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【トゥデイAF67】4stバイク全般のエンジンバルブカーボン詰まり除去方法|誰でも出来る簡易編!動画有り

今回はトゥデイAF67のエンジン内のカーボン除去方法ですがエンジンの小さめの4stバイク全般共通です。

今回はシリンダーを開けない”誰でもできるやり方”です。

信号待ちでスロットル開けるとエンストしたとか、エンジンがかからないとかその他いろいろの4stバイクのカーボン噛み症状です。

基本的には作業工程に関しては、AF67もAF61もキャブレターの所がインジェクションになっているだけなので全く同じやり方です。

※ただし、これは早い段階での話なので、重症になったらエンジンヘッドと腰上を開けてこそぎ落さないといけなくなりますので、なるべく早めに対処した方が当然良いです。

早ければ早いほど治りやすくなります。

 

バイクのエンジンバルブカーボン噛みの判断方法

重度の場合はとにもかくにも圧縮がないのでキックがスカスカに軽くなります。

この簡易編は少しだけ軽くなったくらいの圧縮漏れの場合非常に有効で基本的に復活します。
正常なバイクはグッと踏むと重く体重をかけるとズボ~っと押し込めますが、カーボン噛みをしていると最初から軽いです。

もちろん軽度、中度、重度とありますので普段の感覚を覚えておくことが大事です。

 

トゥデイAF67のエンジンバルブカーボン除去方法

今まではマフラーも外して圧縮上死点だしてとしてましたがしなくても大丈夫と判りました。より簡単です。

AF67のカーボン除去剤を吹く場所は2か所でAF61(旧型)と同じです。
最後にセルの力で掻き出します。

  1. エンジン上・インマニ部。
  2. エンジン横・プラグ穴。
  3. 最後にバッテリーをジャンピングしてピストンの力でカーボンを掻き出す。

キャブレターとFIの違いがありますがやる事はaf61も同じです。

前準備

メットインとカウルを外します。
カウルは外さなくても良いですが初めての人は分かりやすくするために外しましょう。

【トゥデイAF67】シート下カウルの外し方カウルスクーターの宿命のカウル外しです。 フロントのワイヤー系作業などでは外すのは絶対条件ですが、ここは作業性のUPの為に外すこと...

この状態の方が作業しやすいです。

 

1:エンジン横・プラグ穴からカーボン除去する

プラグの方はしない人はしませんが、最善をつくしましょう。
上からも下からもした方が良いです。

プラグの外し方

プラグの外し方はこちらをご覧ください。

【トゥデイAF67】プラグ交換方法トゥデイAF67のプラグ交換方法です。 交換の目安としては3000~5000kmごと。または半年~1年ごと。 基本的には距離...

一旦プラグを外した状態にします。

シリンダーのプラグの穴に”エンジンコンディショナー”を吹きます。
カーボン落とし系なら何でも良いですが”泡系”の溶剤を使用します。
トゥデイの場合はプラグ穴の位置とシリンダーまでの距離があるので通常のノズル長さでは届きませんので”ロングノズル”を使用します。
ロングノズルを使用しないと届きませんので注意。
長さはこんなに違います。

しっかりシリンダーの穴に入ってることを確認します。
※シリンダーカバーの穴では無く、シリンダー穴にしっかり入ってる事を確認。

あとはプラグ穴にエンジンクリーナーをぶち込みます。
この時長さが足りないとエンジンとエンジンカバー内に吹くことになり無意味なのできちんとプラグ穴にスプレーノズルが入っている事を確認します。
標準のノズルでは届きません。

プラグ穴からは1~2回程度で構いません。
メインはインテークマニホールドの穴からになります。

 

2:エンジン上・インテークマニホールド部からカーボン除去する

①フューエルインジェクションボルト”8mm”を2つ。
②インテークマニホールドナット”10mm”を2つ。
合計4つを外します。

運転席側の正面から見るとこの4つのボルトです。

4つのボルトを外すとインジェクションごと上に持ち上げれますので引っこ抜きます。
エンジンシリンダーの穴出現。
この中にピストン、バルブ部があるのでカーボンが溜まります。

ここにカーボン除去剤、”エンジンコンディショナー”をぶち込みます。
3回程度すればOKです。
ゴムOリングシールがあるので溢れないように注意(固くなりひび割れしやすくなります)。

しばらく開けて放置しておきますが、絶対にゴミやボルトなど落とさないように注意が必要です。

 

これで簡易的なカーボン除去剤は完了になります。

次の3番目バッテリーも重要です。

 

3:バッテリーをジャンピングしてセルの力で掻き出す

最初に外していたプラグを取り付けます。

後はセルを使用してピストンの力で掻き出しますが、バッテリー容量が確実に足りませんので、12v用のバッテリーでジャンピングさせます。

12vの別バッテリーを用意して、ブースターケーブルでつなぎます。
「+と+」「-と-」を繋ぎます。

10秒程度セルを回します。

10秒程度休憩。

セルを10秒。

10秒程度休憩。

セルを10秒。

10秒程度休憩。

セルを10秒。ブルン。おっ!?

10秒程度休憩。

セルを10秒。ブルン。ブルン。ブルン。おおおっ!?

10秒程度休憩。

セルを10秒。ブルン。ブルン。ブルンブルルルル~ン。

でエンジンが息を吹き返します。

 

エンジンコンディショナーをぶち込んでるのも有るのでエンジンがかぶり気味でかかりにくいのも当然なので何度も繰り返してみます。
そして最初は白煙が凄く出るはずです。

この白煙が無くなるまでアイドリングや慣らし運転(平地30km/時以内)をします。

早い段階の場合はこれで治る場合がほとんどですので、常に整備メンテナンスは重症になる前に異変があれば点検するようにして整備ノートに付けておきます。

4stバイクは全般ですがやはりトゥデイはAF61もAF67も例外なくカーボン噛みは持病ですね。

エンジンを開けない、簡易タイプのやり方は時間の無い時かなり重宝しますが、エンジン開けても別に簡単です。

分かりやすいのがプラグを見てカーボンの塊があって調子悪い場合はヘッドを開けて清掃した方が早いです。

 

【トゥデイAF67】エンジンバルブカーボン詰まり除去方法|誰でも出来る簡易編!で必要な工具など

ヘッドを開ける事も無いので、工具は一般工具で特殊なものはありませんがしいていうならスプレー用ロングノズルです。
溶剤として揃えておかないといけないのが以下。

●エンジンコンディショナー

カーボンと言えばこれ。
キャブレターやFIフィルターの詰まり解消などにも使用できます。
強力で匂いもきついので換気には注意。

 

●汎用スプレー用ロングノズル

こいつはプラグ穴からのカーボンやインマニ清掃などでも使えますので一つ持っておくと超便利です。
2stバイクではそこまで頻度はありませんが、4stバイクでは必須中の必須便利アイテムです。
あまりにも送料がもったいないので何かのついでに買っておきましょう。

TRUSCO(トラスコ) スプレー用ロングノズル PP製 300mm LN300PP

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132円(11/17 09:13時点)
Amazonの情報を掲載しています

 

●ラバープロテクタント

これも必須ですね。あらゆるゴムの復活剤。めったに開ける事のない所開けたときなどついでに吹くだけなので超多用しますので。ゴムパッキンのひび割れ防止などにもなります。

 

●KURE226(接点復活剤)

各種電極接点復活剤です。
セルスイッチ部、ヘッド/テール/ウィンカーランプ、オートチョーク、バッテリー接合部などいたるところで役立ちます。

 

●ブースターケーブル

車を持っている人は必ずは持っていますよね。
バイク(50CC)は50Aで充分ですが、1000cc大型バイクや3000CC普通車などにも使用するなら100A以上を使用しないと焼ききれます。
※今回の作業の場合は50Aで充分ですが基本100Aを持っておきましょう。

 

トゥデイAF67原付のエンジンルームのカーボン噛みを詰まり予防方法

軽度~中度であればクリーナーで治りますので安心を!!
有名過ぎて紹介もなんですが、使用するのはこれです。

ひろしバイクどっとこむではYAMAHAを使用してますがどちらでも構いません。
どちらの商品も効果はてきめんです。
安い方で構いません。

●YAMAHA:PEAカーボンクリーナー

ひろしぱぱはこちらを使用してます。

 

●ワコーズ:フューエルワン

絶大な人気を誇る商品です。

カーボン除去クリーナーとしては、車で力を発揮するワコーズ F-1 フューエルワンも大人気ですが、あちらは車・バイクのディーゼル車、ガソリン車2st・4st全てに対応可能ですのが分量が車設定なので間違えないよう注意して下さい。

入れすぎるとエンジンかからなくなります。

ワコーズ F-1 フューエルワンも人気>>

どちらもおすすめです。
ワコーズの方が有名なので使用している人は多いと思います。

オイルや添加剤系はHONDAよりもYAMAHAの方がだいぶ先を進んでますのでYAMAHAオイルを使うバイク屋さんも多いです。というかディーラー以外はほとんどヤマハを使っているでしょう。

使用する事でカーボンを溶かし、残りかすをマフラーへ吹き飛ばします。

アイドリングが安定して、エンジンの性能を最大限に引き上げますので定期的に入れて上げましょう。

これによって常にエンジンルームを持病のカーボン噛みから守ってくれます。

軽度~中度であれば今からでもまだ全然間に合います。

ガソリンタンクへ注入するだけ。

もともと調子良い場合は変化は当然少ないですが、調子の悪いAF61やAF67に乗ってる人はあからさまに体感できるでしょう♪

30回以上のリピート商品です。

トゥデイAF61(旧型)・AF67(新型)もカーボン噛みは、周知された持病なので、重度になる前に早めの注入をおすすめします。

たま~に入れる程度で良いんです★

カーボン噛みの予防としてこちらも必ずご覧ください。|暖気の重要性

4stバイクのバルブカーボン噛みでエンストの原因と暖機運転の重要性|始動直後のエンスト→その後普通に走る場合のパターン4stバイクの持病ともいわれるバルブカーボン噛み。 この最も重大な症状の2大原因として以下があります。 暖機運転(アイド...

 

トゥデイAF67のカーボン除去|簡易編の作業動画

トゥデイAF67の別車体の作業動画がこちらですが、マフラーはもう外しませんでした。
この方法ならエンジンを開けた事ない人でも誰でも出来ます。

 

ひろしぱぱ
ひろしぱぱ
軽い症状の場合やエンストしだしてすぐに対応する人はこちらの方法でも間に合う事が多いです。(当然原因がバルブカーボン噛みの場合に限る)
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