今日はヤマハMATE V50Dが来ましたので紹介。
見た目はホンダのカブそっくりなこのバイクは、ヤマハビジネスバイクの先駆けバイクです。
チェーン式ギア車の見た目カブそのものながらこのバイクなんと2stバイクです。
ですのでパワー馬力もなかなかのもので、2stバイクながらに燃費はなんとリッター80kmと驚異のパワーと燃費を兼ね備えてます。
初代が1965年発売なのでもしかしたら初代YAMAHAのビジネスバイクかもしれません。
マイナーチェンジしながら50年以上販売してきたことになりますが、HONDAのカブが凄すぎてかすんでますがメイトも凄いバイクなんですね~。
早速見ていきましょう。
ヤマハメイト50のスペックと特徴
メーカー:ヤマハ|名称:MATE(メイト) V50D
初代は1965年からの発売でヤマハしかないエンジン特徴で発売されてひろしバイク整備人の生まれる前に最盛がありました。
現在世界的に排ガス規制があるためメイトもその影響を受けて、現在ではメイト自体が2st4stともに生産終了となってます。
あとはギア車なら単車ブーム・50ccなら足代わりのスクーターが人気が出た背景もあるようです。
以下マシンスペックです。
<スペック・諸元表>
型式 | BB-UA04J |
発売年 | 2005 |
発売月 | 9 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル |
全長 | 1845mm |
全幅 | 665mm |
全高 | 1030mm |
ホイールベース | 1175mm |
最低地上高 | 140mm |
シート高 | 740mm |
乾燥重量 | 82kg |
車両重量 | 88kg |
燃料消費率(1) | 80km/L |
測定基準(1) | 30km/h走行時 |
原動機種類 | 2ストローク |
気筒数 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 |
排気量 | 49cc |
内径(シリンダーボア) | 40mm |
ピストンストローク行程 | 39.7mm |
圧縮比(:1) | 6.4 |
最高出力 | 3.5kW |
最高出力 | 4.7PS |
最高出力回転数 | 6000rpm |
最大トルク | 5.9N・m |
最大トルク | 0.6kgf・m |
最大トルク回転数 | 5000rpm |
燃料タンク容量 | 5L |
燃料タンク・リザーブ容量 | 0.7L |
燃料(種類) | レギュラーガソリン |
満タン時航続距離 | 400 |
点火プラグ標準搭載・型式 | BR7HS |
搭載バッテリー・型式 | GT4B-5 |
バッテリー容量 | 12V-2.5Ah |
エンジン潤滑方式 | 分離給油(2スト) |
2ストオイルタンク容量 | 1.2L |
1次減速比 | 3.578 |
2次減速比 | 3.416 |
ギア変速比 | 1速 3.25 / 2速 1.8 / 3速 1.2 |
動力伝達方式 | チェーン |
スプロケット歯数・前 | 12 |
スプロケット歯数・後 | 41 |
チェーンサイズ | 420mm |
ブレーキ形式(前) | 機械式リーディングトレーリング |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング |
懸架方式(前) | ボトムリンクフォーク |
懸架方式(後) | スイングアーム式 |
タイヤ(前) | 2.25-17 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 33 |
タイヤ(前)速度記号 | L |
タイヤ(前)タイプ | チューブタイヤ |
タイヤ(後) | 2.50-17 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 38 |
タイヤ(後)速度記号 | L |
タイヤ(後)タイプ | チューブタイヤ |
ホイールリム幅(前) | 1.2 |
ホイールリム幅(後) | 1.4 |
ホンダカブとヤマハメイトの簡単な違い
ひろしバイク的使用感
上記がメイト50のマシン的スペックですが、個人的感想も書いておきます。
スクーター式では無くギア式のタイプならではのガチャガチャ音は、ホンダのカブ・ヤマハのメイト共にこの年代のものはどうしてもします。
2速→3速のギア比がかなり離れてるのは小型3速の宿命なんですよね。しかし2stというパワーメリットがあるのでもう最初からずっと3速だけでも何とかなります(笑)。
理想は1速→2速のギア比をもっと離して、3速のギアをもっと大きく出来れば最高なのではと思うのですが3速ギアと限られた中での造りは何らかの意味があるのでしょう。
そしてスクーターと違い、ギア式の最大のメリットは燃費とトルク調整。
4stホンダカブの燃費はバイク市場最強ですので他の同排気量バイクでも越せるものは有りませんが、その分これもYAMAHA特有のカブには絶対負けないパワーがメイトにはあります。
さらに歴史の古いHONDAカブの存在が強すぎて霞んでしまうのはもうしょうがない部分があります。
別名YAMAHAのカブ=やはりHONDAカブを中心に考えられてしまうのはもうしょうがないです。
2stならではの力強さがある中での「リッター80km」は現代バイクの中でも比較してもずば抜けて燃費が良いです。
まさにスクーターではなくギア式の特権ですね。
したがってカブが長距離軽量ビジネスでおススメなのに対して、メイトは馬力の必要な近・中距離の仕事などで最大の力で活躍します。
今では少なくなりつつあるギア式バイクですが、単車では無いので半クラッチや繋ぎ時のエンストはしません。
ですので誰でも乗る事が可能です。
ただ高度成長期時代乗ってた方や旧車好きには面白いエンジン音と振動ですが、若者の心をつかむには見た目がですね^^;
という事でヤマハの2stビジネスバイクメイトV50でしたが、4stの街乗りタウンメイトT90等も有りましたよ。
ヤマハMate50の紹介動画♪|カブとの違い
今回のメイトの紹介動画です。