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HONDAベンリィ50のリアブレーキシューの交換です。
フロントも交換したので、リアも交換しました。
正直フロントブレーキシューもリアブレーキシューも共通のバイクは経済的にもストックしときやすいので大変ありがたいですね^^
早速交換していきます。
HONDAベンリィ50:リアブレーキシュー交換作業
マフラーを外す
まずはマフラーを外す必要があるので外していきます。固定ボルト外して。
エンジンシリンダーとの接合部外して。
マフラーと泥除け固定ボルトを外して。
マフラーを外す。
より詳しくはこちらに書いてます。
チェック:マフラー
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【ベンリィ50】マフラー交換方法
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リアタイヤを外す
マフラーを外したので次はリアタイヤを外します。
リアシャフトのロックナットは”24mm”です。
ババババッと外します。
一回逆側(クランク側)に回って泥除け固定ボルトを外します。”10mm”です。
これでリアタイヤが外せます。
ホイール側のブレーキカスを捨てて、パーツクリーナーで清掃します。
最近のブレーキシューはアスベストは無いのが多いですが、必ず粉じんマスク着用を。
メモ
シューの粉は一度肺に入ってしまうと危険なので本当に気管支お気を付けください。
バイク整備には必須です。
ひろしワ~ク:3M取替え式防じんマスク3753の能力分析
リアブレーキシューを交換:外す
新しいブレーキシューを用意して交換です。
力任せでも良いですが、片方をカポッと90℃に折り曲げると。
簡単に外れます。
リアブレーキシューを交換:取付け
あとは取り付けていきます。
車体側ホルダーをパーツクリーナーで清掃します。
モリブデングリスorモリブデンラバーグリスでホルダーとシューの接合部をグリスアップします。
写真はベッタリですが薄くです。
※共振鳴きとブレーキをした時のハンドルに伝わるガタガタを抑える事が出来ます。
あとは新しいブレーキシューを取り付けです。
外したときと同様に、片方を90℃に折ったままもう片方を先にハメると簡単です。
”完成”です。
最後にきちんとはまっているか、カチカチして、ブレーキレバー付けてを前後させて確認してOKです。
タイヤ付けて。※トルクレンチ使用。
マフラー付けて全て完了。
キュッキュッとリアブレーキが復活しました。
HONDAベンリィ50:リアブレーキシュー交換に必要な工具
フロントとは違い、ジャッキが不要です。
●HONDAベンリィ50リアブレーキシュー
中国純正:ひろぱぱ号はこれを使用してます。
●モリブデングリス
バイク用には基本、重圧や回転に強いモリブデングリスを多用しますので重宝します。特にエンジン・足回りはこればかりです。
●スリーエム社:防塵マスク3753
当ブログや動画で出てくる防塵マスクはこれです。夏は汗をかくので息苦しさは否めませんが、粉塵による肺炎気管支炎から守ってくれます。
●電動インパクトレンチ|SI-170W(新型)
エアー工具のエキスパート信濃機販ですが、壊れない!ひろしバイク超おすすめの電動インパクトレンチ。
先っちょの引っ込んだコンパクト大工形状と違い、整備のしやすい突き出し形状です。
エンジンなどにもコンパクトで小回りが効きながら使用出来て、足回りなどにもツインハンマーなので対応出来ます。
※私はSI-160ですが165w→新型170wが現在の新型です。
●インパクト用ソケット24mm
※HONDAベンリィ50のリアホイールナットは24mmです。(フロントは19mm)
ソケットセットの場合24mmまで大きいのは無いのがほとんどなのでその場合は単品で購入が必要です。
インパクトで使用する場合は鋼鉄のインパクト用じゃないとすぐ割れて砕けるので注意。
ショートの場合運が悪いとホイールナットの場合車種によっては奥まで入らない場合があります。
ディープタイプにしておけば間違いなく大丈夫です。
●トルクレンチ|足周り[30~180N・m]
タイヤホイールの車体取付時に必要です。
足周りの締め付けトルクは高めなので、エンジン用ではなく足回り用が必要になります。
●他インパクト用品
インパクトレンチ用1/2(12.7mm)→3/8(9.5mm)変換アダプタ
バイクの足回り以外はほぼ3/8(9.5mm)サイズが一番使い易いです。足回りのみ1/2(12.7mm)でOK。
※かならずインパクト用にする事。割れます。
HONDAベンリィ50のリアブレーキシュー交換作業動画
今回の作業動画です。