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DIY

吊り工具の電動ホイストウィンチが昇【降】しない故障|スイッチが原因でしたので修理

2019年11月4日

何気に整備に貴重な電動ホイスト。

面倒なワイヤー系をバイク吊り上げて下から一気に抜いたりできる優れものです。

しかもひろしバイクどっとこむで一番動画が見られているのが電動ホイストなので何としても修理します。

が、昨日まで使用出来ていたのですが急に!まさに急に下に降りなくなりました。

上にだけ上がるのであんまり試し運転してたら引き上げばかりして巻き付いてワイヤーが伸びてしまうので必要最小限の情報で原因を探って修理しました。

結果としては、なんととんでもない簡単でお粗末な作りでしたが、無事ばっちり復活です。

めっちゃ便利なのですが、絶対に必需でないぶん壊れたら買わない可能性があるので、何としても直したかったのが助かりました。

 

電動ホイストの故障原因と故障個所

モーター部分


モーターが焼き付いたのであれば、吊り上げも下げもどちらも出来ないはずですが上げる事は出来ます。
しかも巻き取りで上げる方が負荷がかなり大きいのでスイッチが原因だろうとは予想できました。

念の為先に本体部分の方の断線や接触不良などが無いか、クネクネしたりしながら上げ下げボタンを押すもやはり下には下がりません。
他にはモーター周辺に焦げた匂いなども無いか調べましたが痕跡はありません。

モーター部が壊れていた場合は専門では無いのでお手上げです。

 

スイッチ部分


モーター側でないという事はスイッチの下げるボタンが原因だろうとは特定出来るので開けてみました。
もちろんやってみるまでは分かりませんがバイクと同じで色々なところからくる不具合の可能性もありますので。

状況からは、予想原因はスイッチと特定出来たので分解していきます。

 

 

電動ホイストの修理|スイッチ部分

とにもかくにもコンセントからプラグを抜きます。

 

とりあえず開けないと話にならないので、後ろ部分を開けます。
プラスドライバー”です。

 

中身はこんな感じで思ったよりもシンプルでした。
バイクで言うとセルモーターやCDIのようなものが見えますが良くわからないので”断線”や”焦げ”または”接触不良”がないか念入りにチェックしようと思ってました。

 

爆弾💣作ってるわけじゃないのでこういう分からん奴は接触部のみ、しっかり見て無視です。

 

( ,,`・ω・´)ンンン?っとみると何と端子が一つ余っていて銅線がむき出しのコードがあります。
絶対これじゃんと確信に。

 

拡大するとこれとこれが繋がってないといけない。

 

絶対に銅線がむき出しだと他端子の金属へ接触するとショートして壊れるのでここにささってないといけません。
しかし銅線むき出しなのはなぜ??

 

理由は簡単で、”平型端子から銅線が抜けていた”という日本ではありえない凄い事に。。。
引っ張られる要素も無いこのボックスの中の状態で抜けるのはもう”圧着し忘れ”レベルかと予想できます。

 

という事で買ってきました。
エーモンのNo.1155番”です。せっかくの休日が実に楽しい事になったぜとブツブツ。

 

あとはNISSINのカップヌードルですね。

 

という事で○国のミスを日本人がしっかり圧着して。
小指は絶対に立ちますね私。

 

2cm程度のビニールテープでごまかされてた絶縁をきちんと絶縁ゴムへ変更してその上からビニールテープをしっかり巻いて。

 

これで抜けないように完成しました。

 

あとは端子に差し込んで。

 

元通り組み立てて完了です。

 

しっかり下まで下がる事を確認して修理完了です。
直りました。

と、こんなおちゃめな中華製電動ホイストですが、実はかなり役立つんですよ。
実際にはワイヤー交換などまだしてない状態でもワイヤーのへたりもモーターも壊れてません。
バイクなんかはジャッキかけて、馬かけて、潜り込んでとする作業もこれがあれば一発です。
別の使い方ではトラック前方の荷物を後方へ引っ張ったり、1Fから2Fへ窓から冷蔵庫を上げたり、ビル現場などの1Fと5Fの物資や工具の支給の行き来などでも利用できます。

という使い方などアイディア次第で色々な使い道があります。

 

 

整備に便利な吊り工具|電動ホイスト(ウィンチ)

今回取り入れた吊り工具はこれです。
ハーレーなどの重量バイクや系車両を吊りたい場合は耐荷重に注意して下さい。
一般的なバイクの場合は、耐荷重200kgのこいつで充分です。

今回の動画で修理で分かりましたが、もし商品を買ったら先にスイッチを開けて確認した方が良いかもしれません。
それを差し引いてもこの低価格は凄いものなので大事にしたいと思います。

●電動ホイスト

耐荷重ダブルワイヤーの形で200kgです。
油圧ハンガーと違い長時間吊りが可能となります。

 

●エンジンハンガー(バランサー)

整備の場合はエンジンハンガー(バランサー)が必要ですが強度は充分です。

 

 

電動ホイストの修理作業動画

今回の修理作業動画です。
せっかくの祝日が^^;

 

可愛いやつです(笑)。
ひろし整備人
ひろし整備人

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