クロスカブ/CC110[JA45]

【クロスカブ/CC110】リレーvsデイトナD-unit装着方法|一般的コイルスイッチリレーvs電子制御リレー

2022年1月7日

今日は電装品装着における一般的な電源取りコイルスイッチリレーとデイトナから販売されてるD-unitを比較してD-unitの装着方法をしたいと思います。

D-unitWR(防水タイプ)のメリットは誰でも簡単に接続できて、電源管理が一か所で管理できることにありますので実際に装着しました。

一方、コイルスイッチリレーは一般的なの一番バイクでも車でも使用されてますので情報も色々出回ってますが、配線繋ぎに関してはシンプルながらも電気かじってない人にとっては分かりにくいというデメリットもあります。

どちらもどのバイクにも使用可能ですので、接続ついでに軽く見てみます。

 

コイルスイッチリレー vs 電子制御リレーD-unit WR

電磁石コイルスイッチリレーのメリット・デメリット

  • 車・バイク共に一番流通してるので低コスト。
  • バッ直の間にリレー(コイル電磁石スイッチ)を入れるので大容量電源。
  • ヒューズ別付けの為かさばる。
  • 複数電装品つけるべく増設したい場合かさばる。
  • 間違えやすい。
  • 振動・雨風に弱い。

 

電子制御リレーD-unit WRのメリット・デメリット

  • 一般的ではないため少し高い。
  • バッ直の間にリレー(電子制御)を入れるので大容量電源。
  • WR防水タイプのみ電子制御の為ヒューズ不要分がコンパクトになる。
    (※特許的制御らしく信用できない場合はヒューズをつけて使用して下さい)
  • 複数電装品装着が簡単かつ一か所で管理できる。
  • 防水の為、外でもOKかつ誰でも装着可能。
    (※スタンダードタイプはヒューズインで大きく電子制御無し物理制御・振動強度不明・外付けの場合必ず配線を地面側にする事

簡易的に見るとこんな感じでしょうか??

ポイント

※D-unitには種類があり「スタンダード」や「防水バージョン[※今回]」、「常時電流付きバージョン」等あります。
※特許電子制御は防水WR(ウォーターレジスタンス)タイプのみ。
※電子制御信用できない人はバッテリーとDunitの赤線の間に物理的に後付ヒューズを装着すればOK。
※防水タイプは3つギボシありますが、スタンダードと違い3つの合計で240wなので一つから大きく取る事も可能なのでかなり便利でヒューズ飛びも無いので交換も必要無いという便利さです!

 

 

電子制御リレーD-unit WRユニットの取付方法

クロスカブ/CC110のカウルの外し方

今回はCC110ですが各々のバイクにより異なりますが「バッテリーまで到達」して下さい。
※今回はカメラ見やすくする為にフェンダー以外全て外します。(CC110はバッテリー口が細いので全外しをおすすめします)

①10mmでシート外すと作業しやすいです。

②センターリッドの2カ所のネジを外す。

③ここはシート下カウル固定ネジです。

車体左側:ネジを外す。

前面:フロントカバーのネジを外す。

車体右側:ネジを外す。

⑦後方下側からクリップを2つ外す。

⑧ハンドル下カバーを広げながら外す。

⑨フロントカバーを上へ引きながら外す。

⑩あとはカバー・カウルを外す。

⑪シート下はネジ留め部から浮かして前方へ。

⑫車体向こう側も同様。

※ここまでカウルを外すのは最初だけですので綺麗にしておいた方が良いと思います。

 

 

装着のポイントと手順

結局はバッ直なので大元の電源取りは簡単です。
※ACC(キー連動)信号をどこからとるかですが、「ヒューズでも良い」ですし、「カプラーでも良い」ですし、「ホーン等配線途中からでも良い」ですし、電流をとるのとは異なりますので、(-)線考えるのも不要でキーON・OFFと反応する場所を探せばどこでもよいです。

今回は人のバイクの為、既存カプラーよりACCを取ってます。

①D-Unitを装着していきます。

②端子付き線は赤を(+)・黒を(-)へ繋ぐだけ。

ACC信号(キー連動)は今回は純正2Pカプラー位置から取ります。

④2Pカプラーを一つづつ検電テスターを当てて、キーON時に通電するACC側を使用します。

CC110電装注意ポイント

クロスカブ/CC110の純正サービスコネクタ位置

※分からない人は【※動画参照】下さい。

サービスコネクタはバイクにより異なり、無いバイクもあります。
CC110はメーター下から引かれて用意されています。

ACC側にギボシやカプラーを挿し込み、キーON・OFF連動信号をとります。

ヒューズや配線分岐させてとっても良いです。ヒューズACC取り方法はこちら参照>>
今回は人のバイクなので傷つけ加工不要の場所を使用してます。

⑤ネジ2つを外してバッテリーカバーを開ける。

⑥赤端子をバッテリープラスへ装着。

⑦黒端子をバッテリーマイナスへ装着。

⑧必ずタイラップ等で固定する事。

⑨今後は全ての電装品をここで脱着可能です。

⑩カウルを組むとここです。

 

最後に検電テスターで、キーと連動する事を確認して作業完了です。

 

これで、今後はセンター位置でバッ直分の電流を一か所で管理できて、脱着可能となります。
次回はこれに社外グリップヒーター・USB電源を取り付けていきますが、こんな感じで最初から複数の電装品を装着する事が決まっている人は、一般リレーよりもD-Unitの方がおすすめできます。

※D-unitは接合部がギボシなので、純正指定型カプラー品を購入しなくても、社外品などオールマイティにかつどのバイクでも可能なので対応がしやすいです。

 

 

電源取りデイトナD-Unit装着に必要な部品・工具等

部品類:

●コイルスイッチリレー(一般的)

一般的に一番流通しているリレーですが、別にヒューズ等は自分で購入加工して付けてあげます。

エーモン(amon) リレー 4線(4極) DC12V・240W(20A) 3235

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●D-unit WR電子制御リレー(電源ユニット)

今回使用したのはこれ通常(スタンダード)タイプは一個一個ヒューズ管理されてますが、防水タイプは電子制御なのでコンパクトです。
コイルスイッチと異なりこれ一つで全てインされている、リレーというより電源取出しユニット(一式)です。

 

工具類:

この辺りは電装品DIYする人は持っておいた方が良いセットです。

●検電テスター|通電テスター

ACC探しや、通電のみを気軽に確認できるテスターです。もちろん通常の数値電気テスターでも可能です。

 

●電工ペンチ

私も使用しているDIY定番電工ペンチです。

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●ギボシ端子セット

サイズ注意一般的0.25~0.5sq線用を探してみて下さい。

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●エーモンダブルコード・0.5sq線

 

 

コイルスイッチリレーvs電子制御D-Unit装着装着作業動画

今回の作業動画ではD-unitを使用しましたのでこれの取付方法です。

 

D-unitWR防水タイプは電子制御部分がどこまで信用できるかという所です。
ひろし整備人

 

色々な電装品・電源取り等パターン

【電装品第一弾】純正コネクタ編|※サービスコネクタ付バイクならどのバイクも可能
シガーソケットの装着:こちら>>

【電装品第二弾】社外コネクタ増設編※サービスコネクタ付バイクならどのバイクも可能
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③・④【電装品第三弾・四弾合同】ホーン・ヒューズ配線編※どのバイクも可能
フォグランプ:こちら>>

⑤・⑥【電装品第五弾・六弾合同】D-Unit装着編※どのバイクも可能
電源ユニットD-unit装着方法:こちら>>

⑤・⑥続編【電装品第五弾・六弾合同続編】D-Unit装着編※どのバイクも可能
グリップヒーター・USB電源ソケット装着方法:こちら>>
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※CT125/その他バイクの人も
参考:電装品の電源の取り方色々はこちら>>

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