前回バイク用にスロープを造ろうとして、20cm高の場合、距離も強度も必要になってくるので鉄で材料費の方が上回る事が分かったので購入へ切り替えました。
チェック:DIYスロープ
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バイクを別室へ移動するバイクスロープをDIY「第一弾」
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しかーし今回はスロープというより4cm程度の低段差解消用のスロープなので余り木材料で自作する事にしました。
ジョイステップとか有名どころのプラスチックの市販だと段差が高すぎたり幅が短すぎたりで、売ってないので作ってしまおうという事です。
”外用”にはジョイステップ最高です。
重量物でなければ2×4木材程度でも良いですが、距離が短いので坂の角度が急になります。なので2×8木材同等にサイズの近い足場材で造りました。
倉庫内を移動する時にここの引っかかりが邪魔で邪魔でスロープが必要でした。
入るで前後タイヤ2回、出るで前後タイヤ2回づつ引っかかりますのでイライラが凄い。
解消していきます。
木の良い所は作ろうと思えばなんでも作れる所です。弱点は水に弱い事ですが、コーティングすれば外で酷使しないかぎり問題ありません。
バイク用木製スロープ(低段差解消用)を造る
木材カット
使用したのは2×8材(ツーバイエイト)で良いですが足場材でつくりました。
幅を室内ドア一般規格サイズの幅764mmに寄せて710mmとって、スライド丸ノコでカット。
これを2枚作ります。
木材を削る
手カンナではラチが開かないので当然電動カンナが必要です。
まずはクランプで土台と木材を固定しまくります。
削るイメージはスロープなので斜めにならないといけないのでこんな感じです。
薄くなり過ぎても強度が不足するのであくまで目安でここまでは削りません。
あとは削っていきます。
粉塵掃除機と電動カンナを繋ぎます。
掃除機は8Lとかすぐ満タンになるので家庭用は使えません。
※ちなみにホースに繋いでない場合、これが全て空中へ浮遊します。
霧のようになるので地獄絵図と化します。
71cm幅2枚を半分に削るとこれくらいの削りカスが出ます(笑)。
上で書いたようにDIYで家庭用掃除機は目ずまりもするので止めておきましょう。
掃除機onにして。電動カンナの刃のダイヤル調整。
本来の使い方の0.1~0.5mmだと綺麗スベスベになりますが遅いので1mmでします。
超スピードで削れます。綺麗に研磨は最後で充分。
グングン削れます。
20回もすればこれくらいなります。
これ以上薄くすると強度も心配なのでこの辺で逆側も同様に。
クランプは斜めになっているので強くし過ぎず数で稼ぐ感じにしました。
同様に削っていけば完成します。
出来ました。これを2セット造りました。
これで段差が無くなりました。
この継ぎ目部分にゴムマットを被せて上げるとさらに良くなります。
現状簡易的ですがゴムマット被せて完了。
これに「形成調整」「防腐塗装」「ネジや釘止め」まですると完璧ですが、倉庫用で見た目重視では無いのとパパっと余り物で造ったのでこれ以上手間かけません(笑)。
目的は果たしましたスイスイスイ~♪
これでノンストレスになりました★
アイディア次第で気軽にどこにでも造れるのが木の良い所ですね。
追記:2019年6月22日
仕上げで全てのゴムマットまでが完成しました。
これで音も無くなりました。台車にも対応できるように入り口側スロープ2本の写真です。
バイク用木製スロープを造るのに必要な工具
今回の作業で使用したものそのままです。
●スライド丸ノコ
これは必須までは無いです。
あるとめちゃくちゃ便利という程度ですので丸ノコでも構いませんし、頑張れば手ノコでもいけます。
レーザーポインタ付きでは国産最安値です。
●電動カンナ
これがないと今回はしない方が良いです。それくらい必要です。
刃出しを0.1mm程度で綺麗にも出来ますが、1mmでザクザクに削る事も可能です。
※リョービの電動カンナですが、アダプタ無しでマキタの集塵機と接続できます。
●集塵機
カンナと同じくこれがないと今回はしない方が良いです。それくらい必要です。
上記リョービの電動カンナとピッタリホース径がハマります。
DIYの定番8Lマキタの集塵機です。
●粉塵マスク
必須です。金属ヒュームもそうですが木材粉塵でも吸い込んだら確実に寿命は縮まります。
●金属製スロープ
ちなみに金属製スロープはこちらを使用してます。強度の心配が350kgなので安全でかつ、サイドレール処理がされています。
バイク用木製スロープを造る作業動画
今回の作業動画です。
※最後の仕上げゴムマット部分は、後日追記したので動画にはありません。
見た目を気にする人は、さらに「形成微調整・サンダー・防腐塗装」など手間を掛ければどんどん楽しくなっていきますね♪