車の車庫証明と名義変更へ行ってきました。
2tトラックを購入(車両総重量5t未満自家用車)した為、今回は代行業者などは使用せずに自分でしてきました。
代行業者や販売店にしてもらう場合、車体込々価格か+1~3.5万円程度です。
特に今はネット販売も当たり前の時代で、購入先が県外の場合委任状をもらい自分でする人も増えています。
まず順序と必要なものを並べていきます。
代行業を使わない場合は、車検証はまだ購入先のままですよね。これを変更します。
ただしこの2つには順序があり、まずは車庫証明→名義変更の順です。
一つづつ見ていきましょう。
私は今回は2tトラックですので法人で申請に行きました。
ちなみに個人の場合は特段難しい事もなく全て自分の情報を書けば終わりです。
車庫証明の取得方法
取得先は最寄りの警察署です。
提出してから警察が場所を見に来て許可証を出すまでに約1~2週間かかります。
なので車庫証明を早めに終わらせない事には名義変更出来ませんのでご注意を。
=まだ相手名義のため任意保険も変更できません。
準備するもの
- 車検証
- 自動車保管場所証明申請書
- 保管場所所在図・配置図
- 保管場所使用権原疎明書面(自認所)※自社・自持ち家の人
- 保管場所使用承諾証明書|大家許可証※賃貸の人
- 登記簿謄本(法人)・住民票(個人):確認用
- 求められたらでOK→公共料金の領収書等(法人)
です。
これらを揃えて最寄りの警察署へ行きます。
自動車保管場所等・申請書の書き方
車検証
まずは車検証が必要です。
もちろん車に対して一台なので提出ではなく確認用です。
これを見ながら車両情報を記入します。
当然まだ名義変更してない場合は購入先もしくは個人売買の場合は相手の住所氏名などになっています。
※型名・型式・車体番号・自動車の大きさ(寸法)を車検証の通りにそのまま書きます。
自動車保管場所証明申請書
名義変更前は相手の情報が車検証に記載されてますが関係ありません。
自分の情報を以下のように書きます。
※法人の場合、申請者の欄は会社代表となりますので注意。(申請に来た従業員の住所等ではない×)
そしてこれは複写式用紙になっていますので、インターネットからダウンロードする場合は全て同じ事を記載する必要があります。
最寄りの警察署で貰う場合は複写用紙となっています。
保管場所所在図・配置図
自動車を保管する場所に警察が確認しにきますのでどこに停めるかを書きます。
法人であれ、個人であれ記入した本拠から2km以内である必要があります。
会社前や自宅前に停める場合は何も気にすることなく地図のみを書きます。
メモ
全体図の方はグーグルマップではダメなところもありますが、ゼンリン住宅地図の場合OKとなります。
保管場所使用権原疎明書面(自認書)|※自社物件・持ち家の人のみ
賃貸の人はこの書類は不要ですので破棄して下さい。
自社物件もしくは持ち家の人はこの書類へ自分の住所と氏名を記載して捺印します。
保管場所使用承諾証明書|※賃貸の人のみ
大家さんに許可証を送り書いてもらう必要があります。これが面倒ですが必ず必要です。
注意ポイント
使用期限の欄は必ず記入する必要があります。
月極などの場合はその契約書の期限を、その他は賃貸所の契約期間・過ぎてる人も多いでしょうがその場合は申請日から1~2年で記載します。
登記簿謄本(法人)・住民票(個人)および公共料金の領収証など
これは提出というより確認用です。
特に法人で支点が多い場合などでの確認用です。
面倒を避けるために念の為持っていくと事がスムーズにすみます。
これらをもって最寄りの管轄警察署へいきましょう。
警察署でする事
上記書類が揃いましたら最寄り管轄の警察署へ行きます。
※交番ではありません。
収入印紙の購入と記載
普通車の場合は2700円必要です。
総重量5t未満自家用車登録の2tトラックの場合は普通車扱いです。
※他に軽自動車・大型バイク・大型トラックなど全て用意されてますので車検証出して聞けばいくら必要ですと教えてくれます。
領収証納付書には保管場所申請書の「申込人」と全く一語一句同じに略さずに記入が必要となります。
車庫証明の申請窓口がありますので、用意してきた「申請書類一式」と「領収証納付書(収入印紙)」を提出します。
所要時間
準備物に抜けが無く、スムーズにいけば提出して「収入印紙」を購入して提出して終わりです。
待ち時間が無ければ所要時間10分。
受理されると「保管場所証明受理票」が交付されます。
記載された日付と時間以降に提出した警察署へ再び取りに行く必要があります。
※この受理票は無くても良いのですが、下の収入印紙は引き換え時に必要となります。
※忘れた場合取りに帰るか、550円また収入印紙を購入する必要があります。
車庫証明書受取り
後日、再び警察署へきてはれて車庫証明がもらえます。
名義変更や保険関係等なにかと色々な手続きて必要な基礎証明みたいなものなので、必ず手続きを怠らないように迅速に手続きしましょう。
注意ポイント
※これがないと名義変更もできませんので、特に個人売買などで面倒がって適当にしていると「交通事故」が起きた時など相手に責がいく等とんでもない争いごとになりますので重々注意。
車庫証明をもらったら
- 車庫証明シールは、普通車の場合、後方「リアガラスの左下」が指定位置です。
内側からでも外側からでも貼れます。(外側の場合は付属の透明フィルムも必ず使用)
車庫証明シールは一度貼って、剥がすと再利用できませんので場所を決めて丁寧に貼る事。 - トラックなどの場合は左:助手席外側ドア(窓ではない)となります。
- 車庫証明書の方は名義変更で必要ですので大事に持っておきましょう。
次回は名義変更へいってきます。
※車庫証明がないと名義変更は出来ません。
名義変更の方法
名義変更は陸運局となります。
手続き申請場所
- 車庫証明:最寄り警察署
- 名義変更:最寄り陸運局
(軽・普通車で場所が異なる[市管轄と県管轄が異なる為])
初めての人は書類が専門なのでまず出来ませんが全て窓口で教えてくれますので各都道府県陸運局窓口で従ってください。
今現在は購入先の名前で車検証ができていますので、これを自分名義へ変更する必要があります。
これをしなければ保険にも入れませんし自己した時前名義人へも責任がいきます。
準備するもの
- 車庫証明書:これが必要なので先に車庫証明です
- 実印および印鑑証明書:法人個人関わらず必要
- 印鑑証明:相手方・自分方2つ必要
- 譲渡証明書:購入先からもらう譲渡証明書
- 委任状:購入先からもらう事
- 車検証:購入先もしくは前所有者の名義のもの
- 手数料納付書、自動車税申告書、申請書:陸運局でもらう
- 確認書類としての登記簿謄本・住民票等(提出不要)
これは車庫証明があるので不要ですが心配な人は持っておく
どこの地方でも各窓口をいったりきたりとなりますが全て進行順序説明をしてもらえますので安心して下さい。
全て案内に従って行動します。
参考に以下を添付しておきます、提出ごとに次は何番窓口へ行ってくださいと流れになってますので心配無用です。
車屋やバイク屋以外の人は準備だけ忘れ物ないようにしておけばあとは陸運局で書くものなので行ってからの流れです。
名義変更申請書
窓口参考:当然地方により異なります。
所要時間:初めての人なら40~80分時間
どちらにせよ待ち人数と陸運局側の処理スピードに大きく左右されます。
最終的には「車検証の名義」が新所有者の名前と住所に切り替わり、「新しいナンバープレート」を交付されてそれを取付て完了です。