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バイクのナンバープレートそのままで名義変更出来るか?と自賠責保険の名義変更は必要か?について|そのままでは事故した時に面倒な事に!

2021年4月20日

今回は小型原付バイク50ccの話です。

今日はバイクを頂いたので2つの名義変更へ行ってきました。

行ってきたのはもちろん区役所と保険会社営業所となります。

バイクの方の名義変更は絶対に必要ですが、自賠責保険の方は名義変更は必要なのでしょうか?

ここでさらに一つ、バイクのナンバープレートはそのままで名義だけ変更か可能か?この問題がありますがこれは市区町村によって異なるかもしれませんが、出来ません

そして自賠責保険の方ですが契約有効残日数がある場合の話ですが、そもそも自賠責保険は、車体番号管理のバイクそのものにかかる保険ですので人が誰であれ(貸した場合や企業の貸し出しバイク・レンタル等含め)、保険が効くようになっています。

これは強制保険でもあり、入ってない場合は刑事罰則を取られるため「民間企業が運用する公的保険」でもあります。

未加入や更新し忘れは車検を受けれなくなるし、別件で事故や違反して入ってない事がわかると点数取られるのと罰金も発生します。そして昔と違い今は罰金も高いです。

ですので車検のあるバイク等は忘れる事はありませんが、小型の場合は更新し忘れはかなり多いはずですので重々注意が必要です。

その恐ろしさは2021年現在は凄いものです。

 

よく中古でバイクや車など購入する人はご存知と思いますが、個人売買でも「自賠責:令和●年●月まで付いてます」とか「車検:令和●年●月まで付いてます」とか見かけますよね。

こんなのある位だから、自賠責保険の名義変更は必要ないのでは?

というのは昔からよく言われていた問題ではあるのですがその中身は単刀直入にいうと「名義変更して無くとも事故の時、保険は降りる」です。

では名義変更しても面倒なだけでしなくて良いじゃんというのは半分正解で半分間違えてます。

 

自賠責の名義変更

自賠責保険の加入は今はコンビニでサクッと誰でもできますが、名義変更は、ネット・電話・郵送で出来ない為、必ず最寄りの保険会社窓口へ行く必要が有ります。(代理店経由で入ってる人やお店で入ってる人はそこで可能)

自賠責を自分でコンビニやネットで加入した人などは、名義変更に関しては支店なり営業所なりの窓口で手続きが必要です。

そもそも名義を含む証明書が発生する以上、事故で困った時お金が降りるからそのままでいいやではなく、名義変更は契約的ルールであって、しないと刑事罰や逮捕されるとかそういう事では無いです。

社会的なものとしてきちんとしておく事がベストといえます。

そして、事故が起こってしまった時の話です、前者の人に迷惑がかかるのと連絡がつかない場合には自分も相手もしんどいことになります。

 

バイクと自賠責保険の名義変更の順序と意味

順序は必ず、①バイクの名義変更 ②自賠責保険の名義変更の順序となります。

相手から必ず「譲渡証明書」または「廃車証明書」と一緒にバイクを譲り受けますよね。

無くした場合はこちらをご覧ください↓

廃車証明無くした!

バイクの廃車証明もしくは譲渡証明を無くしたら!紛失!125cc未満編

ページコンテンツ廃車証明もしくは譲渡証明を無くしたら する事廃車証明および譲渡証明で必要な情報車両情報|(AF61・AF67の場合 ...

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1:バイクの名義変更と必要書類

譲渡証明書」または「廃車証明書」を持って交付申請書を提出して、「ナンバープレート」をもらいます。
印鑑が必要です

ここで冒頭に言ったナンバープレートはそのままで名義だけ変更は出来ないのか?という所なのですが出来ませんんので新規のナンバープレートとなります。

すると、自賠責保険の証明書にはバイクのナンバープレート記入が必要ですのでこれが書き換わる事になります。

もちろんメインは車体番号での管理ですので補償内容のお金自体は降りますが、事故を起こしたときに自賠責保険の名義変更をしてない場合、事故処理より先にこれなぜナンバープレートが異なるかの証明手続きから開始となるので再度譲渡証明書を提出したり、前持ち主に連絡をとったりという処理をさせられます。

新規交付書を無くす人・捨てる人はそういないでしょうけど、譲渡証明書は新規交付書類をもらったら捨てる人もいるはずです。

この時、自賠責保険の名義変更してない場合は書類無くしましたとかになると、事故処理もどんどん進んでいくのに保険の方でとんでもなく時間がかかり面倒な事になりますので、そうならない為にも自賠責保険の名義変更はしておきましょう。

もう一度、お金が降りるからいいやではなく、契約のルールです。

多分前持ち主・保険会社・事故の相手、全てに時間かかるので全員から嫌われるでしょう。

 

2:自賠責保険の名義変更と必要書類

ネット・コンビニなどで加入した場合、自分の足で最寄りの支社・営業所窓口へ行く必要があります。

必要なものは以下の4点

  1. 自賠責保険証明書[原本]
  2. 新規登録受付書
  3. 損害賠償責任保険承認請求書
    (行った時に窓口で貰えます)
  4. 前名義人・新名義人の印鑑

が必要です。

これは譲受人のみでも出来ますが、「相手の印鑑を預かる」必要が有ります。

既にバイクの名義変更での持ち主証明は提出書類で出来ているので、印鑑を預かって捺印する形が認められています

 

名義変更するという事は自賠責保険期間が残ってるという事になるので、プレートに貼るシールを剥がして再利用しても良いですが粘着力が心配の為、新しいの下さいと言えば頂く事が出来ますので新品のシールをもらってください。

あとは新ナンバープレートに、自賠責保険シールを貼れば「バイクの名義変更」と「自賠責保険の名義変更」が同時に完了します。

同時にと言っても、行く場所も最寄りの市区町村役場と自賠責証明にかかれている会社の営業窓口と、2つの場所にいかないといけないのは確かに面倒ですが、必ずしておきましょう。

 

自賠責保険に入って無くて公道を乗った場合どうなる?|2021年時点

冒頭にも言いましたが今は自賠責保険に入ってない場合、1年以下の懲役または50万円以下の罰金と違反点数6点で一発免停です。

自賠責保険の証明書は所持していなかっただけでも30万円以下の罰金です。

ちなみに事故を起こさなくても何らかの別件事故などで現場で「はい自賠責証明書見せて~」と警察に言われた場合、所持してないだけでも30万円以下の罰金となってます。

車体に載せておかない原則としては「原本」となります。

あまりにも保険に適当な人が乗り過ぎてるので、もう昔とは異なりますね。

ちなみに共済型で5年で入るとかなりの割安になります。
そして今までのストックもあるはずですが、自分が事故した場合は人のお金と自分のお金から死亡させたら3000万・その他120万まで等が条件により払われますので、事故率が上がりまくり支払いより多くなると、「国内乗り物数×加入者支払い金額 > 事故支払い金額」構図が保ててれば今後もこのままだと思いますが、車両自賠責保険はバイクや自動車に乗ってる人たちだけが分担してますので構図が変化してくれば当然自賠責保険の料金も変化していくはずです。

ただ逆構図でも今後安くなることはまず無いでしょう。

 

※自賠責保険は強制保険ですので最低限ですが、人身事故をおこしたりすると、自賠責の上限なんてすぐに到達して全くお金が足りなくなります。任意保険の加入もお忘れなく!

 

実際に名義変更の為の動画編アップしました。

 

これしとかないと「事故した時」に確実に後悔することになります。事故なんてしないよタイプの人間は乗るべからず!
ひろし整備人

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