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久しぶりのジャイロX[TD02]の症状別トラブル修理です。
今回は地面に「緑のガソリンが漏れてます!!!💦」と連絡があり見てみると当然の冷却水漏れでした。
今回はこの修理作業です。
冷却装置の構造等を理解するにはオーバーホールが一番速いです。
チェック:ジャイロX冷却装置OH
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【ジャイロX】冷却装置のオーバーホール|冷却水・サーモスタット・ウォーターポンプ・ラジエータ(フィン)の点検交換清掃方法
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当然、冷却装置のオーバーホールでも良いですが今回はピンポイント修理です。
冷却水漏れの修理方法[※動画参照]
1:原因箇所特定作業
※冷却水は有害物質ですので漏れた時に分かりやすいように「赤や緑」等、色が付けられてます。
エンジンをかけたままなるべく部品を外さずに原因箇所を特定していく。
特に漏れやすいのはココ
特に漏れやすいのは以下の3点。
その他で漏れやすいのがシリンダーヘッドガスケットの部分です。
異常に冷却水の減りが速い人はシリンダーヘッドガスケットに加えて、サーモスタットO-リングも確認✓。【※動画参照】
2:バラシ作業
まずはラジエーター・リザーブタンク共に冷却水を抜く。
3Pカプラー外して、「ウォーターホース」・「サーモスタッドカバー」・「サーモスタッド」を外す。
3:部品交換
漏れていた場所の部品の劣化度を確認して、必要あらば交換。
今回私の漏れていたのはサーモスタッドカバーシールとウォーターホースBの2ヶ所でした。
※サーモスタッドカバーシールには向き・裏表注意が必要です。
分からない人は必須➡参照:【水冷車全般】冷却水漏れの注意点と気を付けるポイント>>
4:組立て・確認作業
あとは丁寧に組み立てて下さい。
組み立て方はこちら参照>>【ジャイロX】冷却装置のオーバーホール|冷却水・サーモスタット・ウォーターポンプ・ラジエータ(フィン)の点検交換清掃方法
確認作業は最初と同じくエンジンを掛けた状態でします。
アイドリングでエンジンを温めてサーモスタッドが開くのを待ちます。(※温度的にアイドリングで開くかは分かりませんが何れにせよ待ちます)
ウェスなどを敷いて一滴も漏れてこない事を確認。
これで今回の冷却水漏れ修理作業完了です。
ジャイロX[TD02]冷却水漏れ修理に必要な部品・工具類
部品類:
●サーモスタッドカバーシール
純正番号:19305-GET-013
●サーモスタッドO-リング
純正番号:19301-GET-000
●ウォーターホースA
純正番号:19501-GET-000
●ウォーターホースB
純正番号:19502-GFZ-000
工具類:
●冷却水|LLC直タイプ
純正指定は希釈型ですが、直接入れるタイプの方が楽で規定量入れて終わり。
高価なもの入れての満足よりも大事なのは安物でも定期的に交換してあげる事の方が圧倒的に大事なのはエンジンオイルもある意味共通です。
使い分けてますが最近こっちが多いです。
ジャイロX[TD02]症状別トラブル修理:冷却水漏れ修理作業動画
今回の症状別トラブルにおける、冷却水漏れの修理動画です。