ハンターカブ/CT125 [JA55]

【ハンターカブ/CT125】フォグランプ装着方法|ホーン・ヒューズ電源取りの色々

2021年12月31日

今日はHONDAハンターカブCT125にフォグランプを付けてあげました。

フォグランプの有効性に関しては、ヘッドライトがハンドルと連動するハンターカブよりも兄弟車であるクロスカブCC110の場合はさらに有効です。

特にどちらもヘッドライトが暗いという評判ですが、クロスカブに関してはカーブを曲がる時ハンドルと連動しませんので峠などでは正面しか照らしませんのでハンドルと切った先が暗いので運転しにくいというのも有ります。

その時に役立つのがフォグランプですが、コンセプトは補助的なライトですのでスイッチも配線かませて作りました。

本来のフォグランプはヘッドライトの追加光量ではなく、霧の日等の為の黄色が多かったですが、時代と主に色々と定番の考え方も変化している事が解りますね。

私も今回は黄色では無く白系フォグランプを購入しました。

それでは早速作業開始です。

 

ホーンでの電源の取り方

20年以上前の古いタイプのフルカウルバイク・スクーターとかだとメリットはありますが、4stのFi車の場合は特段メリットが無いのと・間違いやすいのと・手間が多くなりますのでしない方が良いですので説明だけで実際はしません。
その場合はヒューズから電源取る方が確実で・簡単で・早いです。

①+・-線の+側から黒い被覆線を取り出す。

②この中ですが防水カバーをカットして探す。

③左スイッチBOX開けると分かりますが「黒」線がスイッチより手前の線となってます。

④※「緑」線に繋ぐとホーンを鳴らした時のみ点灯するので注意。(CT125はホーン端子側直付も同様)

注意ポイント

あくまでスイッチよりも手前の配線に繋ぐ必要があります。
フルカウルスクーターなどの場合はこの防水カバーが途中までのが多くギボシなどでの分岐加工がしやすいのですがこれが場所・防水戻しも厄介です。

という事で現実的にはしない方が良いのでしませんが、ホーン配線を探してこんな感じで分岐平型端子ハーネスを使用して造っていけばOKですが、このタイプのバイクの場合は電工ペンチもギリギリでの作業となりますのでおすすめしませんというより、まずする人は居ないと思います。

※ちなみに兄弟車のクロスカブCC50/110は黒配線が平型端子近くまであるので簡単ですが推奨はしません。(非推奨)
参考:クロスカブにグリップヒーター>>

 

 

ヒューズでの電源の取り方

ホーンのように途中配線から電源取るか、根本付近ヒューズから電源取るかの違いなだけですので「圧倒的に」間違いもなく簡単なヒューズ電源がおすすめです。

①真上から見るとこうなってます。

②六角棒レンチでバッテリーカバーを開ける。

③カバー裏にヒューズボックスがあります。

④ふたを開けてACCヒューズを探します。

注意ポイント

ヒューズの背中金属部に検電テスターを当てて、キーON・OFFと確認してイグニッション連動するヒューズを探します。【※動画参照
ハンターカブCT125の場合は上から3つがACC(キー連動)にあたります。

※今回私は「10A ABS SUBヒューズ」を使用しました。

⑤ヒューズを抜き中の金具のキーのON・OFFと連動する方も調べる。

⑥電源取ヒューズのコード側をACCと合わせます。ヒューズから線が出てる方をACCに。

⑦写真のようにこの状態になればOKです。
赤線の配置方法には少しコツが必要。

⑧CT125はこの位置だと加工要らずで蓋が締まりますが車種によっては蓋を削ったり必要な事も。

これでヒューズからの電源取り作業完了

ここに付けたい電装品の(+)を繋いで、電装品の(-)を、車体フレームの金属部分かバッテリーマイナス(-)に繋いだら完了です。

 

 

フォグランプ装着方法|※動画参照

今回はフォグランプを装着しましたが電装品なんでもOKですが電力数だけは注意して下さい。(60w以下)
複数の電装品を付ける場合はなるべくヒューズからの電源取りは辞めておいた方が良いです。

※ACCから電気信号と電流取ってますので、コイルスイッチリレーは不要です。
※バッテリーから直接電流をとってるわけじゃないので大電流注意。

①フォグランプを繋ぐ。

②赤(+)・黒(-)をバッテリーでテスト。

ポイント

電装はシンプルであればあるほど不具合の対処が簡単になるので良いです。
赤を電源取りヒューズ・黒をバッテリー(-)or車体金属に繋いだら完了です。

 

スイッチ付ける人は赤線(+線)を切って、ギボシ加工してスイッチと繋ぐだけです。

 

これでバイクのキー(イグニッション状態)・フォグランプスイッチと連動しますのでパターンを試して作業完了です。

 

 

CT125/CC110:ヒューズから電源を取る場合に必要な部品・工具等

部品類:

今回は純正部品無しです。

 

工具類:

●電源取り出しヒューズ

今回のメイン。10Aヒューズ側差し替え用・配線5A管ヒューズタイプを使用しました。

 

●検電テスター|通電テスター

ACC探しや、通電のみを気軽に確認できるテスターです。もちろん通常の数値電気テスターでも可能です。

 

●フォグランプ

今回使用したものは中華激安品ですので耐久性は不明。

 

●バイクステー|ブラケット

フォグランプを固定するための物ですが今回使用したものです。

 

●エーモンダブルコード・0.5sq線

自分でギボシ等作れない人はハーネスセット買ってバッテリーに繋ぐしか無いですのでヒューズから電源とらないようにご注意下さい。
ハーネスキットはこちら>>【←今回使用してません。※必ず動画参照

 

●電工ペンチ

私も使用しているDIY定番電工ペンチです。

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●ギボシ端子セット

キジマグリップヒーター線が細過ぎてキッチリ合う物が大変ですが、0.25~0.5sq線用を探してみて下さい。

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●コルゲートチューブ

今回は1cm幅を使用しましたが、空洞筒の太さは人によりこのみや異なりますのでご注意下さい。

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※フォグ用にもスイッチ付ける人のみ

●トグルスイッチ

今回動画で使用しているのはこれです。防水が心配な人はシーリング上からすると安心です。

 

●スイッチパネル

ハンドル締めタイプでは無いので、縦方向専用ステーを使用しました。

 

 

ハンターカブCT125/クロスカブCC110にフォグランプ取付作業動画

●フォグランプ取り付け作業動画

今回の取り付け作業動画です。
フォグランプはハンターカブよりも、特にクロスカブにおすすめです。

 

●フォグランプ点けた時とのヘッドライト暗さ比較

10wでこの明るさなのでこれ以上強いのは辞めた方が良いでしょう。

 

やはり自分でした方が不具合箇所等すぐに対処出来て良いですね♪
ひろし整備人

 

色々な電装品・電源取り等パターン

【電装品第一弾】純正コネクタ編|※サービスコネクタ付バイクならどのバイクも可能
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【電装品第二弾】社外コネクタ増設編※サービスコネクタ付バイクならどのバイクも可能
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③・④【電装品第三弾・四弾合同】ホーン・ヒューズ配線編※どのバイクも可能
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⑤・⑥【電装品第五弾・六弾合同】D-Unit装着編※どのバイクも可能
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⑤・⑥続編【電装品第五弾・六弾合同続編】D-Unit装着編※どのバイクも可能
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※CT125/その他バイクの人も
参考:電装品の電源の取り方色々はこちら>>

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