CDIやハーネスの接触不良および故障・アースの腐食など
トゥデイAF61の整備"] トゥデイAF61の完全整備|故障はこれで治る
チェック:AF61の修理
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【トゥデイAF61】完全整備|原付バイクのアクセル開けるとエンストする症状から完全復活する方法
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毎回書いてますがこれをすれば治るので(笑)、するしかありません。
整備表から2番の2次エアーチェックと7番のCDI電気系は最近整備してません。
電気系になると苦手なので嫌だな~と思いながらも、とりあえず目視チェックから丁寧にしてみます。
メモ
今回はエアー濃厚ですが、アイドリングは出来る。
しかし”1cm”も満たない程度でスロットルを回してエンストする場合。
この場合は”キャブパイロット”or”オートチョーク”の不調のパターンがすごく多いです。
その場合はエアーではなくガソリンの方の送りがおかしいパターンです。
※雨の日に多く、この場合時間がたてば普通に最高速出る事もしょっちゅうで、これもキャブレター車に良くあるパターンの一つです。
トゥデイAF61の2次エアー漏れ箇所の整備
電気系は苦手なので後回し。過去の経験上では基本的に壊れる場所ではないので先に他を✔します。
この段階で、エアエレメントOK、プラグOK、キャプレターOK(整備表から)、オートチョークOK(整備表から)、エンジンルーム+マフラーカーボンOK(整備表から)。
とほぼ前回点検メンテ完了してますので、2次エアーを✔します。
冒頭で書きましたがそういえば・・・( ̄▽ ̄)。
バイクの場合、最高速が伸びるという事はエアーの量が多い時が多いです。
異常に調子が良くなります。
そしてずっと乗ってるとエンジンが焼き付いてあぼ~んが王道パターンです。
こわっ!
4つの10mmボルトを外し、メットインを取り外します。
キャブレターとエンジンの継ぎ目インテークマニホールドのひび割れが2次エアーNO1の箇所です。
他はマフラーの接合部の緩み、ガソリンホース、エアエレメントホース、ホースというホース全てをチェック✔。
マフラーのひび割れもチェック。
ん~目が痛い(笑)。緩みは無い。
けどどっかに必ず盲点があるはず。必ず。
んっ!エアエレメントからキャブレターに繋がるホースに亀裂!?
止めピンより外側なら少しひび割れても大丈夫ですが、ピンよりも内側にまで亀裂が進行しています。
ホースは短くなりますが、ホースの長さを確認して切断しました。
亀裂は必ず振動でどんどん広がっていくので根本からカット。
やはりピンの内側よりも割れてますね。これが原因ですね!!!ひびではなく完全な亀裂からの漏れです。
2.5cm程度カットしたのでかなり短くなってしまいました。
きちんと接続出来たので良かったですが、亀裂がもっと進行していたらホースごと変えなければならない状況でした。
それでも短くなった分、多少むりやり引っ張って押し込んでます^^;
亀裂が生じているという事はゴムの劣化です。
きちんとラバープロテクタントをホースというホースに浸します。
これでエアー抜けはありません。
治療完了★
最初少しエンジンかかりにくかったですが次の日には完全に復活^^♪
2次エアー対処、対策及び予防にはラバープロテクタントが必須です。
使用した部品・工具等
部品類:
今回は特に無しでした。
工具類:
●ラバープロテクタント
これも必須ですね。あらゆるゴムの復活剤。めったに開ける事のない所開けたときなどついでに吹くだけなので超多用しますので。ゴムパッキンのひび割れ防止などにもなります。
さて、当然これも整備表に記載しておきます。
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