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今日はホンダベンリィのドライブプーリー取付の時にインパクトでさささっとしてたらミスをやらかしました。
今回は症状別トラブル修理としてますがただの自分の整備ミスですね。
が、DIY整備する人でクランクシャフトねじ山に関しては舐めたり潰したりかなり多い症状・いや、ミス登竜門の一つでもあります。(※今回はギア溝舐め)
今回ウェイトローラーの実験をしてたので5回10回と開け閉めするのですが、その際きちんとドライブフェース・ファン・スターターラチェットのギア山がクランクシャフトの溝とかみ合って無くて無理矢理回し締めた状態となり、クランクシャフトからドライブフェースが抜けなくなりました。
これの救出です。
2stHONDAバイクでは部品に余裕があるので起きた事は無いですが、どうも4stHONDAバイクの場合はお問い合わせ数から見ても多いようですので注意喚起しておきます。
相手側がクランクシャフトなので、簡単な注意おこたることから一気に重大なミスへと繋がります。
状況次第ですが、最悪はエンジン腰下バラシの可能性もありますので重々注意が必要です。
腰下エンジンバラシになるとバイク屋に頼むと内容云々関わらず5~10万円コースとかになると思います。
この凡ミスでエンジンの要クランクシャフト交換は地獄絵図ですよ。
地べたに座っての作業なのでパパっと早く終わらせたいのは判りますがゆっくりと、急いでる時こそ初心忘るべからずの典型です。
ベンリィ:ドライブ側プーリーギア噛み症状はこちら
まずは状態を見てみますが、ドライブフェースギア山は多分鋼鉄で何ともなかったですが、クランクシャフトのギア溝が玉状になってるの分かりますでしょうか?
ギア山一つづつに、0コンマ数ミリ丸い塊が出来てしまいました。
この前にはドライブフェースファンも抜き取れなかったのですが何とか時間かけて抜取りが出来ましたが変形しました。
こうなると二次被害犠牲が出たとしても何としても取るしかありませんし、もしくは腰下までエンジンバラシてクランクシャフト交換まで場合によっては必要な時もあるかもしれませんよね。
今回は何とか試行錯誤しながら、外掛け式ギアプーラーで死闘の末外れましたが、丸っと一日潰れました。
半分は一か八かでしたがやるしかないのでやりました。
もう一度奥まで入れて抜いてを10回くらい繰り返してある程度スムーズに抜き差しできるまで、少しでもクランクシャフトのギア溝を綺麗にして何とか完了。
ベンリィドライブ側プーリー取付時の注意点
今回のミスの原因は3点の部品「①ドライブフェース・②ファン・③スターターラチェット」にギア山が付いてますがしっかりと奥まで入れれてない状態でインパクトで無理やり締めた事で起こりました。
特にベルトが後ろから手前に押してくるので締める直前まで確認しないと無意識にギア同士が外れてる事があります。
今回のミス対策
このミス対策としては、手順を先にプーリー側を全て組む事でかなり改善しますので、ベンリィの場合はベルト含め全てドライブプーリーを組んだ後にクラッチ側を組むことをお薦めします。
これはベンリィの整備マニュアルにもそうなってました。
が、私の癖で先にクラッチ側をベルトを通してはめ込みその後にプーリーを装着してしまうので、逆にして「プーリーを先に固定してからクラッチを装着」する事で防げます。
ただしベルトの関係でクラッチが入れにくくはなりますがこちらは舐める事がありませんので安心です。
もちろんプーリーから入れてもしっかりベルトをプーリー側へ持って来てベルトが緩んだ状態で締めれば良いのですがつい横着してしまうんですよね。
全ての車両そのやり方(プーリー→クラッチの順)が良いのかもしれません。
インパクトとクランクシャフトについて
インパクト多様でクランクシャフト周りをやらかす整備ミスはDIYの人はかなり多いはずです。
今回の直接の原因はインパクトはなく、プーリー側へベルトを持って来ずに、締めた後のギア噛み合いの確認ミスですが手工具だったら多分ソケット入れる時に気づいていたかもしれませんね。
あとは打撃の蓄積によりクランクシャフトが歪んでくるという報告も頂いておりますので、便利優先しすぎて横着になりやすいものでもありますので、適材適所使用にご注意下さい。
本来のインパクトレンチは打撃入れる場合は緩める場合のみの為の工具です。
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今回救ってくれた工具はこれ
今回はプーラーで外れたので良かったですが外れなかったらドライブフェースをグラインダーで切断して、ギア山一つ一つ削っていくしかないのかなと。。。
考えたくもないうまくいくかどうかわからない事で一週間は潰れそうです。。。。。
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