DIY トゥデイ [AF67]

【トゥデイAF67】フロントキャリア装着でカゴの底抜け・破れ防止|DIY加工

2019年11月12日

前回はキッチリとした加工まではしませんでしたが、今回はきっちりがっちりしたフロントキャリアの加工をして取付しました。

原付レベルで最強のフロントキャリア”ジャイロUP”の純正フロントキャリアが余っていたのでこれを使用しました。

人も乗れるビジネス用フロントキャリアです(笑)。その前に付け根が曲がるでしょうけど。
50cc市場これを超えるキャリアがあるとすればカブくらいでしょうか。

 

そのままのポン付けは出来ませんのでDIYを楽しみながら加工したいと思います。

面倒を避ける為もありますが、強度など最小限そのまま使用できるようにシンプルに。

しょっちゅうしょっちゅう穴が空いたり破れが起きるフロントバスケットですがキャリア一つで一生底抜けしないようになります。

 

トゥデイAF67にジャイロUPFキャリアを加工装着

ステーを新たに付けても考えましたが整備性が悪くなりますので却下。
ステーボルトを付けて、またステーを付けて、さらにFキャリアを付けて、カゴ(バスケット)を付ける(苦笑)。

※整備しない人は何でも良いと思います。

 

考える為に、まずは仮止めしてFボルトステー穴の位置などを確認。

 

純正の溶接してある赤枠の板の位置を3cm程度下へずらしてボルト穴を開けて、溶接すればいけます。

このイメージで行きたいと思います。

 

 

ジャイロUP純正Fキャリアを分解

分解といっても上記板部分の溶接部を外していくだけです。
ちょっと頑丈過ぎて面倒でしたのでグラインダーも使いました。

 

タガネでガンガンとカナヅチを入れれば外れます。

 

外れました。
こいつの位置を変更して穴あけをしてあげてAF67へ合わせてあげました。

 

 

ボルト穴開け作業

この状態で一回仮装着して。

 

外した鉄板を当てて”穴あけ位置”を確認。

 

溶接位置”と”穴あけ位置”に印をつけて。

 

切削油を吹いて。

 

ボール盤で穴あけ。

 

穴あけはHONDA原付50cc純正ステーボルトサイズの”6mm”でしました。

 

 

溶接作業

まずは、ベルトサンダーで溶接合部の錆を落とします。
120番”で落としてします。
元の塗装でマイナス(アース)クランプ電気が通りにくいのでクランプ付ける所も塗装をおとします。同じく万能の120番で全ていけます。

 

再度車体へ仮止めして、溶接場所の再確認です。

 

位置を決めて印をつけて。

 

クランプを繋いでアーク溶接で接合しました。

 

両面とも溶接します。

 

しょっぱなの電力が100Aでして穴が空きました。。。
60Aでやり直して何とか接合。

これでOKですが、ボルト穴以外の穴あき部はシリコンパテで埋めないとサビを誘発します。
溶接部も黒orクリアで塗装しておかないとサビの原因になります。

 

 

パテ埋め・塗装作業

穴という穴に”シリコンシーラント”を溢れるまでぶち込みます。

 

少し時間を置いて。

 

シャシャっと塗装です。
下地材”ミッチャクロン”→”塗装”→”クリア”とすれば更に綺麗になります。
今回は時間の関係で塗装剤のみでしました。

 

完成です。
パテの硬化と塗装乾きの為、時間を置いてから装着です。

 

おおっピッタリです^^
DIYの一番ドキドキの瞬間ですが、実は楽しいのは作ってる最中のほうですよね^^;
多少のずれの場合、合わなくてもドリルで穴を広げていけば全く問題ありません。

最後にフロントバスケットを乗せて完了。
こいつの留め方は自由で、整備を考えると下底だけ留めるという手もありますね。
キャリアあるのでどうとでもお好きなように。

安物バスケットでも高級バスケットでも壊れる事はまずないでしょう。

 

 

今回のジャイロUPFキャリアを加工工具等

今回使ったのは別にあるものを使用しただけですが、DIYの幅を無限大に広げてくれる工具たちです。
ですので別に専用工具などは必要ありません。
一番言えるのは”溶接機”を取り入れた事ではんぱなく整備だけでなくDIYが楽しくなったのは間違いありません。

部品類:

●トゥデイAF67用フロントキャリア

実は作らなくても純正品が出ました。
この商品、若干カゴの位置が高いのでトゥデイのヘッドライトに荷物が干渉しないよう気をつける事と、底の長さが短いのでカゴ底全体を覆えないという点だけ注意です。
ライトの位置がカゴの下にあれば何でも良いんですけどね^^;

 

工具類:

加工する場合は工具が必要ですが、こいつたちがあると楽しいんです。
何でも作れちゃう”気分(笑)”になりますよ!

今回のジャイロアップのフロントキャリアを加工して、トゥデイAF67へ取り付けで出てきた工具たちです。

●溶接機|ノンガスアーク100v/200v兼用


私はこれ!アリババ取引高上位のAT2000。
プロ溶接のユーチューバーの方に奨めて頂きました。

※注)溶接機の場合、環境もありますのでご注意を!!

溶接装備品やひろしぱぱの環境

ひろしぱぱ溶接装備品はこちら

※遊びと作業の幅がとんでもなく広がります!

 

●溶接機|ノンガスアーク200v

最近買い日動さん追加買いしました♪同じ200vでも安定性とレベルが異なりますが200v環境に注意。

 

●レシプロソー


これはDIYでは必須ではなく便利アイテム。
今回動画にも出てきた片手操作可能な小型レシプロソーのプロ用。
こいつは解体からデリケートな作業からなによりグラインダーなどの入らない狭い場所の金属や木材を切断できます。
壁際の釘やボルト、または天井上向きや柔らかい刃での見えない部分カット・木の枝切りなどでも活躍します。当然普通の状態でも活躍します。
(ブラック&デッカーのレシプロソーは人気ですが酷い精度です。)

リョービ(RYOBI) 小型レシプロソー RJK-120 ケースなし 619400A

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●ディスクグラインダー

これ私が使用してるタイプでブラシレスの電子グラインダーです。
※こちらに詳細記事を書いてますので見てみて下さい。>>電子ディスクグラインダーについて


グラインダーはDIYには必須で一番の出番の多さです。
だからこそこれだけは無段変速タイプを試してほしいものです。
二度と定速機には戻れなくなりますがその便利快適安全性の意味が分かると思います。
ブログにも出てきますが私は3つ持ってますが、もうこれしか使用してません。
振動も少なく、大物から小物・素材によって変速できる為、たぶんこのグラインダーで後悔する人いないと思います。
定速しか使用したことない人は調整可能なこの振動の少なさにビックリするはずです。

 

●ボール盤(ドリル)


これもDIY者には必須ですがひろしぱぱは安物ですが超重宝してます^^;
買ったので大事にしますよ!
木工現場でも鉄鋼現場でも必須の工具ですね。

SK11 卓上ボール盤 300W SDP-300V

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●ベルトサンダー


ベルトサンダーもDIY必須工具ですね。
木工DIYメインの人は面サンダーでしょうが、バイク整備人は絶対ベルトサンダーです★
さび落とし、塗装剥ぎまで幅広く使えます。
変速出来ないパワー型マキタさんのと迷いましたが、ひろしぱぱは圧倒的な価格の安さにリョービを選択。変速も可能で小物から大物まで対応できます。
大正解でした!これは大当たりです^^

 

以上がひろしぱぱの持っている今回の作業で登場した工具です。
あれば整備を通り越して楽しさ4倍増にDIYが楽しくなります。
無いものは加工して作れば良いってなりますので^^

 

 

トゥデイAF67にジャイロUPFキャリアを加工装着動画

今回の作業動画です。
整備ではなくDIYなのでやり方は人それぞれですがとにかく、むちゃくちゃ楽しかった~♪に尽きます^^

 

最高に楽しいDIYでした^^
ひろし整備人

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