今日は2stキャブレター車のヤマハメイト50の症状別トラブル修理です。
現場から、午前に整備したバイクが午後前に動かなくなったと連絡がありました。
ひ~💧キャブ掃除しただけだよ!ど~ゆ~こと!?
という事で、謎を解くべくさっそく現場から引き上げてきました。
【YAMAHAメイト】2stキャブ車のあれこれ
2stのメリットは修理が簡単な所ですが、弄れる部分も多く逆に沼にハマる人も居ますよね。
今回はわざわざ引き上げて来たのに、お~いまじか!?( ̄▽ ̄;)
という今回は人的ミスが原因でした。
2stキャブ車では勿論付いてない車両もありますが、燃料コック(フューエルコック)が存在ます。
整備の時、触る人もいれば触らない人も居ますがヤマハメイトには付いてます。
因みに燃料コックには重力型と負圧型の2種類あり、メイトは負圧型燃料コックが付いてます。
エンジンかけない限りはガソリン落ちてきませんので触る必要ありませんが、ジャイロの癖でくるっと捻ってリザーブ状態で作業してすぐに現場に送り出しました。
お~い。。。。
リザーブタンクはガス欠してから回すもので、原付の場合はそこから10km位は走れるのでガソリンスタンドを探せるという予備タンク用のコックです。
そう、つまりメインタンクではなく予備タンクで送り出したのでその辺の事知らない業務員さんから連絡があり、午前に出したのに午後前にはエンジンがかかりませ~んとなったわけです(笑)。。。。
せっかく車で乗っけて引き上げて来たのですが、原因は「燃料コック」で、犯人は「私」という事が判明。
ごめんなさい。。。
とはいえ、ここで謎の現象発生。
メイトの燃料タンクの謎
起きた事象と考察
※普通ガス欠はリザーブが空になったら終わりです。(この時メインも空と考えるのが普通)
ですが、メイトの燃料タンク内の造りが分からないので割らないと確定出来ませんが、コックをリザーブにして、リザーブが空になりガス欠しました。
そしてガソリンスタンドに行くと、なんとタンクには燃料が入っている状態(半分より上程度)。
つまりですよ、タンク内で部屋が分かれていてメインタンクとリザーブタンクがあるという以外考えれないのです。
ただし燃料注入口はメインに一つです、という事は仕切りの天井側が少し低めに作られててこういう状態なのかな?
すみませんこれについては確定できませんが、上記現象は事実ですので分かる方いらっしゃいましたら是非教えて下さいm_m
注意;見にくいメイトの燃料コックの向き
そして上げておきますが、メイトのコックの向きはレバー側矢印タイプなのでこうです。
めちゃくちゃ見にくい。歳取るとみえん。。。
見てきた限りでしか話せませんが、どちらかというとレバー(持ち手)側の矢印刻印タイプより逆の方が多いです。
症状別トラブル修理作業動画はこちら
今回の作業(では無いですが)トラブル動画です。